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シェムリアップにある世界的に有名なアンコール遺跡公園の外国人訪問者数が減少している。クメールタイムズ紙が報じた。
アンコール・エンタープライズによると、今年1月から9月の間に160万人の外国人観光客がアンコールワットのチケットを購入しており、前年同期比で12%減少した。また、チケット販売による収入は7400万ドルとなり13%減少した。
観光省の広報官によると、中国人と韓国人の観光客が減少し、他の国籍の観光客数は安定しているという。一方で、プノンペンとシアヌークビルの中国人訪問者数は増加した。
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2020年1月からの縫製業及び製靴業の労働者の最低賃金を190ドルで落ち着きそうだ。現在の最低賃金182ドルから8ドル引き上がることとなる。クメールタイムズ紙が報じた。
労働職業訓練省によると、両当事者間で最終合意した187ドルに、フン・セン首相が3ドル上乗せしたという形で決着した。労働組合側は、政府による上乗せ額が例年より少額であることから、5ドル上乗せするよう政府に要求した。一方、使用者側は記者団に対し、「新しい最低賃金は受け入れられる」と語った。
また、労働者は最低賃金に加え、これまで同様に皆勤手当10ドル、通勤および住宅手当7ドルが保障されるほか、カンボジアの社会保障制度である国家社会保障基金(NSSF)が義務となる。
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教育・青少年・スポーツ省は今日、受験者の68.62%に当たる7万9052人が高校卒業試験資格に合格したと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省によると、合格者率は前年の67.0%から1.62ポイント上昇した。なお、合格者の内訳は、グレードA判定が443人、B判定が2430人、C判定が5847人、D判定が1万4100人、E判定が5万6232人。A判定を受けた者の数は、前年408人から35人増加した。
また、A判定の者のうち、プノンペンからの受験者が141人、次にシェムリアップ州38人、バッタンバン州32人、タケオ州29人、コンポンチャム州27人、コッコン州とモンドルキリ州、ウドンメンチェイ州が各1名だった。
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労働職業訓練省のイット・ソムヘーン大臣は昨日、サウジアラビア大使との会談の後、サウジアラビアでメイドとして働くためにカンボジア人を送り出すことに消極的だと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
最近、カンボジアの元政府高官がサウジアラビアに違法な手続きでメイドを送り出した事件で有罪判決を受けており、イット大臣は、海外にメイドとして働くカンボジア人に対する多くの虐待事例があるため奨励していないとし、「建設、農業、工業での送り出しを勧めたい」と述べた。
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プノンペン都は、公務員と低所得者を対象とした比較的安価な住宅建設への投資を中国人投資家に呼びかけた。クメールタイムズ紙が報じた。
プノンペン都のコウン・スレン知事は3日、李金松(リー・カム・チュン)理事長が率いる世界客家ビジネス協会(World Hakka Business Association=WHBA)と会談し、住宅建設に投資すれば都は支援すると語った。
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コウン知事は、「住宅プロジェクトの予定地は、都内中心部から50~60キロメートル、車で45分から1時間のところにあるプノンペン都郊外に位置する。協会が同意すれば、都は建築材料の輸入を免税されれうよ ... [続きを読む]
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経済や不動産部門の専門家らは、観光業の成長などの要因により、ホテル部門への投資先としてカンボジアは最適な場所の1つだと語った。クメールタイムズ紙が報じた。
アジア開発銀行(ADB)の主任エコノミストであるジャイヤント・メノン氏は、「急速な経済と観光の成長により、ホテルやより広いホスピタリティ産業への投資は、現在カンボジアで財政的に魅力的だ」と述べた。しかし、同氏は、「ホテル開発は大規模な長期投資で、ゼロから1にするために数年かかることがある。現時点では魅力的でも、ターゲットとなる特定の場所で竣工する数年先の需要を引き出すためには、デューデリジェンスが必要だ」と付け加え、投資家は急ぐべきではないと指摘した。
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