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  • 経済
  • 2020年9月30日
  • カンボジアニュース

世銀、カンボジアの成長予測をマイナス2%に修正[経済]


(c)Phnom Penh Post

 世界銀行は、カンボジアの経済成長を牽引する建設業や観光業、製造業が新型コロナウイルスの影響を受け続けていることから、2020年の成長率予測をマイナス2.0%に下方修正した。

 建設業や観光業、製造業などの主要産業は、カンボジアの経済の7割、総雇用の4割に貢献していると言われているが、外国投資に大きく依存しているため停滞している。

 大型の開発プロジェクトの一部が保留するなど、2020年上半期における鉄鋼とセメントの輸入は、前年同期比でそれぞれ45.1%、8.2%減少した。また、渡航制限などの影響により、同期における海外からの入国者数は、6ヶ月間で64.5%減少し、観光業やホスピタリティ産業は崩壊している。

 世界的な需要の減少からカンボジアの製造業は大きく弱体化し、同期における衣料品や旅行用品、履物製品の輸出は、7.2%減少し、原材料の輸入は85.4%減少した。

 世界銀行東アジア地域担当チーフエコノミストのアディティヤ・マトゥー氏は、「多くの東アジア・太平洋地域の国々は、病気を封じ込め、救済を提供することには成功しているが、回復と成長には苦戦するだろう。内需を強化し、消費者の購買力を守ることが、前に進むべき道だ」と述べた。

 アジア開発銀行(ADB)は先週、カンボジアの2020年の成長率予測をマイナス5.5%からマイナス4%に上方修正した。

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