カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post カンボジアにはオーガニックを証明するための基準がないため、現地生産のオーガニック製品を手に入れるのは容易ではない。この需要に応えられるブランドがココ・クメール社で、設立2年目でカンボジアでは未開拓のオーガニック業界をけん引している。 同社は9種類、23製品を製造している(石鹸は含まない)。瓶詰めのヴァージン・ココナッツ・オイル、リップバーム、アフターシェイブバーム、ベビークリーム、マッサージクリーム、ナーガバーム、ボディースクラブなどだ。自社店舗は持っていないがプノンペン、シェムリアップ、カンポットの10以上の店舗に供給している。さらに、スイス、スロバキア、オーストラリア、カナダ、アメリカ、オーストリアへの輸出も開始している。 プノ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年3月13日
      農業 オーガニック ココナッツ ココナッツオイル
    •  カンボジア保険協会(IAC)が発表した報告書によると、2014年のカンボジアの保険業界の収入は総額5300万ドルと、前年に比べ26.7%増加した。2009年から毎年2桁成長してきた保険市場が、昨年は最大の増加をみせたことになる。  報告書によると顧客からの支払い請求による業界が負担した総額は1830万ドルで、2013年売上高の34.6%に匹敵する。 そのうち火災保険料は1800万ドルと前年と比べ32%上昇し、大部分を占めている。  機械、健康、自動車、個人の事故などの保険料収入は、前年に比べて12〜21%の成長。貨物海上保険の保険料収入は290万ドルと、316%増加し、収入の13%を占めた。  IACのOeurn Chanvisoth事務総長は、「このまま成長し続けるだ ... [続きを読む]
    • 統計
        2015年2月17日
      カンボジア保険協会 IAC 金融業 保険業 カンボジア再保険会社
    •  カンボジアの有力紙の一つであるカンボジアデイリー(以下、デイリー)が、CDLマーケティングパートナーズ(以下、CMP)がカンボジアに進出を検討している日系企業向けに提供しているWEBマガジン「カンボジアビジネスパートナーズ(以下、CBP)」と提携した。  デイリーは、プノンペンポストなどと並ぶ現地有力紙の一つで、現地のビジネスマンや大学生などに多くの購読者を持ち、英字版とクメール版の新聞紙を発刊しているほか、WEBサイトを持つ。今後は、デイリーの現地ニュースをCMPが日本語に翻訳・翻案し、CBPで日系企業向けに提供する予定。
    • 日系
        2015年1月1日
      メディア カンボジアビジネスパートナーズ
    • (c)Phnom Penh Post  スマートアクシアタは、企業の社会的責任義務の一環として、プノンペンのストゥン・ミンチェイ地区で社会スポーツ学校を運営するため、フランスのNGOであるPour un Sourire d'Enfant(PSE)との4年間にわたるパートナーシップを発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  スペインで47の社会スポーツサッカースクールの運営を支援している非営利団体のレアル・マドリード・ファウンデーション(RMF)の主導で行われる同社会スポーツ学校は、青少年らのスポーツを促進し、総合的に個性を育むことを目指している。  スマートアクシアタのトーマス・ハントCEOは、「他にも学生に経験を与えるためサッカーフィールドに資金出資する」と説明した。 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年9月17日
      スマートアクシアタ トーマス・ハント スポーツ サッカー
    •  カンボジアは、5月に中国陝西省に貿易センターを開設し、両国間の貿易を促進していく予定。クメールタイムズが報じた。  陝西省は、北西と南西の中国東部と中部を結ぶ拠点であり、陝西省とカンボジアの間の貿易額は2016年に12億9000万ドル、中国全体との貿易額は45億ドルとなった。  陝西省に貿易センターを開設する動きは1月に報じられていたが、開設の時期は未定であった。  商業省のパン・ソラサック大臣は、「カンボジアと陝西省は28日、特にカンボジアの経済特区で強力な関係を構築し、貿易と投資を促進するための覚書に署名した。カンボジアの農産物はすでに陝西省に輸出されている」と語った。  陝西省長は、「カンボジアと陝西省の関係は過去3年間改善している」と述べ、「陝西省にカンボジ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月30日
      商業省 貿易 中国 パン・ソラサック
