(c)Khmer Times
フン・セン首相は、最高裁判所によって解党された救国党は復活しないと語ったものの、野党出身者に対し、来るべき選挙に向け新たな政党を作り出すよう勧めている。クメールタイムズ紙が報じた。
首相は、17日に行われた労働者代表との会合で、カンボジア救国党の復活の噂を受け、最高裁判所が解党命令した同党は復活せず、また改名もないと発言。しかし、「次の選挙で民意を選挙に反映し、民主的に競争するために、偽りの宣伝活動や時間を無駄にするのではなく、新党を結成し選挙に臨むべきだ」と発言した。
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フン・セン首相は12月14日、東南アジア大会の金メダルの授与式中に、カンボジア当局者への制裁を求めている欧州議会(EP)に対して「関心がない」と述べた。クメールタイムズ紙が報じた。
欧州委員会と欧州対外行動局は12月14日、カンボジア政府関係者へのビザ発給の制限と資産凍結を正式に決定し、武器以外のすべての産品に対する無税・無枠措置(Everything But Arms)の一時的な停止の検討を発表した。
首相は、「追放された一部の政治家は、EUが与党人民党(CPP)を罰するよう望んでいる。銀行口座を凍結したいならすればいい。私は他の悪い人達とは違い、海外に資金を隠すことはない」と発表している。
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水資源気象省は、中国からの高気圧が東北地方の寒波と強いモンスーンを引き起こし、12月19日から22日にかけて10以上の州が例年よりも寒くなると発表した。
同省は、「ウドンメンチェイ州、プレアヴィヒア州、ストゥントレン州、ラタナキリ州、モンドルキリ州、パイリン州は、摂氏16~17度になるだろう」と発表している。
広報担当者は先月、「寒さは12月中旬に始まり、前年よりも長く、さらに冷たくなる。夜間は、場所によっては摂氏17~18度となり、山脈沿いは約14度となる可能性がある。山岳地帯に住んでいる人は、注意する必要がある」と話していた。