カンボジアに進出する日系企業のための
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キーワード「business」 で、3802件のニュースがヒットしました。

    •  原油価格がグローバル投資銀行の予想を大幅に下回ったにもかかわらず、シンガポールの石油・ガス会社のクリスエナジー(KrisEnergy)は、カンボジア沖にある有望な海上油田鉱区「ブロックA」をこれまで通り生産に向け進めていくと伝えた。同社のカンボジア支社長であるKelvin Tang氏は、原油の実勢価格低迷が続く中、カンボジア政府との最終合意は未だされておらず、生産は2018年以降になると語った。  13日の水曜日、グローバル原油価格の国際指標となるブレント原油のスポット・レートは1バレル約30ドルを記録した。米国とEUの対イラン経済制裁解除を受け、イラン国営石油会社が原油増産を指示したことにより、中東のサウジアラビアとイランとの関係はより一層緊張した。中国の需要減退とグローバル市場へ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年1月25日
      原油 油田 クリスエナジー
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアへのクロスボーダー取引が2015年、前年比で大幅増となった。カンボジアの大手金融機関のアクレダ銀行、ウェスタンユニオン社は2015年にタイから計140.8百万ドル送金があったとプノンペンポストが報じた。2014年の95.5万ドルと比較すると47%の増加となる。主要因はカンボジア人出稼ぎ労働者による送金量の急増に起因するという。  世界銀行の2016年度移住送金ファクトブックによると、カンボジアへの送金額は2014年377万ドルから2倍増の2015年731万ドルに到達しているとされる。  一部の経済学者は、カンボジア国外からの急速なお金の流入がインフレに繋がると警鐘を鳴らしている。さらに、労働者の国外流出がカンボジアの国際 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年1月24日
      アクレダ銀行 労働問題 出稼労働者 ウェスタンユニオン
    • (c)Phnom Penh Post  13日、関税局は特定商品の関税率の変更を発表した。この関税率変更の中には、税率が増加する品目は自動車関連の他に原材料およびガソリン、タバコなど。玩具や本など税率が下がる品目もある。なお、4月1日から有効となる予定で、輸入した際にかかる付加価値税(VAT)は現行の10%で変わらない。  自動車にかかる関税は車種により異なっており、過去には最低10%~であったが、現行は15~25%。今後車種によりさらに最大65%まで上昇する模様。一部の販売代理店の責任者からは、買い控えによる自動車市場に与えるマイナス影響を懸念する声もある。  ASEAN統合によりカンボジアは今後関税の撤廃を進めていく必要があるが、今回の税率変更は、タイからの輸入に大 ... [続きを読む]
    • 法律
        2016年1月22日
      タバコ 貿易 関税 自動車
    • フン・セン首相は右から3番目。第26回ASEANサミットでASEANの指導者達との写真のためにポーズ(ロイター)  計画立案からほぼ十年という歳月を割き、AEC(ASEAN経済共同体)が発足した。しかし経済学者たちは、統合に向け国内外に残る数々の問題への対処が完了するまでは、カンボジアに好影響があるとは言えないとしている。  「劇的な変化が訪れることはしばらく無いでしょう。AECが完全に機能するようになるまでは今後10年ほど準備にかかるのでは無いでしょうか」とアジア開発銀行(ADB)圏域統合事務所のジャイアント・メノン氏は今月初めのインタビューで述べた。  AECはASEAN内の10カ国を統合し、世界7位の地域経済圏を目指し、人口規模は6億人に達する見込みだ。   ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年1月12日
      AEC 貿易 首相 アセアン経済共同体 ASEANサミット
