カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  カンボジア商業省は25日にウェブサイトで、特許協力条約(Patent Cooperation Treaty=PCT)への加盟について、第59条の紛争処理メカニズムに関する条項にはカンボジアは規定されないとの考えを示した。プノンペンポスト紙が報じた。  第59条は、2以上の締約国間の紛争が解決されない場合、いずれかの紛争当事国が国際司法裁判所に付託することができるとしたものである。  同条約は今年12月8日に正式に発効することになっている。
    • 法律
        2016年9月27日
      商業省 知的財産 著作権 特許協力条約
    • (c)Khmer Times  カンボジア証券取引所(CSX)の上場企業であるプノンペン経済特区(PPSEZ)は先週金曜日、2020年までに総収益の50%をサービス分野から生み出すという新たな目標について明言した。クメールタイムズ紙が報じた。  PPSEZはCSXに対し、今年上半期の純利益が30万8000ドルと、前年同期の330万ドルから大幅に減少したと報告したばかりだ。同社の収益は土地売却益に大きく依存しており、2015年度総収益に占める割合は84.4%だった。  同社CEOの上松裕士氏は記者会見で、現在サービス分野の売上は会社の戦略の大部分を構築しており、土地売却依存からの脱出に繋がるだろうと語った。  PPSEZはタイ国境近くのポイペトに53ヘクタールの経済 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月31日
      カンボジア証券取引所 CSX PPSEZ 経済特区 ポイペト 上松裕士
    • (c)Khmer Times  米国に本社を置く国際的なホテル及びリゾートグループが、プレアシアヌーク州でのマルチリゾート開発に1億2000万ドル近くの投資を計画している。  KC JSMサービス株式会社のクリストフ・フォルシネッティCEOは、米国グループの名前を明かさなかったが、「この計画は、グループによる過去最大の投資であり、少なくとも2000人のカンボジア人を雇用する。場所はシアヌークビル自治港の近くの予定で、政府の異議がない場合、今年10月に建設を開始する」と述べた。  カンボジア商工会議所顧問であり、ワールドエクスプレスツアーの社長ホー・ワンディ氏は、「観光業への外国投資は、2008年に強い増加を見せ、約10億ドルに上ったが、それ以降は減速しており、この計画 ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年8月4日
      カンボジア商工会議所 CCC シアヌークビル 観光開発 KC JSMサービス
    • (c)Phnom Penh Post  フン・セン首相は6月22日、「カンボジアは、以前戦争や紛争で有名だったが、今では文化遺産とエコツーリズムで再認識されており、世界的にイメージが変わってきている」と述べた。  ブカレストに本拠地を置く、欧州観光貿易評議会(European Council on Tourism and Trade=ECTT)は先週、29か国の競合国の中で、「2016年世界最高の観光地」という権威ある賞をカンボジアに授けた。  受賞式でタオン・コン観光大臣は、「昨年の観光客は2014年より6%増の480万人、収益は30億ドル、観光に纏わる直接雇用は62万人と、健全な成長をしており、2020年までには、観光客700万人、収益50億ドル、雇用者は100万人 ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年6月27日
      観光省 タオン・コン ectt 欧州観光貿易評議会
    • (c)Khmer Times  経済財政省の統計によると、カンボジアの建設ブームによるプノンペンでの過剰供給と需要下落が原因で、新規の建設は今後5年間減速が続くとクメールタイムズ紙が報じた。  同省は、建設部門における成長率が昨年19%の伸びに比べ、今年は15%の成長と見込んでおり、また来年は12.4%、2018年10.3%、2019年には10.0%と減速を予想した。  経済財政省のオーン・ポーンモニロット大臣は、「供給過剰は経済リスクの要因となり得ることから、建設部門の減速し調整に入ることはカンボジア経済にとって良いことだ」と話す。一方で、そのような状況下のなか、カンボジアが毎年7%の経済成長を享受していることを言及している。なお、来年の経済成長率は6.9%と僅かな減 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月18日
      建設業 経済財政省 カンボジア不動産協会 オーン・ポーンモニロット
    •  カンボジア中央銀行(NBC)は、国内のリテール決済システムの近代化を図るため、韓国国際協力団(KOICA)を通じて韓国政府から800万ドルの支援を受ける。  NBCは、「韓国政府からの支援金は、国内リテール決済システムを近代化し、市場への対応や経済発展に寄与するために使われる。関連諸制度の制定や人材開発のサポートにもなる」との声明を発表した。また、両国と両国中央銀行間の関係をより強固にするともしている。  NBCのチア・セレイ総局長は、韓国のシステムは世界で最も進歩しているとした上で、「彼らから学び、カンボジアでも成功を再現したい。ASEAN経済共同体(AEC)で10カ国と貿易をするカンボジアにとって、国際水準に追いつくことが必要」と語った。  国内リテール決済システムは ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月9日