    • (c)Khmer Times  3月2日に発表された最新のANZロイヤル・ビジネス信託指数調査報告によると、カンボジアの企業信用度は、世界的な競争、政治不安の認識、近々の地方選挙による弱気な兆候を見せ、昨年より7%ポイント低下した。  ANZロイヤル・ビジネス信託指数は、各業種における企業データを収集・分析したもので、投資家やビジネスマンの指標として、2014年より発表されている。  調査結果によると、「中小企業は依然として安定している大企業に比べて信用度が大幅に低く、これは、市場における競争の激化、政治の不安定さと今後の選挙への不確実性に起因しており、近い将来、投資を妨げる可能性がある」としており、また一方で、「大企業にも同様の懸念が生じていたが、好調な業績と確立され ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月7日
      ANZロイヤル銀行 汚職 アクレダ銀行 中堅・中小企業
    •  カンボジア国立銀行(中央銀行)の報告書によると、カンボジアへの外国直接投資(FDI)は昨年比25%増の21億5000万ドルで、ほとんどが金融・製造業向けだったという。クメールタイムズ紙が報じた。  報告書によれば、各業種ごとのFDIの金額は、銀行業5億3900万ドル、製造業3億9000万ドル、不動産業3億7000万ドル、農業2億3300万ドル、ホテルレストラン業2億2800万ドル、鉱業1900万ドル、IT産業1500万ドル、電気産業1500万ドル、その他の分野に2億7800万ドルだった。  また金融機関、特に銀行への資金流入が、金融機関の資本準備金の増加により約5%増加し、銀行の貸付残高は前年比18.3%増の176億ドル、預金残高は20.7%増の154億ドルとなり、銀行は引き続 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月24日
    • (c)Khmer Times  カンボジア国民議会で22日、2017年度国家予算を決める国会が開かれ、50億ドルの予算案が可決された。クメールタイムズ紙によれば、野党のカンボジア救国党の議員らはボイコットした。  与党の人民党が経済成長の維持と優先的な産業の支援に必要な予算額だと主張する一方、救国党は透明性や効果を証明するよう求めた。  ある野党議員は、「2017年度予算案の草案を見たが、歳出入の帳尻が合わないなど、多くの誤りを発見した。徴税をより効率的に行い、特に他国からの融資で行っているインフラ整備領域の支出については、透明性を重視すべき」と語った。  カンボジア経済財政省によれば、可決された予算案では7省庁が優先され、予算割り当て額で30億ドルを占めている。 ... [続きを読む]
    • 政治
        2016年11月24日
      農林水産省 公共事業運輸省 経済財政省 経済成長 救国党 国民議会 予算
    • (c)Cambodia Daily  法要でワット・チャを使用してはならないと役所より通達されているものの、反政権運動家ケム・レイ氏の百ヶ日法要が、今月14日にワット・チャにて行われる方針だと明らかになった。  葬儀運営をするメンバーの一人は役所からの通達に関し、「法要を禁止する法的根拠は無い」と言った。  パゴダの僧侶長は、「今朝、パゴダ入り口を封鎖して、式典を開催しないようにと知事から電話があった。しかし、パゴダは式典を開催するための場所でもあるため、難しい選択になる。私ではなく、式典関係者が責任を取るべき」と話した。  役所側は、「国民に人気のある政府評論家が葬儀に参列したことなどから、国民の反政府への気持ちが高まるのではないか」と語ったほか、「なぜケム氏の ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年10月11日
      ケム・レイ デモ 事件 ワット・チャ 葬儀
    • (c)Khmer Times  15日、プノンペンのプーセンチェイ区にある縫製工場の従業員200人以上が、政府と関係省庁に対し、工場経営者との間の賃金未払い問題の調停に入るよう要請した。工場経営者は賃金未払いのまま国外へ逃走しているという。  従業員らは10日から抗議活動を続けており、経営者の逃走前に労働時間を延長され、工場内の在庫や設備を片付けさせられたと主張している。  カンボジア青年連盟代表のシアン・リティ氏によれば、連絡を受けて従業員225人が8月分の給料を受け取るために工場へ行ったところ、経営者の姿はなく賃金も支払われなかった。  クメールタイムズ紙によると、工場経営者が従業員を置き去りにして国外逃亡するケースが増加しているものの、地方自治体は被害者から ... [続きを読む]
    • 労働
        2016年9月16日
      賃金 労働者 工場 労働争議 賃金不払い
    • (c)Phnom Penh Post  年に1度の賃上げ交渉が間近となり、政府系縫製労働組合らは先週金曜日、新最低賃金の目標を180ドルに設定するとカンボジア労働職業訓練省に対して書簡で伝達した。  新しい目標最低賃金額は、現在の140ドルから30%近く増加することになる。労働組合側代表は、縫製工の生活費や政府公表の経済基準を注意深く分析した上で決定した価格だと主張した。カンボジア縫製業協会(GMAC)は相次ぐ工場閉鎖について賃金上昇が理由と見ている。  一方で労働問題の一部の専門家は、この理由について反論している。労働NGOの担当責任者は「労働賃金は生産コストの一部分に過ぎないにもかかわらず、産業競争力の低下の原因と考えられている。カンボジアは電気代も輸送費も高額で、 ... [続きを読む]
