カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  シンガポールに本社を置く日系広告テクノロジー企業アドアジア・ホールディングスは2月10日、カンボジアに事務所を開設した。クメールタイムズ紙が報じた。  同社CEOの⼗河宏輔(そごう・こうすけ)氏は、国内のモバイルブロードバンドの普及拡大に加え、モバイル機器やソーシャルメディアの利用増加について言及し、「急成長する市場で自社製品がユーザー獲得やオンライン広告の収入増加を手助けする」と述べた。  カンボジア・インベストメント・マネジメントのCEOで、ダイナモ・イノベーティブ・デジタル・アドバタイジングの代表アンソニー・ガリアーノ氏は、「アドアジアの参入は、国内の広告市場の魅力が高まり、成熟してきたことを意味する。アドアジアの革新的な製品は、カンボジアの成長市場で歓迎されるだろう」と ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年2月16日
      IT マーケティング メディア 広告
    •  カンボジア外務国際協力省は貿易及び観光促進のため、ラオス国境のトラピアンクリルのゲートを、1月10日に正式に開けることを発表し、フン・セン首相とトンルン・シースリット首相による式典開催を明らかにした。クメールタイムズ紙が報じた。  この国境はカンボジアのストゥントレン州とラオスのチャンパサック県を結ぶという。  ラオスのルアンパバーンにある旅行会社、ヴィエンチャンツアーの執行役員は、「国境の開通は、観光だけでなく両国間の貿易を促進する。しかし、懸案される道路の脆弱性や高価なビザは両国が改善しなければならない」と述べ、また、「両国間の商取引は小さいが、拡大の余地が十分にある」と話す。  2008年からラオスに投資してきたアクレダ銀行のイン・チャンニーCEOも、「投資や貿易、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月11日
      観光客 貿易 アクレダ銀行 イン・チャンニー ラオス 特別観光客 国境
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア情報省のキウー・カニャリット大臣は、カンボジアジャーナリストクラブが主宰する会議で、「ネット市民が不確かな情報をソーシャルメディア上で拡散している。ほとんどのFacebookユーザーが正当性を確認せずに好きな記事を単純に読み、共有している」と述べた。プノンペンポスト紙が報じた。  コンラート・アデナウアー財団の代表は、「信頼できる情報を判断する能力を持つことは、国際的な課題だ。メディアリテラシーに関する学校教育が必要だ」と述べた。  スタンドフォード大学の調査によると、2/3のアメリカの若者は、信頼できるニュースを識別できなかったという。ソーシャルメディアの普及に伴い「偽ニュース」が増加していることに、フェイスブックのC ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年12月7日
      メディア フェイスブック 情報省 キウー・カニャリット
    • (c)Phnom Penh Post  毎年ダボス会議を主催している団体「世界経済フォーラム」が発表した国際競争力ランキングによれば、カンボジアは昨年から順位を1つ上げて89位になっている。  腐敗率の高さや高等教育へのアクセスの難しさは依然として存在する一方、わずかな改善が見られた。ラオスは昨年の83位から93位と大きく後退しランキングでカンボジアに抜かされた形だ。ミャンマーは昨年131位にランクインした後、今年のランキングから除外された。  同報告書はビジネスの難しさについて、高等教育アクセスの不足に基づく適切な人材の不足により、腐敗率がトップレベルになっていることに言及した。
    • 統計
        2016年10月4日
      教育 汚職 腐敗 世界経済フォーラム 高等教育 ダボス会議 世界競争力
    •  カンボジア商業省のパン・ソサック大臣は先週金曜日、在カンボジア東ティモール大使に対し、カンボジアからの精米・砂糖の輸入可能性について確認するよう依頼した。クメールタイムズ紙が報じた。  同省の広報担当はこれに関し、「東ティモールはカンボジアの近隣諸国から精米や砂糖を輸入しているので、カンボジアからの輸入を提案したということ。もし我々からの輸入が決まれば、市場を拡大できる」と話した。具体的な輸入量や価格などは決まっていない。  カンボジアは精米輸出に関し、フィリピンとインドネシアの市場をつかみ損ねた経緯がある。現地価格のほうが安価だったためだ。  カンボジアコメ協会副会長のフン・ラック氏は今回の政府の対応を賞賛したが、海外精米業界の競争が激しいため、国内コメ産業が政府や開発 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年8月17日
      パン・ソサック 商業省 東ティモール カンボジア砂糖協会 カンボジアコメ協会
    •  毎年1000人近い技能実習生が、日本企業で働くため、日本へ派遣されるとクメールタイムズ紙が報じた。  技能実習生の送り出し機関、IISカンボジアのエル・ロゼットCEOは、「技能実習生は日本で3年間で実務経験を積むことにより、カンボジアに戻った際、より良い給料を要求できる。また日本での滞在期間中、保険の加入等、カンボジアより良い労働条件で働くことができ、3年間で最低3万ドルの貯金も可能だ」と付け加えた。  日本では、2020年のオリンピック開催で、建設工事への労働者がさらに必要になるという。  カンボジア労働省の広報官は、「日本の法律では外国人の単純労働者の派遣は認められていないが、技能実習生は日本での実習期間中に給料を得られる」と述べた。  同省によると、日本へ ... [続きを読む]
    • 労働
        2016年7月29日
      労働職業訓練省 労働者 技能実習生 送り出し機関 派遣 JITCO
