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コンポンチャム州スタントラン地区で建設中の橋は先月時点で計画の87%が完成しており、2021年3月までに完成する予定だ。クメールタイムズが報じた。
公共事業運輸省によると、コンポンチャム州スタントラン地区とトボンクムン州クローチクマル地区を結ぶこの橋は、2020年12月までに接続を完成させ、2021年3月(本来は2021年5月完成予定)に前倒しで竣工できる予定だという。
この橋は、全長1131メートル、全幅13.5メートル、建設総費用は約5700万ドル、建設期間は42か月の計画だ。
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世銀は、カンボジアの医療技術者育成システム強化プロジェクトに対して1500万ドルの融資を承認した。クメールタイムズが報じた。
同プロジェクトでは、保健省の人材開発局を支援し、医療技術者教育の規制や標準化、国レベルにおけるコンピテンシー基盤に基づいた卒業試験の実施、技術支援や知識交換の場を設ける等、医療技術者の育成を強化することを目的としている。
東アジアや太平洋地域の低・中所得国において、1万人あたりの医師数が9人、看護師・助産師数は19人が平均とされているが、これに対しカンボジアでは医師数が1.4人、看護師・助産師数が9.5人と大幅に下回っている。
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パンデミックにより停職中の5万5000人の工場労働者と、4300人の観光事業の労働者に対し、来週から毎月40ドルの特別手当が支給される。クメールタイムズが報じた。
労働職業訓練省広報官によると、126件の衣料品工場と53件のホテルで働く労働者に対し、ウイングの送金サービスを通じて総額237万2000ドルが支給されるという。
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経済財政省は、中小企業銀行と各金融機関との協調融資において、返済期間を4年から7年に引き延ばすことを承認した。クメールタイムズが報じた。
これにより中小企業はこの協調融資を利用することで、運転資金として最大20万ドル、投資資金として最大30万ドルまで、年利7%、返済期間7年という条件で借入することができる。
中小企業向けに低利融資の実施は、地元の中小企業を成長・発展させ、国内消費を促すことを目的としており、すでに政府からの助成金により5000万ドル、33社の参加金融機関から9750万ドルを調達済みとなっている。
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公共事業運輸省によると、昨年11月から2億9400万ドルを投じて行われていたプレアシアヌーク州の道路復旧・拡張プロジェクトが9割方完了した。クメールタイムズが報じた。
このプロジェクトは過去の洪水で劣化した道路の修復、観光事業と投資のハブとなるシアヌークビルでの経済成長を促進するため、海岸沿いの34の道路(全長82.145キロ)の復旧・拡張を行っていた。
プロジェクトの担当者は、「廃水処理計画は91.56%の進捗、道路復旧工事は86.44%の進捗率であり、15日以内で工事は完了する」と述べている。
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カンボジア政府はホームレスや物乞い等の路上生活者に対し職業訓練を支援しているが、早期解決は難しいと判断している。クメールタイムズが報じた。
社会問題・退役軍人・青少年更生省の広報官は28日の記者会見において、「一部の路上生活者は職業訓練を受けることを拒否し、逃亡する者もいる。訓練後にまた路上生活に戻ってしまう者も多い」と述べた。
同省によると、2019年には合計1758人の路上生活者に職業訓練を提供し、彼らを社会復帰させたという。
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マレーシアの小売り業最大手であるパークソンホールディングス社は、首相補佐特命相かつカンボジアムスリム発展財団代表のオスマン・ハサン氏が所有するハッソン・カンボジア社に対して1億4450万ドルの支払いを命じられた。クメールタイムズが報じた。
パークソン社は2016年末までにロシア通り沿いにショッピングモールの建設を計画していたが、大家の度重なる引渡し遅延を機に契約違反を主張し、敷金と支払い済み家賃の返還を求め訴訟を起こしていた。この訴訟を受けてハサン氏はパークソン社に対し損害賠償を請求し、勝訴した。
このショッピングモールは首相官邸や国防省等から500メートル以内で、交通量の多い位置にあるが、現在未完成の状態のまま建っている。
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ベトナムは、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置のために実施していた規制を緩和する動きがでている。クメールタイムズが報じた。
ベトナムでは感染者が6日連続でゼロになり感染拡大リスクが低下したことを受け、主に大都市圏で続けていた不要不急の外出禁止を23日から解除すると発表した。また小規模な集会(20人以下)の制限を解除し、バスやタクシー、国内線の定期便運航を再開している。
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カンボジアでは第1四半期に77軒の工場が新設され約2万8000人の雇用が創出される一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響により注文のキャンセルが相次ぎ、最大で50万人の工場労働者への影響が懸念されている。クメールタイムズが報じた。
新設された工場のうち34軒は繊維製品や旅行用バッグ、靴等を主に生産しており、37軒の工場で金属やゴム、プラスチック等の加工を行い、残り6軒の工場で食品と飲料、タバコの生産が行われ、雇用創出に貢献している。
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