(c)Atom Capital Microfinance Institution
日本人ビジネスマンの高橋明裕氏が、カンボジアのマイクロファイナンス機関である農業連盟開発ファンド(FUDF)の過半数の株式を所有し、中小企業だけでなく不動産セクターにも領域を拡大する意欲を示したとプノンペンポスト紙が報じた。
プノンペンポスト紙によると、高橋氏はFUDF株の90%を取得し、社名を「アトムキャピタル・マイクロファイナンス・インスティチューション」に変更した。現在は、同社のCEOを務める。
高橋氏は、「金融業界には以前から興味があり、カンボジアの融資ビジネスは大きな可能性を秘めた市場だと思う。こちらでは企業買収はまれだが、外国人がビジネスを始めるには手っ取り早くて良い方法だ」と語っている。