カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  今週月曜日の午前11時30分ごろ、スヴァイリエン州・スヴァイチュルン地区の路上で、バス会社「メコンエクスプレス」のバス車両が横転する事故が発生した。バスは、ベトナム・ホーチミンからカンボジア・プノンペンを走行中だった。  地元警察の副署長であるヴァン・ソパンナ氏によれば、事故により乗客37人が軽傷、うち29人は西欧諸国の国籍所有者だった。原因は運転手の居眠りだと考えられているが、運転手は事故後に逃走している。  地元交通警察のチーフによれば、現在警察は逃走中の運転手を捜索中だという。  メコンエクスプレス社の社長秘書は、「朝に事故の知らせを受けて大変驚いた。わが社のバスは過去に横転事故など起こしたことはなく、バス車両も日本から輸入したもので高品質だ」と語った。 ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年7月6日
      旅客業 バス メコンエクスプレス
    •  カンボジア証券取引所(CSX)の上場企業、プノンペン水道公社(PPWSA)は、6月24日、2016年の第一四半期において、総収入は約1300万ドルで、前年同期の1660万ドルに比べて約21%の下落。一方、純利益は542万ドルの前年に比べ189万ドルで、約65%の急落を見せたと発表した。  CSXの市場運用部門のディレクターはこの理由について、「報告期間中に大きな設備投資を行ったことが原因で、純利益の低下は、同社の経営が悪かった訳ではない」と話す。  アクレダ証券のスバイ・ヘイCEOは、「同社の売上高の減少は間違いなく証券取引所の株価に影響を与える」と述べたが、「この下落が長期的な業績を示すものではなく、第一四半期で予測するのは尚早だ」とも話している。  PPWSAは201 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月30日
      カンボジア証券取引所 CSX プノンペン水道公社 PPWSA IPO
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア保健省と世界保健機関(WHO)は先週金曜日、カンボジアの医療環境を改善するための5カ年計画に署名した。  保健省の発表では、感染性・非感染性疾患の治療、普遍的医療制度の促進、新興感染症対応の能力強化、両者間の連携強化を含んだ内容になっている。  プノンペンポスト紙によると、同省スポークスマンは、「これにより新興感染症の流行への対応能力は向上するだろう。しかし計画達成のためには、これ以降も国外の援助を必要としている」と語り、5カ年計画は他国からの援助を前提としたものだ。  また、同省担当部署の責任者は、「カンボジア国民の現在の平均寿命は男性70歳、女性74歳だが、今後はさらに延びるだろう」と話す。
    • 社会
        2016年6月14日
      保健省 病院 WHO 感染症
    • (c)Khmer Times  29日、ANZロイヤル銀行はカンボジアの「ベストトレードファイナンスバンク」としてアセット誌から表彰されたのち、アジアで最も効果的かつ革新的な銀行に送られる「2016トリプルA賞」を受賞したことを発表した。クメールタイムズ紙によると、選考は700人以上のCFOや財務担当者からの投票によって選出されているという。  この結果にANZロイヤル銀行のレオニー・レスブリッジCEOは、「顧客との良好な関係性、幅広いサービス内容、カンボジアを含むアジア全体でのコミットメントの結果によるもの。私たちは経験に基づく最適な助言と豊富なサービスの提供により、地域全体の貿易や投資のサポートが可能」と語った。  ANZロイヤル銀行は、業界誌に3年連続でカンボジア ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月3日
      商業銀行 ANZ ロイヤルグループ