    • (c)Khmer Times  郵便電気通信省によると、外国人観光客と海外投資の増加により、郵政公社のカンボジアポストは2016年、約900万ドルの収入を生み出したという。クメールタイムズ紙が報じた。  同省の発表によると、カンボジアポストの郵便及び輸送事業による収入は前年より70%増加。その要因は、地方へのサービス拡大でもあると同社のオーク・ボラ事務局長は説明している。  民間企業が20社ほどある中で、海外への配送事業としては1位を維持。更にすべての地域へのサービス拡大をめざし、今年の中旬には配送者を増やすとしている。  さらに同社は、サービスを拡大しながら、オンラインで商品販売が出来るeコマースの導入も予定している。トラン・イゥテック郵便電気通信大臣は、同省は ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月8日
      物流業 郵便電気通信省 郵便 トラン・イゥテック 郵政公社
    •  可処分所得の向上とパッケージツアーを提供する旅行会社の増加により、11月中旬の大型連休(水祭り)期間に海外へ出国するカンボジア人数が上昇する見込みだ。  トップアジア旅行の営業マネージャーは、「水祭りの週末と翌週、カンボジア人によって予約された外国行きパッケージツアーの数は前年比30%増加した。余裕があるカンボジア人はクメール正月やプチュンバン、水祭りなどの長期休暇中の海外旅行にますます興味を持っている」と述べた。  一方、スレイラット国際旅行のゼネラルマネージャーは、「水祭りの4日間で200万人のカンボジア人が地方からプノンペンを訪れる。しかし、国内旅行を希望する顧客も多く、バッタンバンとシェムリアップが人気だ」と話す。  警察の統計によると、水祭り期間中、200万人以 ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年11月11日
      観光省 シェムリアップ バッタンバン 旅行業 富裕層 水祭り 海外旅行 国内旅行
    •  企業の税金支払いの透明性を高めるため、史上初のスマートフォンによる税金管理アプリが、2017年初めにローンチされる。クメールタイムズ紙が報じた。  アプリは租税総局(GDT)によって開発され、個人が領収書や請求書の写真を撮るとGDTのデータベースにアップロードされ、企業の税金が計算できる。  GDTのコン・ヴィボル総局長によると、「このアプリはほぼ完成しており、AndroidとiOSのシステムで利用可能になる。GDTは企業コードによって企業を分類し、企業がもし間違って税金を申告した場合、データベース上の領収書や請求書の数と照会するため、税務申告にコミットできる。また、付加価値税(VAT)の支払いも管理が可能だ」と述べた。  GDTは、アプリを使用するとインセンティブと ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年11月3日
      GDT コン・ヴィボル 租税総局
    • (c)Khmer Times  カンボジア観光省によれば、今年上半期の国外へ旅行するカンボジア人の数が、前年同期比26%上昇し約70万人に到達した。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア観光連盟のホー・ヴァンディ事務局長は、カンボジア人の平均収入が増加傾向にあることが背景だと語る。特に近隣諸国へ旅行する者はビジネスチャンスを探したり、健康診断のために渡航するという。  また同氏は、「直行便の存在やASEAN諸国内はビザが不要なことも海外渡航者が増加している要因だ」と指摘した。  プノンペンに拠点を置く旅行会社、2ワールドトラベル社の責任者によれば、海外旅行者の増加にはツアー会社間の低価格競争も要因のひとつだという。  「我々の顧客のほとんどは、予算200 ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年8月16日
      観光省 旅行客 旅行業 旅行会社 カンボジア観光連盟
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は9月27日、世界観光の日(World Tourism Day)の祝典の場で、「観光業がカンボジアの経済に貢献し続けている」と述べ、観光業の推進に意欲を示した。クメールタイムズ紙が報じた。  フン・セン首相は、「政府はさらに観光市場を発展させ、観光製品の開発や青少年観光、都市観光、ショッピング観光などの新たな分野を推進する。現在、観光産業は、化学産業と石油産業に続く世界第3位の輸出産業だ。観光は希望と繁栄をもたらし、世界の人と人との関係を促進させる。観光は、持続可能な開発の3つの重要領域(経済的、社会的、環境的)に貢献することができる。また、経済成長に貢献するだけでなく、人々の生活水準の向上や環境保護の強化、多様な文化遺産を保護し ... [続きを読む]
    • 観光
        2017年10月1日
      観光業
    • (c)Khmer Times  ウィリアム・ハイト在カンボジア駐米大使は4月4日、カンボジア政府に対し、世界貿易機関(WTO)の貿易円滑化協定(TFA)による恩恵を最大限享受するため、関税手続の改善、削減を即した。クメールタイムズ紙が報じた。  TFAは、国境を越えて取引される貨物の迅速な移動、引取り及び通関手続を確保し、そのための改革を締約国に促すことを内容とし、貿易の活性化を図るためのものとされている。また、TFAが実施された場合、貿易に伴うコストが削減され、輸出する製品の数を20%増やすことができるという。  4月4日の講演会でウィリアム大使は、「特に農業における輸出増加と開発支援が重要だ」と述べ、「昨年、カンボジアからの輸出額は約100億ドルだったが、TFAを完 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月8日
      農業 貿易 関税 輸出 ウィリアム・ハイト
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