    • 労働
        2016年9月6日
      縫製業 カンボジア縫製業協会 GMAC 労働職業訓練省 職業訓練 最低賃金 労働問題
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア現地企業2社が、初となるスマホアプリによる配車サービス事業へ参入した。  エクスネットタクシー・カンボジアは、プノンペンの混雑した道路状況の中で、快適かつ安価で安全な移動手段の提供を目指している。自社でモバイルアプリも開発しており、利用者はアプリにスマホでリクエストを送ると登録しているドライバーへ情報が行く仕組みだ。  ドライバーと利用者の位置情報はGPSとスマホのソフトウェアによって継続的にアップデートされる。  リクエストに応えたドライバーは利用者をピックアップし、料金を回収する。現時点では現金のみが受領可能だが、電子決済への対応も可能にする予定だ。スタンダードクラスの車両であれば利用料金は最低1ドルで、独立記 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月5日
      タクシー スマホ アプリ 渋滞 GPS
    •  トリペッチいすゞセールスの前川敏章社長は7月6日、「カンボジアとラオスの市場シェアにおいて、2018年までに現在の2%から10%に、2020年までに30%まで増加させる」とバンコクポスト紙に話した。  ラオスとカンボジアでのピックアップトラックの年間売上高は、それぞれ1万台と2500台で、同氏は「ラオスでは顧客は新車購入を好むため、自動車市場は非常に有望である」と述べたが、「カンボジアでは自動車市場の90%が輸入中古車から構成されている」と付け加えた。  カンボジアでは、走行距離などが曖昧なグレー市場に支配されており、カンボジア自動車産業連盟(Cambodia Automotive Industry Federation=CAIF)によると、2015年の国内に輸入された4万50 ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年7月11日
      自動車 CAIF いすゞ自動車 カンボジア自動車産業連盟
    • (c)Khmer Times  低所得者や労働者向けに、手頃な価格で住宅を提供する、公共住宅プロジェクトが、年末に開始する予定だ。  同プロジェクトを政府から請負うワールドブリッジ・インターナショナル・グループのシーア・リッティ会長は、「FS調査はほぼ完了しており、プロジェクトの開始は今年10月か11月で、完了は2年以内だ」と述べた。ワールドブリッジは、土地の価格高騰を引き起こす懸念からプロジェクトの正確な位置を明らかにしていないが、住宅価格は2万5000ドル~3万ドルで、住宅ローンが利用出来るようになるという。  センチュリー21メコンのチレク・ソクニムCEOは6月30日、「まともな住宅を買う余裕がない、多くの貧しい人々がこのプロジェクトを待ち望んでおり、成功には政府 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月3日
      国土整備・都市化・建設省 ワールドブリッジ シーア・リッティ 住宅 低所得層
    • (c)Khmer Times  大メコン地域(GMS)のグルメに焦点を当てた初イベント「メコンフードツーリズムサミット」が、カンボジア・シアヌークビルにて2016年7月5日~9日開催の「2016メコンツーリズムフォーラム」と同時に開催されるとクメールタイムズ紙が報じた。  「メコンフードツーリズムサミット」は、カンボジア・タイ・ラオス・ミャンマー・中国雲南省の伝統的グルメが集うイベントだ。「2016メコンツーリズムフォーラム」では官民両セクターが、GMSの観光の目的地化や観光客流入増加に関する議論などを行う。  カンボジア観光省統計情報局によれば、当サミットは、「観光客を魅了し食産業・観光業界を発展させるためにはどのような食を提供すれば良いか、企業家たちに知ってもらうの ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月23日
      観光省 シアヌークビル
    • (c)Phnom Penh Post  鉱工・エネルギー省の発表によると、最大出力700メガワットとなる石炭火力発電所の建設工程の約半分が今年末までに完成予定だという。  この発電所は、人民党参議員ラオ・メンキン氏の所有するカンボジア国際投資開発グループ(CIIDG)と中国のオルドスホンジュン電力会社との間で、3億8300万ドルで2010年12月に建設が合意されたとプノンペンポスト紙が報じている。シアヌーク州スタンハブ地区から、カンボジア最大の工業団地と国内全土へ送電する。  同省スポークスマンによれば発電所はすでに部分的に操業可能で、石炭はインドネシアから輸入し、年内には計270メガワットの出力が可能になる。また、2014年2月に操業開始したマレーシア系企業所有の石炭 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月16日
      電力 鉱工・エネルギー省 電気 発電所 石炭発電