カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •      カンボジアのマーケットを歩いてみると、屋外で肉や魚が売られているのを目にします。もちろん魚介類は水槽で生きたまま、または氷冷されて売られていますが、中にはちょっと保存状態が気になる店もあったりします。ですから、そのようなお店で本当に買って食べても大丈夫なのかなと不安になってしまいます。  クリニックで診療をしていると、問診票のアレルギー欄に「以前にサバを食べてアレルギーが出た」と記載されている患者さんが時々いらっしゃいます。サバはカンボジアでもポピュラーな魚ですが、その時にいつも思うのが、本当にサバがアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)だったのかなと。  確かに青魚に含まれるタンパク質の一種がアレルゲンとなって、アレルギー症状を引き起こすことがあります。し ... [続きを読む]
    • コラム
        2016年12月5日
      医療 サンインターナショナルクリニック 病院 食中毒 野々村英明
    • (c)Khmer Times  10月12日、中国がカンボジアから毎年米20万トンの購入に合意したとカンボジア商業省が発表した。同省の広報官によると、覚書は商業省と中糧集団(COFCO)の代表により合意され、習近平国家主席の公式訪問前の11日に発効したという。  中国国務院総理の李克強氏は、9月初めにラオスで行われたフン・セン首相との会談で、2017年から米の輸入量を10万トンから20万トンに倍増すると約束し、また乾燥施設と倉庫建設のためカンボジアの精米業者に3億ドルの融資を約束した。  カンボジアコメ協会(CRF)のフン・ラック副会長は、「この契約が穀物の市場価格の下落前に交渉されたことを明らかにし、交渉後すぐにコメの市場価格が下落した」と述べた。  中国への輸 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月15日
      コメ 中国 習近平 李克強 中糧集団
    • (c)Phnom Penh Post  市場調査会社カンターTNSの最新の報告書が、カンボジアをソーシャルメディア広告とブランデッドコンテンツ(広告形式に限らずに特定のブランドに関連したコンテンツ)が受け入れられている上位国だと認めた。  同報告書によれば、カンボジア人の59%がソーシャルメディア上のブランドから発信されるコンテンツに対して好意的に受け止めており、61%が割引などのインセンティブがあれば積極的にシェアしている。一方で、ブランドや広告に追跡されている自覚があるカンボジア人はわずか22%だった。  現地イーコマースのアドバイザーによれば、ソーシャルメディアはカンボジア市場への最も開かれた入口である一方で、カンボジア人はソーシャルメディア広告に集中している企業 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月2日
      通信業 インターネット メディア フェイスブック 広告 カンボジアビジネスパートナーズ
    • (c)realestate.com.kh  現在シンガポールでは不動産価格の高騰を避けるため、総債務返済比率や特別印紙税などの政策が導入されている。不動産所有者やバイヤーにとっては好機となる一方、下落し始めた価格はデベロッパーや投資家らに影響を与えている。ブルームバーグはこの価格抑制政策について、住宅価格が約10分の1になったとの見解を示した。  realestate.com.khによれば、一部では特別印紙税廃止を予想する専門家や、現在の政策を改変しなければ大変なことになると警鐘を鳴らす専門家もいる。  こうした政策を受け、シンガポールのデベロッパーや投資家はカンボジアなどのより利回りが大きく、規制が比較的緩やかな周辺国を視野に入れ始めている。  また、個人資産投 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年9月21日
      不動産業 シンガポール
    • (c)Khmer Times  カンボジアのタイ向けキャッサバ輸出額が、タイの非公式国境検問所の定期封鎖の影響を受けている。  バンテイメンチェイ州の農業局担当責任者によれば、2014年に現在の軍事政権が成立してからタイでは非公式国境検問所の閉鎖によってカンボジアのキャッサバ輸出をコントロールし価格を下げようとしている。  その影響により今年始まってから8か月間で、バッタンバン州で耕作中のキャッサバが前年同期比2万250ヘクタール減少の12万1696ヘクタールになるなど、近年は生産量が減少している。同氏によればその一方で、トウモロコシや大豆が代替作物として多く見られるようになっている。  プノンペンポスト紙がバンテイメンチェイ州の農家に尋ねたところによると、国境 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月15日
