この中国正月中、政府職員の一部は仕事をせず中国正月を楽しんでいる。
この状況に一部のアナリストは「同じ月給を貰っておきながらこの数日間政府職員が仕事をしないことは国家予算の無駄である」と述べ、「法律は順守しなければならない。もし順守しないのであればカンボジアは法治国家ではないということだ」と政府職員を非難している。
非難の声を上げている社会アナリストのカム・レイ氏は次のように語っている。
「もし中国の風習が尊重されなければならないのであれば、カンボジアの風習の重要性は相対的に下がるということだ」
カンボジアの国家公務員は18万人いるが、この中国正月期間中に何人が休み何人が出勤したかを示すデータはない。しかし、プノンペン都内においては多くの公務員が仕事をしていなかったり、一瞬職場に顔を出しただけで家に帰るような職員が、多く居たことも事実だ。
カンボジア独立教師会代表のロム・チョン氏もこの現状について「役所が閉まってしまうということは、指導者の力が弱いということだ」と指摘している。
本記事は転載の許諾を得て掲載しております。