カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Phnom Penh Post  世界銀行は、カンボジアの経済成長を牽引する建設業や観光業、製造業が新型コロナウイルスの影響を受け続けていることから、2020年の成長率予測をマイナス2.0%に下方修正した。  建設業や観光業、製造業などの主要産業は、カンボジアの経済の7割、総雇用の4割に貢献していると言われているが、外国投資に大きく依存しているため停滞している。  大型の開発プロジェクトの一部が保留するなど、2020年上半期における鉄鋼とセメントの輸入は、前年同期比でそれぞれ45.1%、8.2%減少した。また、渡航制限などの影響により、同期における海外からの入国者数は、6ヶ月間で64.5%減少し、観光業やホスピタリティ産業は崩壊している。 (さらに&helli ... [続きを読む]
    • 経済
        2020年9月30日
      経済成長
    • (c)Khmer Times  特にカンボジアでは、ここ3~4年でコショウの価格が大幅に下落している。原因は世界市場における供給量が需要を上回っているからだ。コショウの価格は、2016年には1キログラムあたり9~10ドルだったのが、2018年にはわずか2.5ドル~3ドル、2019年と2020年にはそれぞれ1.5ドル~2ドルにまで下落した。  生産コストは1キログラムあたり2.59ドルであり、農家やコショウ加工業者は労働力の削減や農場の縮小や転作を余儀なくされている。カンボジアコショウ・スパイス連盟(Cambodia Pepper and Spices Federation:CPSF)のマック・ニー会長に、農家を支援する方法やコショウの価格を回復させる方法、地元のコショウ製品を ... [続きを読む]
    • 経済
        2020年9月29日
      コショウ 胡椒 農業
    • (c)Phnom Penh Post  ASEAN+3マクロ経済リサーチオフィス(AMRO)は、ASEAN+3地域の経済見通し(AREO)の月次更新を発表し、レポートの中で、カンボジアの経済成長率の予測を下方修正した。これとは逆に、先日上方修正したアジア開発銀行(ABD)の予測数値と比較して低い結果だった。  最新のAREOによると、カンボジアの経済成長率を2020年マイナス4.5%、2021年5.4%と予測しており、先月の予測(2020年マイナス1.8%、2021年6.5%)を下方修正した。  しかし、AMROが発表したASEAN諸国における2020年の経済成長率と比較すればカンボジアは良い値であり、マレーシアはマイナス5.5%、シンガポールはマイナス6.0%、フィリ ... [続きを読む]
    • 経済
        2020年9月28日
      経済成長
    • (c)Khmer Times  マレーシアやベトナム、インドネシアにおいて百貨店を運営するパークソン・リテールアジアリミテッド社(PRA、拠点:シンガポール)と、首相補佐特命相かつカンボジアムスリム発展財団代表のオスマン・ハサン氏が所有するハッソン・ディベロップメント社(HCDC)との間で、プノンペンのショッピングモール事業を巡って長年続いていた法的紛争が新たな展開を見せている。  パークソン社は2016年末までにロシア通り沿いにショッピングモールの建設を計画していたが、大家の度重なる引渡し遅延を機に契約違反を主張し、敷金と前家賃の返還を求め訴訟を起こしていた。   (さらに…)
    • 経済
        2020年9月23日
      小売業 ショッピングモール オスマン・ハサン
    • (c)Phnom Penh Post  ミニマートやモバイルマートのリッチエクスプレスを運営するリッチミー社は、パートナー企業にフランチャイズ権を販売して事業を拡大する計画を発表した。年末までにミニマート100店舗、モバイルマート300店舗のオープンを目指している。  同社CEOのレン・ケリー氏によると、現在、プノンペンにミニマート15店舗とモバイルマート20店舗を展開している。同社が運営するマートは、EPOS(eCommerce Point of Sale)や電子決済システムを備えており、オンラインによる販売も行っている。  同氏は、「わが社はオンラインとオフラインの両方の取引に対応できるユニークで先進的なビジネスモデルだ。伝統的なビジネスをデジタルビジネスに発展させ ... [続きを読む]
    • 経済
        2020年9月22日
      小売業
    • (c)Khmer Times  国際引越の見積もりサービスを展開するマイ・インターナショナル・ムーバーズ(myinternationalmovers.com)は、カンボジアを世界で最も友好的な引越し先ランキングの1位に選出した。  同サイトでは、「92~96%の外国人の方が、カンボジア人は、観光客でも移住を考えている人でも、非常にフレンドリーであると回答している」と下線を引いて綴っている。   また、「地元の人たちは、カンボジアへの移住を考えている方のために、誰でも根気強く接し、すぐに助けてくれるし、とても歓迎してくれる」と強調している。 (さらに…)
