カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  アジア開発銀行(ADB)の首席エコノミストは、「2030年に起こり得る、後発開発途上国(LDC)からの格上げへの準備として、輸出主導型のカンボジアの経済モデルを再考する必要がある」と提言したクメールタイムズ紙が報じた。  ADB経済研究と地域協力部の主席エコノミスト、ジャヤント・メノン氏は、「世界銀行による、カンボジアの低中所得国への昇格は間違いなく良いニュースだが、数多くの課題もある。カンボジアは輸出主導型の経済成長モデルであり、この昇格により先進国への優先的なアクセスや援助が減少する可能性がある。必ずしもそうとは限らないが、すぐに準備が始まるはずだ」と語った。  カンボジア縫製業協会(GMAC)の事務局長は、8月のクメールタイムズ紙に ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年10月7日
      カンボジア縫製業協会 貿易 経済財政省 世界銀行 開発援助
    • (c)Khmer Times  政府当局者によると、2017年第1四半期の交通事故件数は前年同期と比べて減少したが、道路の利用者には引き続き注意を促した。クメール・タイムズ紙が報じた。  国道安全委員会の声明によると、1月から3月までに983回の交通事故が発生し、489人の死者と1456人の負傷者が発生した。ほとんどの事故はカンダール州とバンテイメンチェイ州、そしてプノンペンで起きている。速度制限を超えた運転が交通事故の最も一般的な原因で、飲酒運転なども重要な要因であるとされる。  先週、同委員会の委員長を務めているソー・ケーン内務相は、「交通事故は減少したが、正直なところまだ不十分だ。さらに減らすための解決策を見つける必要がある」と語った。  また同氏は、都と地 ... [続きを読む]
    • 社会
        2017年4月12日
      バンテイメンチェイ州 交通事故 内務省 ソー・ケーン カンダール州 クメール正月
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン・オートモバイル・カンパニーは、昨日、25台の車両で事業を開始した。プノンペンではタクシーの需要が増えている。プノンペンポスト紙が報じた。  同社ゼネラルマネジャーは、6月までに市場の需要を検証した後、少なくとも65台まで拡大する予定であると述べた。  料金設定は、4000リエル(1ドル)の初乗り料金のほか、走行距離に乗じて4月までは1キロ当たり1300リエル($0.33)、5月には1600リエル($ 0.40)、6月には1800リエル($ 0.46)とする予定だ。  また、同社はハイブリッド専用車のトヨタプリウスを使用し燃料費を削減する。また投資額は明らかにしなかったが、カンボジアビジネス界の著名な投資家から出資 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月23日
      タクシー 旅客業 公共事業運輸省
    • (c)Phnom Penh Post  東南アジアのサプライチェーンネットワークを目指す日本企業が、低い労働コストを目的に、タイ国境近くに位置するポイぺトの工業団地に進出している。プノンペンポスト紙が報じた。  ポイぺトの経済特区(SEZ)の工場は、安価なタイの電力とカンボジアの労働力に合わせて、税制の優遇措置の恩恵を受ける。工場労働者の平均収入は、賃金と手当を含めて月200ドル以下で、タイの労働者の約半分。また海抜50mにあるため、2011年にタイの工業地帯を襲ったような洪水被害からも安全だ。  JETROカンボジアの河野将史所長は、「ポイペトの立地のメリットは、企業がタイから材料を輸入し、直ちにタイへの輸出ができること。スタッフと貨物は4時間以内にバンコクに到着する ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年2月17日
      タイ ポイペト 製造業 サンコー経済特区 豊田通商 テクノパーク
    •  カンボジア政府は19日、2017年度の国家予算額を15.7%増加の50億ドル以上とすることを検討していると発表した。クメールタイムズ紙によれば、これは2016年度歳出額の43億ドルを上回る額だ。  閣僚評議会の広報担当者は、教育・社会保障・経済発展分野における歳出増加を認めた一方で、具体的な額については閣議後に公表されるとした。また、「歳入増額は関税などを含む徴税額の増加によるものと考えられる」と語った。  政府は今年1月からの9か月間で、前年同期比20%以上増加の12億ドルを徴税した。また、関税消費税総局は16%増の13億ドルを徴税した。  2016年度の国家予算では経済発展分野での歳出が最も多く、前年比20%増の13億ドルだった。また、国家防衛・安全保障・治安維持にお ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月23日
