(c)Khmer Times
カンボジア国立銀行(NBC)は、首都圏外で活動する11のマイクロファイナンス機関(MFI)のライセンスを取り消すと述べ、NBCの権限により設定されている規制や法を遵守していないと主張した。クメールタイムズ紙が報じた。
NBCは、今回のライセンスの停止は、他のMFIに対して法律に従って運営し、公平に競争するよう模範を示すとしている。
カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)には、39のMFIと6の地方信用機関の計45のメンバーが所属している。CMAのローン・ポートフォリオは、177万9171口の口座で約2兆285億ドルに達している。
(c)Khmer Times
商業省は、商標など知的財産権に違反する輸出業者と流通業者を厳しく取り締まる姿勢を示した。クメールタイムズ紙が報じた。
同省は、公式ウェブサイトに他者が所有する商標の無断使用や、知的財産法に違反する製品の輸入を控えるよう警告。また、違法行為を防止するために、商標の法的所有者に対し協力を呼びかけた。
同省知的財産庁の長官は、多くの企業が知的財産法の認知不足から意図せずに法に抵触している可能性があると説明した。
(c)Khmer Times
12月27日、カンポット州の建設現場で、戦争で残された弾薬がキログラム単位で発掘された。クメールタイムズ紙が報じた。
ソマ・ナリン副市長は、「町の中心から北に5キロの建設現場で、60ミリメートルの爆弾67本、クレイモア地雷12個、モルタルの弾頭27本、ライフルの弾丸2キログラムを、作業員が発見した。すべての武器はかなり錆びており、戦争時から残されているようだ。地面から撤去した後、CMAC(カンボジア地雷対策センター)が回収した」と述べた。
CMACの責任者は、「これとは別に12月26日、カンポット県で50ミリメートル以上のモルタル爆弾と5つのクレイモア地雷を発見した」と述べた。
(c)Khmer Times
カンボジア国家警察長官は、カンボジア国家警察友好協会の年次総会で約300人の警察官を前にし、「カラー革命を打破する」と発表した。
カラー革命とは、解党された野党のカンボジア救国党(CNRP)による、政府打倒を目指すデモを意味し、2013年7月の国政選挙後に新たな選挙を求め、フン・セン首相に辞任を呼び掛けていた。
同氏は、「過去数年間、国家警察はカラー革命を撲滅しようと何十万人もの人々を集めた。軍は良好な治安と政治的安定を維持している」と述べた。
(c)Khmer Times
商業省は、スマートフォンユーザーが、市場価格や取引動向を把握できる新たなアプリをローンチした。クメールタイムズ紙が報じた。
このアプリは26日公開され、コメ、果物、野菜など、最新の市場価格を消費者に提供する。また、商業省を所管する規制や文書、統計などの公開も行う。
パン・ソサック商業大臣によると、同省の日々の活動や実績も公開する予定で、ユーザーは同省に対してコメントを投稿できるなど、相互方向的な機能もあるという。
(c)Khmer Times
王党派のフンシンペック党、ノロドム・ラナリット党首は12月25日、中国社会科学院の学長であり、中国共産党中央委員会の王偉光(ワン・ウェイグアン)氏と会談し、2018年の総選挙で中国共産党に援助を求めた。クメールタイムズ紙が報じた。
ラナリット党首は、会談後の記者会見で、「次回選挙で、私たちを支援して貰えるよう中国に頼んだ。野党解散後、我々はカンボジア第2の政党になったが、非常に貧しい。中国は、ノロドム・シハヌーク国王が率いる王家を、親しい友人のように感じていたと思う」と述べた。
王氏は記者たちの質問を拒否したが、ラナリット党首は、「王氏はこの要請を検討し、中国の習近平総書記にそれを伝えると約束した」と話す。