    •  カンボジアの国際空港の3箇所すべてで2016の利用客増が予想されている。  プノンペンポスト紙によると、フランスとマレーシアのジョイントベンチャーで、カンボジアのすべての国際空港を運営するカンボジアエアポーツ社のコミュニケーション・ダイレクターのケック・ノリンダ氏は2016年に3空港で計7%成長を予想していると伝えた。  プノンペン国際空港は、2015年は対前年比15.5%増となる3万人の利用客数となった。シェムリアップ空港は3.2万人以上の利用客数を誇るが、対前年比9%増。シアヌークビルの空港は前年の5.1万人から2倍近い9.4万人の利用客数を昨年記録した。  国別では中国からの利用客数が最も多く、対前年比27%増となる48万人が中国からカンボジアに入国した。   ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年1月23日
      旅行客 旅行業 プノンペン国際空港 タイスマイル・エアウェイズ 香港航空 全日本空輸
    • (c)The Cambodia Daily  商業省、経済財政省及び鉱工・エネルギー省の担当官は木曜日の会合で、石油各社への財務状況の提出を求めることで合意した。これは石油の店頭小売価格を世界の原油価格を反映した価格への適正化へと促すことを目的とした動きで、先月担当各省庁の合同会議を発足させたばかり。  政府及び関連省庁は原油価格の世界的な下落を踏まえ、これまでもたびたび石油各社へ小売価格の適正化を勧告してきたが関係各社からの回答には前向きなものが無く、今回の苦渋の決断に至った模様。  「民間の関係会社及び関係省庁と協議のうえ我が国に合う事業モデルを模索できればと総意を得た」と商業省のラタ氏は述べた。政府の介入を最低限にするためにも石油各社の財務状況を精査する必要がある ... [続きを読む]
    • 政治
        2015年10月11日
      商業省 鉱工・エネルギー省 経済財政省 原油 首相 ソキメックス
    • (c)Phnom Penh Post  国家選挙管理委員会(NEC)は、来年の総選挙に向け今月初めにプノンペンで行われた有権者登録に関して発言し、プチュンバン(カンボジアのお盆)期間中の選挙登録の中止について弁明した。プノンペンポスト紙が報じた。  プチュンバン期間中の選挙登録を中止したことについて、150万人近くの外国への出稼ぎ労働者の選挙登録を容易化しなかったとして批判の声があがっていたが、NECは、「ほとんどの人が休暇の数日前と休暇後に選挙登録を行っていたため、同委員会は3日間の休暇を取り、選挙登録を中止した。移民労働者が3日間以上の休暇を取れば、登録が可能だ」と発言した。
    • 政治
        2017年9月26日
      選挙
    •  ジャンケット投資の香港上場企業であるジーメイインターナショナル(集美国際娯楽)は、カンボジアのカジノ複合施設ナガ・ワールドを経営するナガ・コープとの提携を終了した。プノンペンポスト紙が報じた。  同社は2015年5月、ナガコープとの契約を結んで、プノンペンのナガワールド カジノアンドリゾートで7つ以上のテーブルを運営していた。同社の年次報告書によると、「この契約は、関連する契約書類の非更新の結果、2017年1月31日に終了した」とし理由は記載されていない。
    • 経済
        2017年4月4日
      ナガワールド カジノ 娯楽業 ジャンケット
    • (c)Phnom Penh Post  地元の農業財閥であるモン・リティグループは、カンボジアのタピオカを初めて大量にヨーロッパに輸出する為に、新たなパートナーシップの交渉を進めている。プノンペンポスト紙が報じた。  タピオカの原料はキャッサバという芋で、主に食用に使用される。それ以外にも豚や鶏などの家畜の飼料や工業用の原料としても使用されている。  イタリアの投資家は「本当に投資したいと思っている。しかし現在農家で主に栽培されているキャッサバは、タピオカの原料となる品種ではないため、需要を満たすための供給源を研究したい」と述べる。  彼らの要望に応えるために月10コンテナの供給が必要になるとモン氏は語る。また、カンボジアのキャッサバ農家は通常、家族の小規模農場で ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月14日
      農業 キャッサバ 貿易 農林水産省 飼料 輸出 イタリア タピオカ 家畜