      閣僚評議会 教育 経済発展 税収 社会保障 国家予算
    •  カンボジアの現地食肉卸業者のSLNミートサプライズは、輸入したオーストラリア産ブラフマン牛肉の輸出準備を整えた。クメールタイムズ紙が報じた。  同社ダイレクターのホー・シン・リャン氏によれば、自社がカンボジア市場に食肉を卸した後も、まだ国外に輸出するだけの余剰があるという。  「現在は農林水産省から輸出の衛生関係に係る認可を待っているところだ。中国やシンガポールへの輸出を検討している。今後12ヶ月間で20万トンのオーストラリア産牛肉を国際市場へ輸出する予定だ」と同氏は語った。  国産牛肉がキロあたり10ドルで購入可能なのに対し、オーストラリア産は20ドルと高額で取引されている。
    • 経済
        2016年10月6日
      貿易 農林水産省 オーストラリア ホー・シン・リャン SLNミートサプライズ 牛肉 酪農
    • (c)Khmer Times  国土整備・都市化・建設省の報告によれば、プノンペンにおける中間所得層の増加の影響でボレイの建設が急激に伸びている。クメールタイムズ紙が報じた。  同報告によれば、今年始まってからの7ヶ月の間に、1億6900万ドル・38万平方メートルに相当する234のボレイ建設計画がある。昨年同期は3000万ドル・9万2000平方メートル相当の141のボレイ建設計画が承認された。同省の担当責任者によれば、ボレイ建設の成長は中産層の成長によるものだという。  現地不動産会社ラッキーリアルティのマネージングディレクターであるディット・チャンナ氏によれば、買い手はモダンさ、品質、調和、西洋風とクメール風が融合したボレイを求めているという。  またディット氏 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月22日
      国土整備・都市化・建設省 建設業 不動産業 ボレイ
    •  2016年のプノンペン自治港(PPAP)の年間売上高が、1年前の1535万ドルから1659万ドルに上昇した。クメールタイムズ紙が報じた。  「今回の収入の増加は、土地賃貸や金利差による収入の増加だけでなく、港を通るコンテナの容積及び船舶数から計算される」とPPAPの広報担当者は説明。  カンボジア証券取引所の市場運営部門ダイレクター、ラムン・ソレイユ氏は、「PPAPの財務実績は昨年のビジネスパフォーマンスの良い表れだ」と説明したが、「売上高が7.49%増加したことは好ましいが、注目すべきは純利益である」と指摘した。  PPAPの年間報告によると、純利益はz2015年と比較して28.18%増加の400万ドル以上に。また昨年12月時点で、PPAPの貨物輸送量は3.58%増加し ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月12日
      カンボジア証券取引所 プノンペン自治港
    • (c)Khmer Times  アンコール航空は、カンボジア国内で初となるプノンペンからシェムリアップやシアヌークビルへの国内貨物サービスを開始した。クメールタイムズ紙が報じた。  同社によると、書類、果物、野菜の輸送に焦点を当て、毎日の既存の4便で運行し、400キログラムから2トンまでの3種類の貨物サイズから選択することができる。また、一般的に航空貨物は陸路輸送よりも高価だが、陸路輸送と同様の料金設定であり、陸路輸送よりも迅速で貨物の品質を維持することができるとしている。
    • 経済
        2017年3月18日
      物流業 航空機 アンコール航空
    • (c)Khmer Times  中国の雲南投資有限公司(YIHL)によって計画されているシェムリアップの新国際空港は、民間航空庁(SSCA)による高度な技術グループの設立に伴い、建設開始に一歩近づいた。クメールタイムズ紙が報じた。  新空港はシェムリアップ市から約50キロメートル離れたソウト・ニコム(Sout Nikom)地区に建設される予定で、現在の年間訪問客数の2倍の受入れが可能になる。  このプロジェクトは昨年10月、YIHLと8億8000万ドルで新空港を建設するため、習近平国家主席がカンボジアを訪問した際に合意された。この合意により、YIHLと建設会社、空港管理子会社は、現在フランスのヴァンシグループのカンボジアエアポート社により運営されている国際空港に代わり、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月4日
      中国企業 シェムリアップ 空港 習近平 民間航空庁 カンボジアエアポート