    • 統計
        2020年9月21日
      海外移住
    • (c)Khmer Times  観光省の報告書によると、今年のプチュン・バンの3連休に111万2403人の観光客を記録した。  このうちカンボジア人が110万5611人、外国人が6792人。州別ではバッタンバン州が約13万4440人と最も多くの観光客数を記録し、次いでシェムリアップ州とカンポット州が続いた。  一部の州では大雨にもかかわらず、ほとんどの観光地では多くの人が訪れており、食事や宿泊施設の価格にも大きな変化はなく、すべての観光客にとって満足のいく体験となったと同省は報告している。
    • 観光
        2020年9月21日
      バッタンバン州 観光省 プチュン・バン
    • (c)Phnom Penh Post  中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)はカンボジアに対し、農村の生産能力の回復と、政府の新型コロナウイルスの対応を支援するために、6500万ドルを融資する。プノンペンポストが報じた。  この融資プロジェクトは、新型コロナウイルスの世界的拡大で深刻な影響を受けた加盟国・地域内の企業に50億ドル規模の支援を行うために創設された基金、「危機復興ファシリティー(CRF)」からを行われる。  CRFに設けられた特別基金窓口(SFW)が提供する「農村生産能力の国家的回復プログラム」に対するカンボジア政府からの要請を受けたものだ。  2020年の国家予算法によると、政府はインフラの建設や復旧に約14億ドルの予算を配分する予定で、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2020年9月15日
      直接投資 アジアインフラ投資銀行 新型コロナウイルス 国債 債務の罠
    • (c)Khmer Times  現在カンポット州で2480万ドル相当の大型投資プロジェクトが検討されている。クメールタイムズが報じた。  このプロジェクトはカンポット州西部に位置しており、42ヘクタールの敷地面積に建設され、商業施設や4つ星ホテル、ショッピングモールにエンターテイメント施設、コンドミニアム、観光サービスなどで構成される予定だ。  カンポット州知事は9月11日に開催された会議において、「開発プロジェクト承認の前に技術的および法的手続きを見直すための組織を形成した」と述べた。  カンポット州は2023年までに少なくとも250万人の外国人観光客を招致することを目標としている。
    • 経済
        2020年9月14日
      カンポット州 不動産開発 大規模投資プロジェクト
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は、NGOや民間企業、農家と協力して、カンボジアカシュー連盟(CCF)の設立を検討している。クメールタイムズが報じた。  先週、商業省や農林水産省、カンボジアカシュー協会、カシューナッツ加工会社のサンタナ、スイスのNGOが集まり、カンボジアカシュー連盟(CCF)の設立について議論が行われた。  カンボジアカシュー連盟は、生産の拡大や付加価値の向上、生産体制の組織化、輸出プロセスなどにおける様々な課題を克服し、この分野を商業化及び多角化、国際市場への輸出の増大が目的だ。 (さらに…)
    • 経済
        2020年9月14日
      商業省 農林水産省 カシューナッツ
    • (c)Khmer Times  カンボジア全土で実施された新型コロナウイルスの感染拡大に関する調査によると、国内労働者の給与は今年1月から4月の間で約30%減少し、農業労働者の収入は25%減少、セックスワーカーの収入は85%減少した。クメールタイムズが報じた。  この調査は「賃金労働者に対する新型コロナウイルスの影響」と題されたもので、アジア財団やオーストラリア政府の支援を受けて実施され、カンポット州やコンポンスプー州、スヴァイリエン州、シェムリアップ州、プノンペン都における賃金労働者や零細企業の社員、農家などが調査対象となった。 (さらに…)
    • 経済
        2020年9月11日
      賃金 雇用 コンポンスプー州 貧困層
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は、シェムリアップ州内観光スポットの道路38路線を開発するための予算として、1億5000万米ドルを承認した。クメールタイムズが報じた。  シェムリアップは、アンコールワット遺跡群と周辺のエコツーリズムスポットから成るカンボジアの主要観光地である。また国内で2番目に人口が多い州であり、2019年の国勢調査によると100万人以上が在住している。  シェムリアップ州は、バッタンバン州と他州を結ぶ重要な経済回廊地帯でもあり、公共事業運輸省(MPWT)は現在、シェムリアップ市内の幹線道路で多くの道路改修プロジェクトを行っている。  (さらに…)
