カンボジアと中国は、感染症の拡大を防止するため、カンボジアの保健医療サービスの向上を目指す協定に調印した。クメールタイムズ紙が報じた。
調印後、保健省のモーム・ブンヘーン大臣は、「中国の援助により、HIV、ヒトへの鳥インフルエンザ、マラリアなどの脅威の拡大を防ぐことができる」と述べた。
中国側は、技術コンサルタントや医師などの派遣や、関連情報を提供し、カンボジアの保健医療サービスの強化につなげる。
中国側関係者の一人は、「中国はカンボジアに対して、既に2014年には200台の救急車を寄贈し、2015年には200台の超音波装置を寄贈している」と語った。