      NBC KOICA
    • (c)Khmer Times  22日、カンボジアの中小企業からの相次ぐ苦情を受け、商業省に小売店経営者が招集され、メイドインカンボジア製品の販売促進に向け協議がなされたことをクメールタイムズ紙が報じている。  商業省のパン・ソラサック大臣は、今後、25州ある各州の商業課も含め、小売店経営者と地元製品の販売促進に向け協議を進める予定だという。「イオンモールのようにカンボジア製品を陳列している小売店もあるが、一般的に地元製品は店頭に並ばないことが多く、課題は山積している。」と語った。  カンボジア女性起業家協会(Cambodia Women Entrepreneur Association=CWEA)の会長であり、自身も食品メーカーを経営するケオ・マム氏は、地元メーカーに ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月26日
      保健省 CWEA キリロム ケオ・マム パン・ソラサック
    • (c)Phnom Penh Post  今年5月10日、H5N1型の鳥インフルエンザの流行がカンポット州で確認されたと保健当局が発表した。  カンポット州Chhuk郡のコールッセイ村の鶏349羽、アヒル1羽と鶏卵37個が、ウイルス拡大を防ぐため保健当局によって殺処分された。また、人への症例も4件疑われたが、血液検査で感染は確認されなかったと、州の農業部門ディレクターは述べたと、プノンペンポスト紙が報じている。なお、流行後30日まで周辺地域から動物が流出しないよう専門家により監視する。  保健省のスポークスマンは、今後も村民の健康状態を監視すると発表するとともに、死んだ動物を食べないよう、また動物を処理した人が高熱が出るなどの症状になった場合、医師への受診を勧めるなど、注 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年5月18日
      保健省 病院 健康 鳥インフルエンザ カンポット州 感染 ウィルス 病気 動物
    • (c)Cody Montgomery  10日、バンクーバーを拠点とする鉱物探査企業、ブルー・リバー・リソーシズ社が、カンボジアで鉱物探査をしているアンコール・ゴールド社に出資することをプレスリリースで発表した。アンコール・ゴールド社はラタナキリ州の州都・バンルンで金の探査ライセンスを保有している。  アンコール・ゴールド社は4年総額で350万ドルの資金提供を受ける見返りとして、バンルンでの金探査ライセンスをブルー・リバー・リソーシズ社へ最大50%の保有権譲渡、最終事業化調査を完了後、追加で20%の保有権譲渡することになると言う。  プノンペンポスト紙によると、アンコール・ゴールド社のマイク・ウィークスCEOは、「昨年の10月にバンルンに2平方キロメートルの広さで異常な ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月13日
      ラタナキリ州
    • (c)KHmer Times 今年、ラオス政府がコメ輸出で年間目標値100万トン、という指標を打ち出した。これまでもカンボジア国内外で競争力低下を引き起こしうる障害に見舞われるも、抜本的な克服が未だできておらず、昨年もカンボジア政府のコメ輸出量の100万トンが未達成だった。この発表はカンボジアの新たな脅威となりそうだ。 ラオス政府は、2015年から16年にかけてコメの生産目標として約420万トンを設定している。ラオス国内での消費目的で210万トン、貯蔵目的で4万トン、種苗目的で6万トンの生産も含まれている。達成に向けて、ラオス政府は地元の農家に水稲用で100万ヘクタール、陸稲用で10万ヘクタールの作地面積の増加を奨励している。 これを受け、カンボジアの精米・輸出業界の大 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年3月12日
      貿易 コメ 精米 輸出 ラオス 食料
    •  三菱東京UFJ銀行は27日、子会社であるタイのアユタヤ銀行がカンボジアのマイクロファイナンス機関であるハッタカクセカーの全株式を取得することで合意いたと発表した。  三菱東京UFJ銀行は、これまでに、ベトナムの国営大手銀行への出資、タイの大手商業銀行であるアユタヤ銀行の買収、ミャンマーの民政移管化後で外銀初となる支店の開業、フィリピンの地場主要商業銀行であるセキュリティバンクとの資本・業務提携等、ASEANにおける拠点ネットワークや事業基盤の拡大を行ってきた。  ハッタカクセカーは、カンボジアでマイクロファイナンス業界4位。預金ライセンスも保有し、国内151店舗(2016年末時点)を有し、主に個人事業主の支援に行っている。
    • 日系
        2016年1月28日
      タイ マイクロファイナンス アユタヤ銀行 三菱UFJ銀行 ハッタカクセカー
    • メコン河を渡りカンダール州からプレイベン州・スヴァイリエン州へと繋ぐ最新式のネアックルン橋は、2015年4月の第一週から通行可能となる見込みだ。 総工費9千500万ドルのネアックルン橋は、日本の無償資金援助によって建設されており、完成すれば幅13メートル、高さ37.5メートル、全長5.4キロメートルでカンボジア最大の橋となる見込みだ。 建設には、監督として日本人9人、外国人スタッフ25人、カンボジア人技術者57人、カンボジア人作業員647人が携わっている。 2015年1月14日に予定されている開通式にはフン・セン首相と日本の代表が参加し、コンクリートを流し込んで左右別々に建設していた橋をつなげる予定となっている。橋の建設自体は3月半ばにも完成する見込みで、その後4月 ... [続きを読む]
    • 社会
        2014年12月29日
      つばさ橋 ツバサ橋 ネアックルン橋 物流業 インフラ 首相 カンダール州 プレイベン州 スヴァイリエン州
    •  2015年、国家公務員、法人事業主、労働者などは国家や王室、世界的な祝典などで土日以外で27日間の休日を得る。  2014年10月6日、政府は国家公務員、法人事業主、労働者などの2015年の祝日に関する閣僚会議令を発出した。祝日の詳細は、世界の正月、虐殺政権(ポルポト政権)からの解放の日、ミアック・ボーチア祭(万仏節)、国際婦人の日、カンボジア正月、国際労働者の日(メーデー)、ヴィサック・ボーチア祭(仏誕節)、王室始耕祭、プチュン・バン(万霊日/お盆)、独立記念日、シハモニ国王誕生日祭、水祭り、国際人権の日などである。 本記事は転載の許諾を得て掲載しております。
    • 社会
        2014年10月15日
      祝日
    •  カンボジア政府は26日午後、オーストラリアからカンボジアへこの2014年末までに難民を受け入れる可能性があることに合意する文書に署名した。  このような署名式は通常内務省内で記者会見付きで行われるが、今回は署名のみで記者会見なしで行われた。記者たちはソー・ケーン内務大臣とオーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)移民省大臣を追いかけ質問する事を試みたが、二人は記者に対して口を開くことはなかった。  いずれにせよこれに関する合意では、オーストラリアの難民がカンボジアに来ることを許可することは人道的で、カンボジアにおいて彼らが新しい生活を始めることを意味するという。  カンボジア人権行動委員会(CHRAC)の事務局長スーン・ブンサッ氏はこの事に関し ... [続きを読む]
    • 政治
        2014年9月27日
      オーストラリア 内務省 カンボジア人権行動委員会 CHRAC ソー・ケーン
    •  フン・セン首相は8月4日にウエスタン大学の学生達の前に演説をおこない「カンボジアの大学機関は政治と経済についてのアナリストグループを設置したほうが良い」と発言した。  フン・セン首相は「現在、世界の状況はめまぐるしく変化しているので私たちは色々と検討しなければならない。カンボジア政府は世界の状況を検討しなければならない。カンボジア政府はこの事についてカンボジアの大学からの支援が欲しい。なので、カンボジアの大学は政治と経済についてのアナリストグループを設置したほうが良い」と説明した。  現在、カンボジアの大学には政治と経済についてのアナリストグループが無いが、例えば隣国タイではチュララコン大学や、ダマサストラ大学などにはアナリストグループが設置されている。 (写真: ... [続きを読む]
    • 政治
        2014年8月5日
      教育 フンセン首相 首相 大学
    •  カナダ・ASEANビジネス協議会(CABC)よると、カナダは、ASEAN10か国との自由貿易協定(FTA)の実現可能性調査を開始すると発表した。二国間のFTA議論は2016年から行われている。プノンペンポスト紙が報じた。  CABCは、「ASEANがFTAパートナーの1つとして加わり、二国間の経済統合が更に深まる可能性を認識している。現在検討段階だ」と付け加えた。  今年5月のCABCの報告書によると、ASEANとの二国間貿易協定は、最初の10年間で39億ドル~89億ドルにもなる可能性がある。
    • 経済
        2017年9月16日
      貿易 カナダ 自由貿易協定 FTA
    • (c)Khmer Times  カンボジアの大手通信会社スマート・アクシアタは3月28日、デジタルサービス企業とベンチャー企業向けに500万ドルのベンチャーキャピタルファンドを開始したと発表した。  同社CEOのトーマス・ハント氏は、「近年、カンボジアにおいてデジタル起業家の数は急増しているが、現金と専門知識の両方で投資するファンドはなかった。個々の投資は、各事業の段階、業界、資金需要に応じて2万5000ドルから50万ドルまで変動する予定で、このファンドが、デジタルの第二波になることを期待している」と述べた。  投資の決定から投資後の成長は、運営パートナーであるメコン・ストラテジック・パートナーズ(MSP)によって管理されるといい、有効期間は事業立ち上げから最大5年間。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月30日
      IT スマートアクシアタ トーマス・ハント 投資 スタートアップ企業
    •  カンボジアにおいてビール広告は成長著しい広告分野の一つになっていると、プノンペンポストは報じた。  インドチャイナリサーチ社によると、カンボジアのビール会社の広告費用は去年から2桁成長を遂げ、テレビや印刷広告費は去年19%増加し、330万ドルだったと推測している。  同社でベトナム・カンボジアの市場調査を担当するゼネラルマネージャーは、その数字にはコンサートやスポーツ行事への広告費は含まれておらず、どれほど多くのビール会社が広告に資金を費やしているかを示していると指摘している。  カンボジア人は年間約610万ヘクトリットル、一人につき38.6リットルのビールを飲むという。最大手テレビ局の責任者は、ビールはカンボジアの消費製品の中で最も大きな広告予算を持つと指摘しており、「 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月22日
      インドチャイナリサーチ マーケティング メディア 広告代理店
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