(c)Khmer Times
観光省の最新の発表によると、2017年におけるカンボジアの観光業の収益は、13.3%増の36億3000万ドル。外国人旅行者数は560万人で、2016年に比べて11.8%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。
観光省統計局の責任者は、観光客数と収入の増加は特に中国系の航空会社の増加が要因だと指摘し、「2017年の観光客のうち、120万人が中国人観光客を占めている。2018年に少なくとも600万人、2020年には700万人、2025年には1000万人の海外からの観光客を迎え入れる」と語った。
同省は中国語ガイドの増加などの具体的な成果を挙げ、「カンボジアによる中国向けの戦略は、訪問者の誘致に非常に成功している」と述べた。
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マエン・サムオーン副首相はカンボジア文化芸術省に対し、大規模な予算を投じてカンコールワットのドキュメンタリー映画を製作するべきだと語った。クメールタイムズ紙が報じた。
マエン副首相はその理由を、カンボジアのこれまでの努力と祖先のためにだとし、加えて「この映画は利益をもたらし、全てのカンボジア国民を元気づけるだろう」と述べた。
同副首相はこのアンコールワットを題材としたドキュメンタリー映画を製作するにあたり、「カンボジアの多くの未登録の遺跡を登録する必要がある、また予算を集めるために私人の協力を広く求めなければなりません」と政府内外へ協力を呼びかけた。
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現地で新事業を起こす企業を応援するために、どのような政策が必要かを討論するイベントがプノンペンで開かれた。クメールタイムズ紙が報じた。
このイベントには、起業家、経済学者、投資家、政府関係者、通信会社など、100を超える各分野の有識者が参加し、主に議論されたのは、税金、資金の調達方法、政府の役割、規制の枠組み、ビジネスコーチングの5つだった。
郵便電気通信省の長官はこのイベントの参加者に新事業の展開に積極的な姿勢を取るように求め、「新しい事業の立ち上げは、投資家の誘致と経済の成長を促し、国を発展させる要因となる」と語った。
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モンドルキリ州は2月1日、鳥インフルエンザ(H5N1)が発生した疑いがあると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
モンドルキリ州当局は、同州で飼育されていた60羽以上のニワトリに病気の徴候があったとし、「検査の結果はまだ得られていなが、現在、村人たちに注意を促している」と述べた。また、消毒剤を散布し対応したと語り、今のところ感染した村人はいないと報告した。
農林水産省の報告によると、2017年には家畜飼育農場で殺ウイルス性の消毒剤を約40万回散布し、H5N1の感染が4例があった。しかし、今年1月初め、プノンペンのセンソック区で新型H5N1が発見され、約300羽ニワトリとカモが殺処分されている。