    • (c)Khmer Times  バングラデシュは、ASEANとのつながりを目指し、カンボジアに目を向けている。貿易や投資活動の改善を目指して、カンボジアとの共同貿易会議所の設立を熱望しているとクメールタイムズ紙が報じた。  現在、駐タイバングラデシュ大使がカンボジアの大使と兼任しており、カンボジアにはバングラデシュ大使館が無い。  「現在、両国に大使館がないため、両国間には大きな情報格差がある。各国商業会議所が将来性のある部門を共有し、ビジネスマッチングを推進することは重要な役割を果たす。私達は、LDCs(最貧国)だが、カンボジアにない製品を生産しているため、輸出を容易に増やすことができる」とバングラデシュ大使は語った。  バングラデシュ大使館の統計によると、20 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月28日
      カンボジア商工会議所 貿易 バングラデシュ
    • (c)Phnom Penh Post  地元ITエンジニアが日本企業とともに開発したタクシー配車アプリ、iTsumoがローンチした。クメールタイムズ紙が報じた。  運賃は、移動距離と追加料金に基づいて計算され、基本料金は4500リエル(1.10ドル)、以降1キロメートルあたり0.50ドルで、さらに時間超過等により1分あたり200リエル(0.05ドル)課金される。  また同社は、アプリのダウンロード1回につき1000リエル、乗客1人につき250リエルをカンタ・ボファ病院に寄付するという。  アプリはクメール語、英語、日本語の3言語で利用できる。  同社のプロジェクトマネージャーは、「近い将来シェムリアップとバッタンバン州へのサービス拡大を検討している」と述べた ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年1月15日
      タクシー IT スマートフォン アプリ
    •  鉱工・エネルギー省の国務長官は11月29日、先週行われたアゼルバイジャン大使アナール・イマノフ氏との会議で、鉱工・エネルギー省のスイ・サエム大臣が、「カンボジアに埋蔵された未使用エネルギーの開発のため、アゼルバイジャンからの多額の投資に加え、石油・ガス産業における技術支援を要求する」と述べたとクメールタイムズ紙に話した。  フン・セン首相が2014年にアゼルバイジャンへ表敬訪問をした際、石油・ガス部門での経済協力を約束したという。  アゼルバイジャンは、西アジアと東ヨーロッパにまたがる南コーカサス地域にあり、1991年に旧ソ連共和国から独立し、石油や天然ガスが豊富で、石油探査と開発において世界で最も重要な地域の一つと考えられている。1994年9月には、アゼルバイジャン共和国の国 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年12月1日
      石油 スイ・サエム 鉱山エネルギー省 アゼルバイジャン 天然ガス
    • (c)Khmer Times  農林水産省は、今後3年以内で魚の供給量を70万トンから120万トンにするという目標を設定した。  同省長官は8月8日、「魚は米と共にカンボジア人の定番の食材だが、魚の需要が高くなる一方で供給は低下している」と述べ、「1人当たりの魚の需要は年間推定52.5キロから63キロに増加しており、年間70万トンの現在の供給量では今後の消費量増加を賄えない」と語っている。  カンボジアは年間70万トンの魚の生産量に対して、14万トンは養殖業からで、今年5月、政府は10年に及ぶ禁止の後、スネークヘッドの養殖を合法化した。一方、昨年は約20トン、約4000万ドルの魚を輸出したが、それらは野生で養殖魚ではない。  同氏は、「市場の魚が高すぎる場合、近隣 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月10日
      農林水産省 水産業 養殖業 飼料
    •  カンボジア内務省は正式な登録をせずに活動しているとして、23の政党に対し、活動継続前に現状を正すよう促す内容の声明を先週金曜日に発表した。  声明によれば、内務省は国内に67の政党を確認しているが、そのうち23の政党が違法に活動しているという。  同省担当部局の副責任者は、「登録しない場合、党の政治活動の継続は阻止されるだろう。違法に活動している政党は公共の場所に看板を掲げるなどしているが、内務省はそういった違法行為に対処していく予定だ」と語った。  どのような対処になるかは言明されなかった。 本記事は翻訳・翻案権の許諾を得て掲載しております。
    • 政治
        2016年7月27日
      内務省 政党 政治活動