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米国国際開発庁(USAID)は、カンボジアの農村部における水と衛生設備へのアクセスを改善するため、新たに300万ドルの取り組みを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。
ワッシュフィン・カンボジア・プロジェクト(WASH-FIN Cambodia project)と呼ばれるこの取組みは、今月から3年間にわたって実行される予定だ。同機関のプロジェクト責任者、ミン・モニー氏によると、同予算は、国道水道にアクセスできない農村地域において、民間の水道事業者の能力強化に使用されるという。
しかし、同プロジェクトの主な目的は、資金調達へのアクセスを促進することにより、地方企業の事業拡大を支援することだ。同プログラムは、銀行やマイクロファイナンス機関(MFI)との間で融資を試みる民間の水道事業者に技術支援を提供する。
また、地方における既存の知識とシステムを活用するため、同プロジェクトはカンボジア水道事業者(Cambodia Water supply Association:CWA)と提携している。