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業界別インタビュー

2015年1月13日

タイ、ベトナム、カンボジアを冷凍冷蔵運送で繋ぐ[運輸・物流]高林洋平 (1/2)

運輸・物流

鴻池運輸 KONOIKE ASIA
マネージング・ダイレクター: 高林 洋平 Takabayashi Youhei
海外12ヶ国に33拠点(現地法人25社、駐在員事務所8事務所)を持つ鴻池運輸は、中でもメコン・ベンガル地域を重点拠点と位置づけている。早くからこれらの地域に拠点を構え、カンボジアでは物流サービスのひとつとして、新たに冷凍・冷蔵輸送に取り組んでいる。マネージングダイレクターの高林洋平氏に話を伺ってきた。
メコン・ベンガル地域を拠点に展開

現在、中国、メコン・ベンガル地域、アメリカ西海岸やメキシコなどの海外に33拠点あります。私たちは重点戦略として、メコン・ベンガル地域(ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオス、バングラディシュ)における物流の強化を挙げており、1993年ベトナム駐在員事務所からスタートしてから20年余り、2009年にはタイ、2012年ミャンマー、2013年1月にカンボジアに事務所を開設しました。メコン・ベンガル地域は、中国とインドに挟まれた大規模な市場です。全世界規模でみるとグローバルフォワーダーと呼ばれる世界中にネットワークを持つ企業がヨーロッパやアフリカ、南米等世界のさまざまな地域の物流を担っています。そこに弊社が立ち向かおうとすると敵いませんが、局地戦なら戦えるのではないかという思惑があり、メコン・ベンガル地域に拠点を置いています。というのも、チャイナ+1の動きが活発化してきたときに、中国に進出している企業が第2、第3の工場を作る、また中国からリスク回避のために別の場所を選ぶときの候補として、これらの地域が注目されることを予測し、そこに拠点を設けてネットワークを強化しようと考えたからです。

基本的には日系企業の物流面での進出のサポートが中心で、機械設備から製品の輸送までを行っています。ただし、進出してから知り合うお客様もおりますし、特にアメリカの場合は冷凍・冷蔵庫を運営している関係もあり、90%以上のお客様は現地の企業になっています。

南部回廊での冷凍・冷蔵輸送、低温輸送とそのサービス

現在、中国、メコン・ベンガル地域、アメリカ西海岸やメキシコなどの海外に33拠点あります。私たちは重点戦略として、メコン・ベンガル地域(ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオス、バングラディシュ)における物流の強化を挙げており、1993年ベトナム駐在員事務所からスタートしてから20年余り、2009年にはタイ、2012年ミャンマー、2013年1月にカンボジアに事務所を開設しました。メコン・ベンガル地域は、中国とインドに挟まれた大規模な市場です。全世界規模でみるとグローバルフォワーダーと呼ばれる世界中にネットワークを持つ企業がヨーロッパやアフリカ、南米等世界のさまざまな地域の物流を担っています。そこに弊社が立ち向かおうとすると敵いませんが、局地戦なら戦えるのではないかという思惑があり、メコン・ベンガル地域に拠点を置いています。というのも、チャイナ+1の動きが活発化してきたときに、中国に進出している企業が第2、第3の工場を作る、また中国からリスク回避のために別の場所を選ぶときの候補として、これらの地域が注目されることを予測し、そこに拠点を設けてネットワークを強化しようと考えたからです。

基本的には日系企業の物流面での進出のサポートが中心で、機械設備から製品の輸送までを行っています。ただし、進出してから知り合うお客様もおりますし、特にアメリカの場合は冷凍・冷蔵庫を運営している関係もあり、90%以上のお客様は現地の企業になっています。

将来を見据えての投資

冷凍・冷蔵輸送に進出したきっかけは、今までカンボジアに無かったような数多くの製品の需要が高まっているためです。それに合わせてもっと物流環境は整備されるべきであり、低温のインフラがしっかりすれば、カンボジアに商品を提供したいというタイやベトナムの企業はあるはずです。商品があっても運ぶ手段がないと売れないわけですし、売る前提で運ばないとテーブルにも乗りません。

ベトナムではここ2、3年で輸出入型の物流に加え、ホーチミン市内配送やホーチミン・ハノイ間の幹線輸送等の内需型の物流が増加している状況です。カンボジアはベトナムに比べてもまだそこまでの物量は見込めませんが、5年後、10年後を見据えると、必ず需要が増えていくことは間違いないと考えられます。最初は大変な思いをしても、将来生きてくるのであればということで投資を決めました。(後編へ続く)(取材日/2014年8月)


鴻池運輸 KONOIKE ASIA
事業内容:カンボジア全土において進出企業へのFSサポートから、工場立ち上げまでのフォロー、工場稼働後の物流コーディネートまで
URL: http://www.konoike.net/
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