(c)Phnom Penh Post
食品栄養学の国際学術誌「the International Journal of Food and Nutritional Science」は、国民の栄養失調を根絶するため、カンボジア政府はさらなる政策を打ち出すべきとの見解を示した。プノンペンポスト紙が報じた。
同研究によれば、発育不良の5歳未満の子供は、2010年時点の45%から2014年時点では32%に減少したものの、カンボジアの子供の死因の45%は未だに餓死だという。また、5歳未満の子供のうち24%が年相応より低体重と判断された。
カンボジアでは乳幼児の73%が亜鉛欠乏症で、71%が貧血、28%がビタミンA不足だという。また、労働している女性に関しても、忙しいために妊娠 ... [続きを読む]
(c)Khmer Times
アジア開発銀行(ADB)が9月26日に発表した最新の報告書、2016年版「Asian Development Outlook(アジア開発展望)」では、2016年のカンボジア経済状況について「広く、期待通り」と評価し、経済成長率について0.1%増の7.1%と予測した。ADBのGDP成長率予測は、ベトナム6.3%、タイ3.5%。ラオスの7%を僅かに上回り、近隣諸国の中でカンボジアが最も高い。
ADBのカントリー・ディレクターは、 カンボジアは今年7月に低中所得国(LMICs:Lower Middle Income Countries)の地位に達し、上半期における縫製・製靴業界の輸出は9.4%増と強固であり、カンボジア経済の見通しについて「健全だ」 ... [続きを読む]