カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  地元コングロマリット、ロイヤルグループは5日、中国南方電網(送配電会社)、中国華能集団(中国五大発電企業の一つ)と提携し、カンボジア国内の高電圧送電線を建設作業を継続すると述べた。クメールタイムズ紙が報じた。  これは鉱工・エネルギー省のイット・プライン長官との会合の後で作業の継続する意向を表明したもの。ロイヤルグループは、2017年に中国南方電力網との間で電力網の投資と開発に関する覚書に署名していた。  同プロジェクトはカンボジア北東部の送電網に貢献し、ベトナムとラオスとのエネルギー交換を可能にすることが期待されているが、2017年に3社による実現可能性調査が開始されたものの、結論は出ていなかった。
    • 経済
        2019年3月7日
      電力 鉱工・エネルギー省 中国企業 ロイヤルグループ 送電
    • (c)Phnom Penh Post  公共事業運輸省によると、プノンペンからシアヌークビルへの高速道路プロジェクトが3月22日に起工される。プノンペンポスト紙が報じた。  この高速道路は、総距離190.3キロメートル、幅24.5メートルの2車線。中央に緑地帯を造成し、両側に障壁が設置される。  中国企業により19億ドルを投じられて建設され、2023年の早い時期に完成する予定だ。  計画によると、この道路はプノンペンとコンポンスプー州の間は国道4と平行に走り、その後、国道4号線を通過してシアヌークビルのプレイノップ地区まで西側へ進み、国道4号線の東側に戻る。  22日の起工式にはフン・セン首相が出席する予定。
    • 社会
        2019年3月6日
      公共事業運輸省 シアヌークビル コンポンスプー州 高速道路
    • (c)Khmer Times  カンボジア租税総局(GDT)はすべての企業に対し、移転価格に関する省令を遵守するよう求めた。クメールタイムズ紙が報じた。  GDTの担当責任者は、昨日開催されたセミナーで、移転価格の設定の背景や概念の紹介、カンボジアでの実施経緯や将来的な効果を説明した。  移転価格とは、会社の各部門が互いに取引する価格で、グループ内の企業間においての取引で適用される価格。例えば親会社と子会社の間での取引であったり、国内企業が海外の系列企業と取引をすることで、グループ内において資産を移転させる場合に適用される価格を指す。  カンボジア政府は、国の税収の喪失に繋がる企業の不正行為を抑止しようとしたが、「公布してから1年半が経過した現在でも、当局に移転価 ... [続きを読む]
    • 法律
        2019年3月6日
      税金 カンボジア租税総局 DFDL 移転価格
    • (c)Construction & Property  フン・セン首相は1日、中国の資金支援によって建設される中国トボンクムン病院の起工式が開催された。コンストラクション&プロパティ誌が報じた。  この病院建設のプロジェクトは、トボンクムン州の2万4300平方メートルの敷地に、5000万ドルを投じて建設される予定で、近代的な医療機器を備えた州の主要な医療サービスセンターとなることが期待されている。なお、完成までには約40ヶ月かかる見込み。  中国は、プノンペンのプレアソッサマク病院の建設でも支援しており、医療関連での支援はこれが2つ目。
    • 社会
        2019年3月5日
      医療 病院 トボンクムン州
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア観光省によると、今年コンポンチュナン州で開催される第5回リバーフェスティバルに少なくとも50万人の観光客が訪れる予定だ。プノンペンポスト紙が報じた。  今年のリバーフェスティバルは、3月15日から17日の間で開催され、同州でこのイベントが開催されるのは初。  観光省広報官によると、少なくとも50万人の観光客が訪れると予測しており、当局は同州のゲストハウスやホテルに対して、宿泊価格を釣り上げない協定へ署名させている。  同州には昨年、5万326人の観光客が訪れたと述べた。  同イベントは、第1回が2015年にクラチェ州で開催され、約10万人の観光客が訪れた。その後、2016年にはコンポンチャム州で開催され、約5 ... [続きを読む]
    • 観光
        2019年3月5日
      観光業 イベント コンポンチュナン州
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン都庁は工場の郊外移転に関する方針を一部見直し、対象を新規工場のみとする方針に変更した。プノンペンポスト紙が報じた。  都庁は2月26日、「2021年に完成予定の第3環状道路に沿って工場は移転する必要がある」と発表したことについて、カンボジア縫製業協会(GMAC)はプノンペン都庁と議論していた。  この結果、都庁は27日、「新しく工場を建設する場合に適用される制限であるとし、既存の工場や倉庫は移転の必要がない」と発表した。また、将来的には配送用の大型トラックが首都中心部に入ることを禁じる予定であることを新たに周知した。  今後は、禁止となる車両のタイプや、対象となる道路や時間帯を決定するために、関係者を交えて協議する ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年3月4日