    • 社会
        2020年9月10日
      観光業 公共事業運輸省 シェムリアップ州
    • (c)Khmer Times  世界銀行は、エコツーリズムの事業開発におけるカンボジア政府の戦略は、包括的な指針が示されていないと指摘した。クメールタイムズが報じた。  これは同行の「カンボジアにおけるエコツーリズム開発の可能性」と題された報告書によると、保護地域(PA)でのエコツーリズム開発のための具体的な政策は存在しないとし、さらに、3つの重要な法律(PA法、土地法、コンセッション法)の重複や矛盾が、潜在的な投資家にとって非効率的で煩雑さを招き、開発の抑止力となっている可能性が高いという。  報告書では、「最も重要なことは、現在の政策がエコツーリズムへの民間セクターからの投資に対するインセンティブを生み出していない」とし、保護地域内の観光商品開発のプロセスは民間セク ... [続きを読む]
    • 観光
        2020年9月9日
      観光業 観光省 エコツーリズム
    • (c)Khmer Times  カンボジア教育・青少年・スポーツ省は7日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け約6か月間閉鎖していた学校を一部再開した。クメールタイムズが報じた。  同省によると、学校再開の条件として9年生と12年生のみが対象となること、各教室は厳しい健康対策を実施する必要がある。クラスの人数は最大20人となり、2メートル以上離れて着席しなければならず、生徒は体温チェックや手洗い、フェイスマスクの着用が義務付けられている。  しかしクラチェ州とストゥントレン州、ラタナキリ州、モンドルキリ州の4つのエリアでは新型コロナウイルスの感染リスクが低いと判断されたため、幼稚園から高校まですべてのクラスの再開許可がでている。
    • 社会
        2020年9月8日
      モンドルキリ州 ラタナキリ州 教育・青少年・スポーツ省 学校 クラチェ州 ストゥントレン州
    • (c)Phnom Penh Post    カンボジアのインフレ率は依然として安定しているが、今後生活コストの上昇に直面することを意味している。プノンペンポストが報じた。  一部の住民は、「以前は30ドルあれば鶏肉丸ごと1羽と魚や豚肉、野菜や果物を購入できましたが、今は50ドルでも足りないくらいです」と物価上昇について話をしている。  今年5月の貿易収支は3890億リエルの黒字だったが、4月までの貿易赤字は2.5兆リエル(6億700万ドル)であった。 (さらに…)
    • 経済
        2020年9月8日
      物価 後発開発途上国 消費者物価指数 生活費
    • (c)Khmer Times  カンボジアの冷凍食品市場は、2019年から2024年までの間に年間3.9%で成長し、2024年には1億1956万ドルに達する見込みだ。クメールタイムズが報じた。  観光客や駐在員の増加、そして西洋文化のトレンドであるミニミールが幅広く受け入れられるようになったことから、冷凍食品市場の成長が予想されている。  調理済み食品や冷凍食品の購入が増加しており、欧米の食生活トレンドが急速に導入されていることで、加工食品業界、特に冷凍食品やチルド食品等の小売業界の売り上げ増加要因となっている。
    • 経済
        2020年9月7日
      食品加工業 食品加工 水産加工品 冷凍 食品流通
    • (c)realestate.com.kh  カンボジアのコンドミニアムセクターの現在と未来について、プノンペン・シアヌークビル・シェムリアップの3つの主要エリアの2023年までの開発動向を調査した。リアルエステートドットコムが報じた。 【プノンペン】  カンボジア国内の不動産購入予定者のうち、76%が人口200万人以上の首都、プノンペンでの購入を検討している。また、月に1000ドル以上稼いでいる対象者からの回答では、住宅用不動産に対する価格として7万5000ドルから15万ドルを希望しているという結果がでている。多くのデベロッパーは、プノンペンのコンドミニアムが年間5%から30%の価格上昇を見込んでいたが、来年は7%から8%の上昇にとどまると予想されている。 (さらに&h ... [続きを読む]
    • 経済
        2020年9月7日
      シェムリアップ コンドミニアム シアヌークビル 不動産開発 プノンペン都
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース