(c)Khmer Times
カンボジアにおけるカジノの税収は、2018、19年にそれぞれ5千万ドルに上ったが、今年8月にフン・セン首相が発令したオンライン賭博を禁止する法令の影響により、2020年のカジノ税収は減収となるのではと、今月22日に行われた2020年国家予算に関する会議で経済財政省のオーン・ポーンモニロット大臣が指摘した。クメールタイムズ紙が報じた。
オーン大臣は、法令は悪徳なビジネスの防止と国家の経済安定を意図したものであるとし、「オンライン賭博を除く中国からの投資は国家にとって必要である」と述べた。
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国土整備・都市化・建設省の報告によると、カンボジアの建設投資における今年1月から9月の間の実績数値が軒並み好調だ。クメールタイムズ紙が報じた。
同省により承認された建設プロジェクト数は3433件と前年同期2541件から35%増加、また投資総額は65億ドルと前年同期48億ドルから35%増加した。延床面積は1300万平方メートル以上と、前年同期1070万平方メートルから増加している。
2000年から今年9月末まで累計すると、4万6991件の建設プロジェクトを承認し、総投資額は480億ドルに達したと同省は報告書に記している。
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国土整備・都市化・建設省は、今年1月から9月までの間の建設業に従事する労働者の数が、前年同期比で30%以上減少したと報告した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省によると、1月から9月までの建設業に従事する労働者は、1日平均で約15万人を記録しており、このうち4万3500人ほどがプノンペンで就業している。前年同期が1日平均で約22万人であったことと比較すると、約30%以上減少したことになる。
また収入について、非熟練労働者は1日あたり7.50ドル~10ドル、熟練労働者は1日あたり10ドル~15ドル、エンジニアや建築士など専門職種は月額400ドル~2500ドルだった。
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シェムリアップにある世界的に有名なアンコール遺跡公園の外国人訪問者数が減少している。クメールタイムズ紙が報じた。
アンコール・エンタープライズによると、今年1月から9月の間に160万人の外国人観光客がアンコールワットのチケットを購入しており、前年同期比で12%減少した。また、チケット販売による収入は7400万ドルとなり13%減少した。
観光省の広報官によると、中国人と韓国人の観光客が減少し、他の国籍の観光客数は安定しているという。一方で、プノンペンとシアヌークビルの中国人訪問者数は増加した。
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2020年1月からの縫製業及び製靴業の労働者の最低賃金を190ドルで落ち着きそうだ。現在の最低賃金182ドルから8ドル引き上がることとなる。クメールタイムズ紙が報じた。
労働職業訓練省によると、両当事者間で最終合意した187ドルに、フン・セン首相が3ドル上乗せしたという形で決着した。労働組合側は、政府による上乗せ額が例年より少額であることから、5ドル上乗せするよう政府に要求した。一方、使用者側は記者団に対し、「新しい最低賃金は受け入れられる」と語った。
また、労働者は最低賃金に加え、これまで同様に皆勤手当10ドル、通勤および住宅手当7ドルが保障されるほか、カンボジアの社会保障制度である国家社会保障基金(NSSF)が義務となる。
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教育・青少年・スポーツ省は今日、受験者の68.62%に当たる7万9052人が高校卒業試験資格に合格したと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省によると、合格者率は前年の67.0%から1.62ポイント上昇した。なお、合格者の内訳は、グレードA判定が443人、B判定が2430人、C判定が5847人、D判定が1万4100人、E判定が5万6232人。A判定を受けた者の数は、前年408人から35人増加した。
また、A判定の者のうち、プノンペンからの受験者が141人、次にシェムリアップ州38人、バッタンバン州32人、タケオ州29人、コンポンチャム州27人、コッコン州とモンドルキリ州、ウドンメンチェイ州が各1名だった。