(c)Phnom Penh Post
プノンペン都ルッセイケオ区の縫製工場で13日、400人の従業員の代表50人が、閉鎖した工場に未払い賃金を支払うよう裁判所の前で抗議した。プノンペンポスト紙が報じた。
裁判所は十分な証拠を見つけ次第、令状を発行すると公式発表している。
抗議している従業員の一人は、「8月の賃金がまだ支払われていない。賃金を支払ってもらう唯一の方法は、会社の資産を売却することだが、未払いのまま会社の財産が売却されることを恐れている。今まで賃金は支払われないし、すぐに次の仕事も見つからない」と話した。
従業員らは、工場から資産が勝手に売却されないよう、工場のそばで寝ている。他の従業員によれば、「工場は一部の従業員にすでに賃金を支払ったが、残業代やボーナスは支払われていない」という。
工場長は、一部を除いた従業員には賃金を未払いであると、事実を認めている。