(c)Khmer Times
特にカンボジアでは、ここ3~4年でコショウの価格が大幅に下落している。原因は世界市場における供給量が需要を上回っているからだ。コショウの価格は、2016年には1キログラムあたり9~10ドルだったのが、2018年にはわずか2.5ドル~3ドル、2019年と2020年にはそれぞれ1.5ドル~2ドルにまで下落した。
生産コストは1キログラムあたり2.59ドルであり、農家やコショウ加工業者は労働力の削減や農場の縮小や転作を余儀なくされている。カンボジアコショウ・スパイス連盟(Cambodia Pepper and Spices Federation:CPSF)のマック・ニー会長に、農家を支援する方法やコショウの価格を回復させる方法、地元のコショウ製品を ... [続きを読む]
(c)Khmer Times
マレーシアやベトナム、インドネシアにおいて百貨店を運営するパークソン・リテールアジアリミテッド社(PRA、拠点:シンガポール)と、首相補佐特命相かつカンボジアムスリム発展財団代表のオスマン・ハサン氏が所有するハッソン・ディベロップメント社(HCDC)との間で、プノンペンのショッピングモール事業を巡って長年続いていた法的紛争が新たな展開を見せている。
パークソン社は2016年末までにロシア通り沿いにショッピングモールの建設を計画していたが、大家の度重なる引渡し遅延を機に契約違反を主張し、敷金と前家賃の返還を求め訴訟を起こしていた。
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(c)Phnom Penh Post
ミニマートやモバイルマートのリッチエクスプレスを運営するリッチミー社は、パートナー企業にフランチャイズ権を販売して事業を拡大する計画を発表した。年末までにミニマート100店舗、モバイルマート300店舗のオープンを目指している。
同社CEOのレン・ケリー氏によると、現在、プノンペンにミニマート15店舗とモバイルマート20店舗を展開している。同社が運営するマートは、EPOS(eCommerce Point of Sale)や電子決済システムを備えており、オンラインによる販売も行っている。
同氏は、「わが社はオンラインとオフラインの両方の取引に対応できるユニークで先進的なビジネスモデルだ。伝統的なビジネスをデジタルビジネスに発展させ ... [続きを読む]
(c)Khmer Times
カンボジア全土で実施された新型コロナウイルスの感染拡大に関する調査によると、国内労働者の給与は今年1月から4月の間で約30%減少し、農業労働者の収入は25%減少、セックスワーカーの収入は85%減少した。クメールタイムズが報じた。
この調査は「賃金労働者に対する新型コロナウイルスの影響」と題されたもので、アジア財団やオーストラリア政府の支援を受けて実施され、カンポット州やコンポンスプー州、スヴァイリエン州、シェムリアップ州、プノンペン都における賃金労働者や零細企業の社員、農家などが調査対象となった。
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(c)Khmer Times
カンボジアの冷凍食品市場は、2019年から2024年までの間に年間3.9%で成長し、2024年には1億1956万ドルに達する見込みだ。クメールタイムズが報じた。
観光客や駐在員の増加、そして西洋文化のトレンドであるミニミールが幅広く受け入れられるようになったことから、冷凍食品市場の成長が予想されている。
調理済み食品や冷凍食品の購入が増加しており、欧米の食生活トレンドが急速に導入されていることで、加工食品業界、特に冷凍食品やチルド食品等の小売業界の売り上げ増加要因となっている。