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  • 法律
  • 2016年3月11日
  • カンボジアニュース

原油価格の下落に対応する省令施行。燃料価格決定の新しい仕組み[法律]

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(c)Phnom Penh Post

 プノンペンポスト紙によると、3月7日、政府はカルテックスとトータルを含む全ての石油会社が燃料価格決定の新しい仕組みに合意し、同日付で実施に関する省令を公布、3月8日付で施行すると商業省広報官が発表した。

 政府は世界的な原油価格の変動に応じて、燃料の価格体系を確立することを目的とし、州当局と石油会社間の交渉を経て、今年1月に新案を提出していた。

 提案された仕組みでは新燃料価格は、税金、付加価値税及び地方運用コストに加え、石油価格報告機関プラッツシンガポール(MOPS)指標の平均で計算される。これよるとトータル、カルテックス、PTT、ソキメックス、テラに1リットルあたり$0.23、SavimexとBVMは$ 0.18以下、LHRは最低$ 0.15が運用コストを維持するために必要とされるという。

 広報官によると、世界的に原油価格が変動した場合、国内価格も柔軟に対応する必要があると、省令では、10日毎に石油価格が算出され、計算式の見直しのため6か月毎に政府が石油会社と会合を行う。

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