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中国の電子決済サービス大手のUnionPay社は、デジタル経済が広がるカンボジアで大きな役割を担うことを狙っている。クメールタイムズ紙が報じた。
UnionPay社の代表は、経済財政省のオーン・ポーンモニロット大臣との会合で、「カンボジアのデジタル経済は拡大しており、我々は電子決済を浸透させるために自らのプロダクトを売り込んでいる」と語った。
オーン大臣は、「2023年までに、国民のほとんどが電子ツールを抵抗なく使えるようなデジタル経済へ変えることを計画している」と語った。またUnionPay社は、QRコード決済サービスにおいてメコン銀行と提携を結んでいる。
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農林水産省のヴェイン・サコン大臣は、官僚に新たな農業改革に関する政策の施行を急ぐよう促した。クメールタイムズ紙が報じた。
ヴェイン大臣は、「農業改革に関する政策の施行によって、安定した農業の習慣付けだけでなく、持続可能性、天候変化への耐性を高めることにつながる」と述べた。
経済財政省のデータによると、農業分野の成長は、2008年から2012年にかけては、年に4.5パーセント減少した。農業分野の落ち込みは、低い生産性が原因だ。また、同データによると、カンボジアの農業の生産性は、タイ、ベトナムの4分の1であった。
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教育・青少年・スポーツ省は、先月の国家試験で数学を受験した数百人の生徒の結果に影響を及ぼしたシステムエラーについて謝罪した。クメールタイムズ紙が報じた。
システムエラーは数学の試験にのみ影響を及ぼしたと政府は表明した。また、その結果、合格者が7万5059人から7万6034人に増加した。
数学の試験結果に多くの高校生が不満を抱いたことによって、政府が動いた格好となった。
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本格的な米中の貿易戦争により、いくつかの国際ブランドが中国から生産拠点を移している中で、カンボジアが衣料品やフットウェアの次なる製造拠点となることを強く希望している。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア縫製業協会(GMAC)の副会長は、「カンボジアからの旅行用品の調達に関心が高まっている。旅行商品の生産は中国を出て、カンボジアの成長の機会になるはずだ」と述べた。
商業省によると、カンボジアの衣類およびフットウェア製品の輸出は、上半期に9.3%増加し、37億ドルの価値に達した。
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カンボジア企業は、12月9日から11日にかけてプノンペンで開催される輸出入製品展示会にて、自国の製品を国内外のバイヤーに宣伝することができる。クメールタイムズ紙が報じた。
商業省は、「この博覧会は貿易を促進し、より多くの外国人投資家がカンボジアに投資をするよう促す」と声明を発表した。
カンボジア中小企業協会連合会(FASMEC)のタン・ポア会長は、「特に加工や包装に関しては、カンボジアメーカーの品質基準の一般的な改善に伴い、カンボジア製の製品に対する需要が急増したと述べた。
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カンタボパ小児病院(Kantha Bopha Children Hospital)を設立したビート・リヒナー氏が9日、71歳で死去した。クメールタイムズ紙が報じた。
スイス人のリヒナー氏は、1992年に病院を再建し、2017年まで統括した。
保健省のモーム・ブンヘーン大臣は「彼の死を受けて、非常に悲しんでいる。彼は何千ものカンボジアの子供達の生活を救った」と述べた。
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観光省は、外国人観光客や国内観光客の増加に直面するため、今後10年間で少なくとも10万部屋が必要になると予測した。クメールタイムズ紙が報じた。
現在、カンボジアには現在800以上のホテルがあり、合計で46000を超える客室がある。
タオン・コン観光大臣は、「毎年1500万人の外国人観光客が2030年までにこの国を訪れる」と述べた。
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8月31日にフン・セン首相が2つの州の創設を承認した。1つはカンダール州から区分けされて創設され、もう1つはモンドルキリ州とラタナキリ州の一部から創設される。クメールタイムズ紙が報じた。
内務省のソー・ケーン大臣は、行政、安全保障、地方開発、公共サービスの有効性を改善するための政府措置を要求した。
同氏は、関連するパートナーと協力して、提案された分野に関する調査を行い、フン・セン首相と協議するために、技術責任者を割り当てる。
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外務国際協力省のプラック・ソコン大臣は8月29日から31日にシンガポールを訪問し、シンガポールのリー・シェンロン首相と外相と会談した。クメールタイムズ紙が報じた。
プラック大臣はリー首相と、エネルギー、航空、電気通信などの分野における二国間経済協力の強化について議論し、地域開発や国際開発に関する意見交換も行った。
プラック大臣は、シンガポールの外相と昼食をとり、シンガポールとカンボジアの協力を二国間とASEANの両方で拡大する方法について協議した。
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国土整備・都市化・建設省のチア・ソパーラー大臣は先週、新しい歩道や自転車の車線などを含めた、歩行者の交通安全と利便性を向上させる一連の建設プロジェクトを発表した。プノンペンポスト紙が報じた。
同省の都市化部門の責任者は、「新しいインフラストラクチャーが一般市民や障害者らに合わせて整備される。我々は障害者のために通路に設置する特別なタイルも用意している」と述べた。
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工業手工芸省によると、丸紅はカンボジアの水道衛生設備に投資する意向を表明している。クメールタイムズ紙が報じた。
チョム・プラシット大臣は同社の計画を歓迎したが、BOT方式の契約がこの種のプロジェクトにとってより適切であるとの考えを示し、「同社は他の日本企業がプロジェクトの際に行ってきたような、譲許的融資や助成金を提供することもできる」と述べた。
現在、都市部の中心では70%に及ぶ住民が清潔な水を得ることができているが、地方ではその数は20%に留まっている。
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プノンペンとシアヌークビルを190キロメートルに及んで結ぶカンボジア初の高速道路の建設が11月に始まることが発表された。完成までに4年かかる予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。
公共事業運輸省によると、政府は現在このプロジェクトの影響を受ける人々のための補償計画に取り組んでいる。建設予定地は現在作業のため準備されており、同プロジェクトを許可された中国の路橋建設社(Road and Bridge Corporation)も「作業を開始する準備は整っている」と述べた。
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政府は17 日、国の発展を促進するためにより多くのデータへアクセスすることの必要性を強調した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、プノンペンで行われたワークショップで、「企業やNGOからのデータは、政府が政策を立案するために使う最も効果的なツールだ。より多くの情報へのアクセスできれば、国家予算の構築に役立ち、どの部門が最優先されるべきかを決定できる」と述べた。
カンボジア計画省統計局 (National Institute of Statistics)のハン・リナ局長は、「研究と調査を行うための資金が不足していることが、現在直面している主な課題である」と述べた。