    • (c)Khmer Times  カンボジアとロシアは2016年中頃にロシアが農産物を輸入する合意を皮切りに、現在は衣料品、石油などの貿易を促進するための協議を開始している。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア商業省のテク・レット・カムラン長官とロシア大使館のドミートリー・ツヴェトコフ大使が行った会談によると、カンボジアは、フン・セン首相とロシアのドミートリー・メドヴェージェフ大統領との間で5月に締結された合意の遵守のため、コメ、砂糖、衣料品の輸入をロシアに要請したという。  テク長官は、「ロシア大使は、衣料品、精米や砂糖、ゴムなどの農産物など、カンボジアから3000品目以上の品に対し、ゼロ関税の下で輸入を検討している」と述べた。  商業省の広報官は、「貿易関 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月4日
      二国間協定 商業省 貿易 カンボジアコメ協会 コメ ロシア
    •  フン・セン首相は、カンボジアで1つや2つのバスケットで商品を売っている小規模小売事業者に対して、税金や手数料を政府に払う必要はないと決定した。クメール・タイムズ紙が報じた。  カンボジアの市場のすべての販売者は、税金と手数料を地方自治体に支払う義務があるが、新しい決定によると、少量の野菜や、果物、手工芸品などを日常的に販売する貧しい小売事業者は、税金や手数料の責任を負わなくてもよくなる。その代わり、地方自治体の管理下におかれ食品衛生面での改善が徹底される。
    • 観光
        2016年12月13日
      小売業 税金 貧困 市場 マーケット フン・セン 食品衛生
    • (c)Phnom Penh Post  今月21日に開催されたタックス・フォーラムで、カンボジア租税総局(GDT)のコン・ヴィボル総局長が、年間売上高に対して1%が課税される最低課税(Minimum Tax)制度の撤廃を検討していることを明らかにした。プノンペンポスト紙が報じた。  最低課税制度は、法人税率20%と年間売上高の1%を比較し高い方を納税しなければならない税制だ。年間経常利益が赤字でも少なくとも売上高の1%は納税義務があるため、収益は多くとも利益率の小さい小売業者や製造業者にとっては負担になっていると考えられてきた。  コン総局長は最低課税撤廃の具体的な時期には言及しなかったが、GDTは経済財政省と協力して省令を今後数ヶ月のうちに発令したいとの意向を示した。
    • 法律
        2016年9月24日
      GDT 税金 経済財政省 コン・ヴィボル 税制 最低課税
    • (c)Khmer Times  今週水曜日、フン・セン首相はハン・チュオンナロン教育大臣とタケオ州で合流し、来週に控える全国高校卒業試験での不正行為が容認されないことを、高校3年年の生徒たちに伝えた。クメールタイムズ紙が報じた。  ハン教育大臣は生徒たちに対し、「生徒には一生懸命勉強して試験のルールを尊重してもらいたい。カンニングペーパーや携帯電話などの教室への持込は禁止だ」と述べ、今年の試験も過去2年間の試験と同様に厳格な体制で行われると伝えた。ルールに反した生徒は不合格となる。  試験は全7科目500点満点で構成され、最低合格点は237点となっている。90~100%の正答率であればグレードA、80~90%はグレードB、70~80%はグレードCと評価される。   ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年8月21日
      教育省 高校卒業試験 反腐敗ユニット 高校生 カンダール州 ハン・チュオンナロン
    • (c)Khmer Times  地元企業HGBグループは10月2日、有名な中華レストランチェーンのヤム・チャイナと協力し、カンボジアの中流階級や中国人観光客を対象にモンゴル料理のレストラン、リトル・シープをオープンさせた。同レストランチェーンは、世界各地120都市に300以上の店舗を持つ。クメールタイムズ紙が報じた。  HGBグループはカンボジア系投資持株会社であり、特に自動車や飲食、小売、高級消費財において、海外のブランドを国内に入れることを専門としている。  同グループのヘルフリート・ハーゼノールCEOは、「カンボジア人の可処分所得の増加と外国人訪問者数の増加が続き、リトル・シープのような世界的に認知されたブランドの需要が高まっている。近年、カンボジアは急成長を遂げ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年10月6日
      飲食業 レストラン 観光省 中国 旅行代理店
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