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  • 社会
  • 2017年4月12日
  • カンボジアニュース

2017年第1四半期 カンボジアの交通事故件数が減少[社会]

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(c)Khmer Times

 政府当局者によると、2017年第1四半期の交通事故件数は前年同期と比べて減少したが、道路の利用者には引き続き注意を促した。クメール・タイムズ紙が報じた。

 国道安全委員会の声明によると、1月から3月までに983回の交通事故が発生し、489人の死者と1456人の負傷者が発生した。ほとんどの事故はカンダール州バンテイメンチェイ州、そしてプノンペンで起きている。速度制限を超えた運転が交通事故の最も一般的な原因で、飲酒運転なども重要な要因であるとされる。

 先週、同委員会の委員長を務めているソー・ケーン内務相は、「交通事故は減少したが、正直なところまだ不十分だ。さらに減らすための解決策を見つける必要がある」と語った。

 また同氏は、都と地方の当局に対し、人びとにスピードの出し過ぎをやめさせるために交通法を厳格に施行するよう求め、「スピードの出し過ぎは他の要因と比較して最大の問題。スピード制限を超えた運転が35%、それに続いて逆走が17%、飲酒運転が13%の割合で発生している」と述べた。

 また、道路利用者に対し、交通の法律、特に誰もが守るべきスピード制限を尊重するよう求め、法律の範囲内で罰金を科す措置を講じなければならないとした。

 昨年のクメール正月には、交通事故が98件発生し、254件の死傷者が発生した。2016年には交通事故が11%減少し、3700件となり、1717人の死者と6607人の負傷者が出ている。

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