    •  2016年はカンボジアにとって変化の序章となりそうだ。世界的な変化だけではなく、圏域の経済動向にも影響を受けそうだとカンボジア中央銀行(NBC)は毎年末公表される定点報告書で見通しを発表した。  NBCの2015年版 Macroeconomic Development and Prospect報告書によると昨年の米国の堅調な成長と中国や欧州の経済の低迷が明らかになっている。さらに圏域内の競争の激化により、今後のカンボジアの耐性が問われるのではないかとしている。米国は2016年もFFレートの引き上げを続ける予定であり、これにより新興国経済に何らかの影響を与えるのではないかと見ている。  米国内の金利上昇により、投資家に対する海外ドル市場の魅力低下だけではなくドルが強まるに ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年1月11日
      縫製業 カンボジア中央銀行 NBC ANZロイヤル銀行 TPP
    • (引用:Siv Channa/カンボジアデイリー)  2015年はイオンモールの記事がトップとなりました。初の国際基準モールとなったイオンモールも開店1年を迎え、撤退組が相続く一方で新規出店組が続き、現在も100%の入居率を保持しています。この成功の恩恵を受ける形で中心街全体の商業スペースは空室率22%と、昨年同期の25%から改善している状態です。イオンモールは2018年に2号店の出店も予定しています。 1位 伸びない売り上げに撤退組続く – プノンペン・イオンモール - http://business-partners.asia/cambodia/wp/20150427/ 2位 カンボジア政府は2015年度予算を約39億ドルで起案 http://goo.gl/Jm ... [続きを読む]
    • コラム
        2015年12月31日
      イオンモール ランキング
    • プノンペンにあるウィングのキオスクでモバイル決済で現金を送金する男性(引用:Jens Welding Ollgaard/カンボジアデイリー)  2009年の登場後「ウィング(Wing)」はほぼ独壇場でその市場に君臨しており、国内数千箇所の送金所の開設を進め、モバイルユーザーに広く浸透してきたが、今年に入り多数の競合他社の参入により競争という課題に直面している。ここ6カ月で「SmartLuy」、メットフォン(Metfone)の「eMoney」、そしてタイから「トゥルーマネー(True Money)」、マイクロファイナンスを営むAMK社の「Mobile Money Transfer」が相次いで参入し、ウィングの独占市場に挑戦している。  カンボジアでモバイルマネー送金に人気がある ... [続きを読む]
    • 経済
        2015年12月30日
      金融業 トゥルーマネー メットフォン ウィング モバイルマネー Wing SmartLuy Metfone eMoney True Money AMK
    •  カンボジア中央銀行(NBC)は、小規模金融の登録を一時的に停止した。これは地方のNGO等小規模団体が事実上貸し金融(金融機関)として働いている実態に対する取り締まりの一環として登録を促していたものの、多数の申請数に処理が間に合わず一時的に登録を停止すると発表した。  1月の登録受付から既に400件の申請がありそのうち44件のNGOは既に小規模金融機関としての認可を受けた、とNBCの許認可担当官であるキーウ・ボパポウン氏は述べた。  「これまでは銀行とマイクロファイナンスのみでしたが、地方の実態調査をすると多数の団体が事実上金融機関としての役割を担っていることがわかりました。特に資金貸し出しを行っている事業所の数は増加しています。また人員が不足すると包括的な調査もできない ... [続きを読む]
    • 政治
        2015年10月13日
      カンボジア中央銀行 NBC マイクロファイナンス
    • (c)The Cambodia Daily  商業省、経済財政省及び鉱工・エネルギー省の担当官は木曜日の会合で、石油各社への財務状況の提出を求めることで合意した。これは石油の店頭小売価格を世界の原油価格を反映した価格への適正化へと促すことを目的とした動きで、先月担当各省庁の合同会議を発足させたばかり。  政府及び関連省庁は原油価格の世界的な下落を踏まえ、これまでもたびたび石油各社へ小売価格の適正化を勧告してきたが関係各社からの回答には前向きなものが無く、今回の苦渋の決断に至った模様。  「民間の関係会社及び関係省庁と協議のうえ我が国に合う事業モデルを模索できればと総意を得た」と商業省のラタ氏は述べた。政府の介入を最低限にするためにも石油各社の財務状況を精査する必要がある ... [続きを読む]