      交通渋滞 カンボジア縫製業協会 製造業
    • (c)Phnom Penh Post  新プノンペン国際空港の開発に関する委員会は2月28日、この開発を妨げる可能性がある地域での土地売買を一時的に停止すると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  新プノンペン国際空港は、大型航空機の着陸を可能にする空港として、カンダール州とタケオ州の2600ヘクタールの土地に約15億ドルを投じて建設される予定だ。  この計画は、2018年1月上旬に中国の李克強首相がカンボジアを訪問した際に、現地企業OCICと中国企業との間で調印されている。  プレスリリースによると、土地所有者を特定する作業をカンダール州とタケオ州当局に割り当てており、その際、新空港開発を妨げる可能性がある地域では、必要に応じて、すべての土地売買を一時的に停止 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年3月4日
      不動産業 空港 カンダール州 タケオ州 カンボジア不動産協会 チレク・ソクニム
    • (c)Khmer Times  カンボジアの成長する中流階級の購買力の増加を反映して、電気製品の売上が伸びた。クメールタイムズ紙が報じた。  世界的な調査会社GfKのシンガポール事務所によると、電気製品の売上高は2018年に413百万ドルに達し、対前年比27.8%増となった。  このうち、スマートフォンが2億8200万ドル、家電製品(テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫など)が1億2200万ドルを占めている。  2017年の電気機器全体の売上高は2億2300万ドルで、このうちスマートフォンが2億1400万ドル、家電製品は1億900万ドルとされており、順調に伸びた。  カンボジアのLG電子の正規販売代理店、Ggearのソック・ピセットCEOは、「2018年の売り上 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年3月1日
      小売業 家電製品
    •  タオン・コン観光大臣によるち、カンボジアの観光業は2018年に43.5億ドルの総収益を得て、1年前の36.3億ドルから19.8%増加した。新華社が報じた。  タオン観光大臣は全国クリーンシティーデーでの演説で、「2018年に10.7%増の620万人を超える外国人観光客を引き付け、経済の総収入は43.5億ドルとなった」と述べた。  カンボジアの観光省によると、中国は昨年カンボジアへの外国人観光客の最大の供給源となっており、200万人近くの中国人がカンボジアへ訪れている。
    • 観光
        2019年3月1日
      観光業
    • (c)Khmer Times  ローヤルグループ傘下の大手モバイル事業者、セルカードは、スピードテストにおいて世界的なリーダーであるオークラ(Ookla)によって、カンボジアで最速のモバイルネットワークに選出された。クメールタイムズ紙は報じた。  この賞は、26日にスペイン・バルセロナで開催されたGSMAモバイルワールドコングレスにおいて、国際的なテレコムリーダー、専門家、報道関係者、関係当局の主要代表が出席した式典で発表された。4回連続の表彰となる。
    • 経済
        2019年2月28日
      通信業 セルカード
    • (c)Khmer Times  ASEANスマートシティーネットワーク(ASCN)にプノンペン、バッタンバン、シェムリアップが選出された。クメールタイムズ紙が報じた。  ASCNは、シンガポールが提唱していた構想で、昨年11月、第33回ASEAN首脳会議で枠組み文書が採択されたもの。域内の都市それぞれが抱える環境や交通渋滞などの課題を、最新テクノロジーを活用して解決することによって、市民の生活改善と新たなビジネス機会の創出とともに、各都市間でその成功事例などの共有を目指している。  日本政府は、ASCNの実現に協力していく姿勢を示しており、今後は、日本政府などの支援を受けつつ、スマートで持続可能な都市開発を目指す。
    • 社会
        2019年2月28日
      経済成長
    • (c)Khmer Times  カンボジア政府は2030年までに人口が2000万人に達すると予想されている。クメールタイムズ紙が報じた。  フン・セン首相は25日、「カンボジアの経済成長は、生活水準の向上と人口動態の変化をもたらし、多くのカンボジア人が都市部に移り住む」と語り、「カンボジアの人口はさらに2050年までに2500万人に達する可能性さえある」と付け加えた。  現在、カンボジアの人口は約1601万人、そのうち150万人がプノンペンに住んでいると推計されている。  政府は第3回目の国勢調査を3月3日から3月13日まで実施することを予定しており、フン・セン首相は、「国勢調査データは、国家戦略開発計画と持続可能な開発目標の下で実施される作業を監理する指標となる ... [続きを読む]
