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プノンペンの街を初めて観光する際に観光客を驚かせるものの1つは、小さな屋外のレストランでテーブルや椅子の下に捨てられているティッシュの量だ。クメールタイムズ紙が報じた。
屋外にある小さなレストランはたいてい美味しく、建物内にあるレストランよりも価格が安いため、多くのプノンペン市民に人気がある。ティッシュの箱はすべてのテーブルに置かれ、小さなプラスチック製のゴミ箱は、使用したティッシュを捨てる客のために地面に置かれている。しかし、使用したティッシュをゴミ箱に捨てる客はほとんどおらず、たいていの客はただ地面に捨てる。その結果、人々が食事をしているにもかかわらず、見苦しい使用済みティッシュの山が客の足元にできてしまう。
カンボジアはゴミに関する法律があるものの、今のところ地域の共通課題であるゴミ問題に関する法律を執行する努力はほとんど見られていない。
多くの小規模レストランの経営者たちは、ゴミを掃除するのにかなりの時間を費やしていると話し、人々に捨てる場所を教えるための公的キャンペーンを考えたいと語った。