      農業 キャッサバ タイ バンテイメンチェイ州 バッタンバン州
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアは、付加価値の高い野菜を開発するため、ニュージーランドにある工場と食品研究所から技術的なサポートを受けている。  カンボジア農林水産省の上級大臣によると、「研究機関は、カンボジアの小規模農家と連携し、ニュージーランド政府から700万ドルの助成金を授与された」と言い、同省の国際協力部門の担当者は、このプロジェクトの目的について、「商業園芸を開発し、小規模農家の収入を増加させること。また農薬使用による健康面と安全面での教育だ」と述べ、同省は近隣諸国からの輸入を削減し、輸出用作物の多様化に役立つと歓迎している。  国家最高経済評議会のメイ・カリヤン上級顧問によると、農地の拡大と展開のため、カンボジア政府は既に国家予算から600 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月28日
      農林水産省 野菜 食品 農薬 食糧生産増加計画 国家最高経済評議会
    •  カンボジア証券取引委員会(SECC)は、証券に関する紛争解決のため、ウェブサイトに新たな規制と手続を発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  9月12日に署名された省令は、証券会社や引受会社、デリバティブ会社、公的投資家および関連当事者に関する紛争に適用され、提出プロセスや解決機関の権利と義務、解決のプロセスを詳述する8章48項で構成される。
    • 経済
        2017年9月30日
      カンボジア証券取引委員会
    • (c)Khmer Times  農林水産省の統計によると、2016年のキャッサバ総生産量は1320万トン。うち58%(770万トン)が輸出されており、前年度比50%以上の増加を見せたものの、市場価格は依然として低水準だったという。 クメールタイムズ紙が報じた。  農林水産省の農業局長は、「天候により収穫量が増えたため、キャッサバの生産量は過去5年間で急激に増加した。 しかし輸出ではタイやベトナムのバイヤーに大きく依存しており、市場価格より安い価格でキャッサバを買い取られる」と指摘した。  2015年、カンボジアは中国に向けて、キャッサバチップを746万トン、15億6,000万ドル相当を輸出し、加えてキャッサバ澱粉も5億5000万ドル販売している。しかし同氏は、「中国への ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月7日
      農業 キャッサバ 貿易 農林水産省 中国 輸出
    •  鉱山・エネルギー省は、プレアシアヌーク州における135メガワットの石炭火力発電所の追加建設を承認した。プノンペンポスト紙が報じた。  マレーシア系企業のカンボジアン・エナジー・リミテッド(CEL)社は、現在100メガワットの石炭火力発電所を運営中だが、さらに135メガワットを供給できる石炭火力発電所の追加建設を行う。  同省広報担当者は、「シアヌークビルにある135メガワットの石炭火力発電所は2020年までに稼働する予定で、スタンチャイアレン水力発電プロジェクトに代わる追加設備を備えている」と述べた。
    • 経済
        2017年2月21日
      電力 シアヌークビル 鉱山・エネルギー省 火力発電
    • (c)Phnom Penh Post  プレアシアヌーク州知事は、海辺にある全てのカジノでのカンボジア人による賭博を広く禁じる法を施行するよう求めた。プノンペンポスト紙が報じた。  賭博を行うカンボジア人が増えたとの報告を地元当局より受け、知事が賭博に対して警戒を強めたことによるもの。  知事は、「いくつかのカジノは、政府の厳格な規定を順守しておらず、カンボジア人の賭博を許している。その結果、公共の秩序や治安に影響を与えている」と述べた。  先週、野党議員がプノンペンのナガワールドで賭博をしていたと、匿名でフェイスブックページに写真が公開されている。
    • 社会
        2017年2月1日
    • (c)Phnom Penh Post  近年爆発的な成長を見せるカンボジアのカフェチェーン業界。国内外から新たなブランドが参入し、既存チェーンは拡大を続けている。現在は飽和状態になりつつある業界の展望をプノンペンポスト紙の記者がプノンペンで10店舗を運営するパークカフェのゼネラルマネージャーに聞いた。  パークカフェは地元の投資家グループの出資によって設立され、2004年に1店舗でオープンした後拡大を続け、現在は10店舗を構えカンボジア人350人が働いている。ビジネスマンなどを中心に来店者を増やし、現在1日あたりの来店者数は3000人で直近2年間で30%増、来店者数も合計100万人に達し、客一人当たりの単価も平均で1回あたり5ドル~7ドルに達している。  プノンペンポス ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月17日