    • 政治
        2015年10月11日
      商業省 鉱工・エネルギー省 経済財政省 原油 首相 ソキメックス
    •  10月8日、労働職業訓練省より最低賃金に関する省令が公布され、2016年の縫製業、被服業及び製靴業に従事する労働者の最低賃金は月額140ドル(試用期間中は135ドル)に決定された。  2015年の128ドルから9.4%増。一昨年から昨年にかけての伸び率28.0%増と比較すると小幅な伸びとなったが、現在のベトナムのハノイ・ホーチミン等都市部における月額最低賃金140ドル(月額310万ドン、10月8日為替レート換算)と並ぶ額となる。
    • 政治
        2015年10月8日
      最低賃金
    •  所得に比べて高額な電気料金、未だ限られている送電線網への接続、そして不安定な電力供給が続くカンボジアではエネルギー部門の刷新が叫ばれて久しい。そんな中政府は木曜日、ソーラー発電を今後の計画の一部に加えることで合意した。  先に行われたクリーンエネルギー会議で、持続可能開発全国協議会のKen Sereyrotha事務局次長はカンボジアの電力事情は持続可能性を考えたうえでニーズに応えるべきだとの見解を述べた。  現政権は中国が資本注入しているダムによる水力発電に傾倒しているが、国内の急激な電力需要拡大を考えた時に、ダムという一つの力に頼るのは注意が必要ではないかという見解を示した。  「過去の事例から水力発電はかなり考慮が必要な分野だと言える、更に石油やガスだけに頼る ... [続きを読む]
    • 政治
        2015年9月29日
      電力 水力発電 持続可能開発全国協議会 ソーラー
    •  汚職対策ユニット(ACU)は、2014-2015年に保健省の行ったサービスや資機材の入札に参加した7社が異常な入札を行ったと発表した。  8月5日にACUが明らかにしたところでは、建設、車両の修理、ガソリン供給、酸素の供給、出版、事務用品、などの入札において、問題となった7社は会社登録されていなかったり、従業員がいない、住所がない、など実体のない会社だっという。  入札方法に関しては、保健省は入札書類を精査せず、住所や資産の確認などもしていなかったという。さらに、一部の会社は入札のために必要な銀行保証書も添付していなかった。  ACUのアオム・ユンティエン局長によると、ACUは保健省に対し今後このような入札を行わないよう注意したと言う。 本記事は転載の許諾を得て ... [続きを読む]
    • 社会
        2015年8月10日
      保健省 ACU 汚職 汚職対策ユニット
    • (写真引用:trip advisor)  観光専門口コミウェブサイト「トリップ・アドバイザー」上で行われた投票において、アンコールワット遺跡群が「人気のランドマーク」として1位に輝いた。2位にはペルーのマチュピチュ遺跡(去年は1位)、3位はインドのタージマハルが続いている。  今回、アンコール遺跡群が第一位を獲得したが、以前にも、この毎日世界中のから何万人もの人々が利用しているトリップ・アドバイザーのサイト上で行われた投票でにおいてカンボジアは1位を獲得している。今年3月には、シエムリアップの街が「人気の観光地(ベストデスティネーション)」としてアジア1位、世界2位にランクインしており、トリップ・アドバイザーの代表が表彰のためシエムリアップを訪れたばかりだ。  同代表によると、 ... [続きを読む]
    • 社会
        2015年6月8日
      観光客 シェムリアップ 旅行客 アンコールワット
    •  カンボジアの中小企業の多くは公務員の汚職がビジネスへの阻害へとなっていると感じていることが、TIC(トランスペアレンシー・インターナショナル・カンボジア)による報告で明らかになった。  「中小企業(SME)の汚職認識報告書」と名づけられた同報告書では、中小企業に対する聞き取り調査を元に詳細な現状が浮き彫りとなった。調査対象は代表者や幹部、ゼネラルマネージャークラスで、それぞれの業種における汚職の認識の聞き取り調査を行った。  「カンボジアにおける中小企業は長らくひっそりと事業を運営してきた。正式なビジネスとして登録しているものとそうでないものもあり、そのような背景も公務員による汚職の現場に遭遇しやすい状況であるといえる」と、TIC顧問のPreap Kol氏は報告書で述べ ... [続きを読む]
    • 社会
        2015年6月4日
      商業省 ACU 汚職 中小企業