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縫製業界の雇用者と労働組合は先週、業界内における短期雇用契約を減らすための措置について議論した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジア労働総連合(CLC) のアト・ソーン会長は、1月に3つのワーキンググループがこの問題に関する最終会合を開いた後、有期契約の定義に関する大臣令が承認されると述べた。
フン・セン首相は10月、縫製工場のオーナーに従業員の健康を脅かす短期契約の使用を減らすよう求めた。首相は、「契約が3か月しかない場合、労働者は工場が雇用契約の期間を延長してくれるか否かを心配するため、この問題を解決する必要がある」と語った。
新たな有期雇用契約の定義草案によると、契約は書面で行われ、従業員の明確な開始日と終了日が含まれていなければいけない。また、契約期間は実施される予定の仕事の種類に合理的でなければならないとしている。また、雇用主が契約を早期に終了する場合には、労働者に解雇手当を支払うことが求められる。
そして、契約には妊娠中の労働者の利益が含まれていなければならないが、妊娠を契機に従業員が不当に解消されたとみられる場合には、調査を依頼することができる。