      フランチャイズ カフェ イオンモール ボンケンコン トゥールコーク パークカフェ
    • (c)Khmer Times  26日、サッカー日本代表の本田圭佑(ACミラン)がカンボジア2部リーグのシェムリアップアンコールFCの経営権を取得するのではという噂が巻き起こっている。クメールタイムズ紙が報じた。  24日、チーム関係者とともに現れたことで噂が高まっている一方、プノンペンでソルティーロファミリアサッカースクールの運営を行っている本田自身はまだその取引を認めていない。  本田圭佑は26日、プノンペンのオリンピックスタジアムで行われたサッカークリニックに参加し、その後フン・セン首相とも面会。フン・セン首相は30歳の高名なミッドフィルダーと一緒にセルフィー撮影も行った。  その後、フン・セン首相は本田圭佑をナショナル・アッセンブリの式典に招き、カンボジア ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年12月28日
      スポーツ フン・セン 本田圭佑 サッカー エンターテイメント
    •  カンボジア商務省の発表によれば、政府はガソリンの最高限度価格を全面的に引き下げた。新しいプライスキャップの有効期限は8月12日から21日までだ。  プレミアムガソリン価格は前回の修正から100リエル低下し、1リットルあたり3200リエル、レギュラーガソリンは50リエル低下の3150リエルで販売されることになる。ディーゼルガソリンは2900リエルまで低下した。  商務省は国際石油価格の変化に対応するため、10日おきに燃料価格を調整している。今回は、ブレント原油が43.8ドルで取引された後の改定となっている。
    • 経済
        2016年8月15日
      商業省 ガソリン 石油
    • (c)Khmer Times  外務国際協力省のオーチ・ボリット国務長官は、「米国政府が、カンボジアへの援助を70%削減しても、国に大きな影響はない」と述べた。クメールタイムズ紙が報じた。  今年8月、政府が米民主党系の米国民主党国際研究所(National Democratic Institute=NDI)のカンボジア事務所を閉鎖させ、外国人スタッフを退去させたことから、米国との緊張が高まっている。米国はその後、犯罪記録を持つカンボジア人の本国帰還や外務省職員へのビザ禁止を行い、カンボジアを訪れている米国市民に旅行警告を発した。  同氏は、「米国が援助を100%削減したとしても、カンボジアは自国で耐えることができ、また他の国々も我々を助けてくれている。縫製業に輸入制裁 ... [続きを読む]
    • 政治
        2017年9月30日
      外務国際協力省 米国
    •  長期的な価格下落を経て、ゴムの価格は徐々に上昇すると推測されている。クメールタイムズ紙が報じた。  農林水産省のゴム担当責任者によると、ゴムの輸出は年々増加し、1年につき5000メトリックトンに達したという。同氏はゴムで製造された商品の増加は加工産業の可能性を高めるとも期待する。  世界的に経済が回復し、主要なゴム生産国の在庫が縮小するのではという期待の中で、今年はゴムの価格が徐々に上昇するものと考えられている。カンボジアは主にベトナム、タイ、マレーシア、中国やヨーロッパ諸国にゴムを輸出している。  自然ゴムの価格は2016年の初めには1キログラムあたり1.2ドル、第4四半期には1.6ドル、年末は2.4ドルと大幅な上昇を見せており、原油価格の上昇の影響により合成ゴムの製造 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月6日
      農業 貿易 農林水産省 輸出 天然ゴム
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアの大手携帯通信事業者6社の大半が、携帯電話の音声とデータ通信のサービス料金について過度な価格競争を停止することに合意した。プノンペンポスト紙が報じている。  カンボジア電気通信規制機関(TRC)の広報担当によると、現在携帯通信事業者各社は他社との競争に勝つため、音声通話サービスやデータ通信サービスで大幅割引キャンペーンを展開している。しかし、過度な価格戦争により企業が疲弊する恐れがあるため、TRCは6社の通信事業者と会談し、TRCの登録した価格設定基準を守るよう改めて呼びかけた。  大半の事業者が来週から大幅割引キャンペーンの実施を中止することで合意し、協定を遵守せずに引き続き規制当局の要求を下回る価格を提示する事業者に ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月16日
      通信業 インターネット カンボジア電気通信規制機関
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース