コンポンスプー州サムラオン・トング地区で木曜日の朝7時、1台のバンが転倒する事故が発生した。
乗っていたのは通勤途中の縫製工場労働者28人で、10数人以上が怪我、うち3人が緊急入院したと、カンボジアデイリー紙が報じた。
地元交通警察局長によれば、事故の原因はスピードの出し過ぎによって後輪のタイヤが破裂したことであり、運転手を尋問のために逮捕したという。
州委託病院のチーフによれば、入院した3人は女性で、頭部や顔、場合によっては肝臓などを負傷しており重傷だという。クメールソビエト友好病院に搬送される予定だ。また、国家社会保障基金(National Social Security Fund=NSSF)により医療費が補償される。
カンボジア国内約60万人の縫製工場労働者のほとんどが、訓練を受けていない運転手やメンテナンスが不十分な車両によって通勤しており、安全面で業界の大きな懸念となっている。
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