    • 統計
        2019年2月27日
      人口 国勢調査 カンボジア国立統計研究所
    • (c)Khmer Times  ロイター通信によると、国際的なマネーロンダリング(資金洗浄)監視組織、金融活動作業部会(FATF)は22日、司法制度に高いレベルの汚職や、金融犯罪における捜査の意思に欠けるとして、カンボジアを「グレー・リスト(非常に脆弱な国)」に追加した。クメールタイムズ紙は報じた。  ロイター通信では、「カンボジアがリストに含まれたことにより、国内外の国際的な金融、投資、もしくは貿易の流れが減速する」と予測し、さらに、「カンボジアに拠点を置く企業や個人は、国際金融システムの利用がより困難になる可能性がある」と指摘した。  金融調査会社メコン・ストラテジック・パートナーズのマネージングパートナー、スティーブン・ヒギンズ氏は、「カンボジア国立銀行(NBC) ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年2月26日
      不正 マネーロンダリング カンボジア国立銀行 資金洗浄
    • (c)Phnom Penh Post  現地不動産会社によると、プノンペン都の地価はセンソック区を中心に今年初めに上昇の兆候を示し続け、チョロイチャンバー区は低迷している。プノンペンポスト紙が報じた。  現地不動産会社、キー不動産の地価調査報告書によると、地価の年初の成長率は、センソック区が17.1%と今年初めに最も地価が急上昇しており、次いでミーンチェイ区が16%の成長率、ダンカオ区12.1%、プレックプノウ地区10.1%、ルッセケオ区9.6%と続く。  チバーアンパウ区の地価は9.3%、トゥールコーク区は6.3%、プーセンチェイ区は5.5%、7マカラ区は2.9%上昇した。ドーンペーン区の価格は1.7%、チャムカーモーン区は1%上昇した。しかし、チョロイチャンバー区は ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年2月25日
      地価
    • (c)NPO DREAM GIRLS Project  2月17日、イオンモール・プノンペンで第8回ドリーム・ガールズ・デザインコンテストの授賞式が開催された。  このコンテストは、途上国女性の職業訓練、就業支援、女性のエンパワーメントを活動目的とするNPOドリーム・ガールズ・プロジェクトが毎年プノンペンで主催しており、経済的に自立するカンボジア人女性を増やし、貧困問題解決と女性の地位向上を目指すことを目的に開催されている。  コンテストで優勝したノウ・チャンサリンさんは、「このコンテストで舞台に立つのは私の夢でした。いつも人生の中でこうしたことが起きるのを夢見ていた」と述べた。  また、審査員である、カフェ業界で大きなシェアを獲得しているカンボジア発のカフェ、ブ ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年2月22日
      起業家 芸術 デザイン
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン都ドーンペーン区のソク・ペンブット区長は19日に、ワットプノンと独立記念塔の間を結ぶノロドム通り沿の違法駐車や露店業者に対して厳しい措置を取ると発表した。21日から実行される。プノンペンポスト紙が報じた。  ソク区長は、「路上停車している車両を15日間没収し、その後車両を返却する。2月21日から実行する」と述べた。同措置は国家機関や自動車ディーラーを含むすべてに適用されるという。  なお、プノンペン都公共事業局によって指定マークが表示された駐車スペース内は駐車が可能だ。
    • 社会
        2019年2月21日
      交通渋滞 駐車違反
    • (c)Khmer Times  カナダナショナル銀行グループのABA銀行は、顧客数の増加に伴い、カンボジア国内にさらに11の支店を開設する。クメールタイムズ紙が報じた。  ABA銀行の事業開発マネージャーであるメイ・ピロン氏は13日、「我々の事業は年30%以上の成長をしており、今後も拡大するしていく。2018年末時点でカンボジア国内に64の支店があるが、今後はプノンペンを含む各州に11の支店を開設する」と述べ、事業拡大計画を明らかにした。  2019年1月30日現在、ABAの総資産は28億1000万ドルで、カンボジアで3番目に大きい銀行となっている。  昨年末、同行の顧客数は42万6000人、融資残高は18億3000万ドルに達し、対前年同期比で約49%増となった。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年2月21日
      商業銀行
    • (c)Khmer Times  政府は、技能実習生などの労働者を海外へを送り出す関係機関に対して厳格な管理を維持するよう労働職業訓練省に要請した。クメールタイムズ紙が報じた。  フン・セン首相は18日、国民議会の年次総会で、「労働職業訓練省は反人身売買委員会など関係省庁と連携しなければならない。同省は、移住労働者の保護のための法律の施行などを強化しなければならない」と述べた。  同省のイット・ソムヘーン大臣によると、「カンボジアはタイ、韓国、マレーシア、日本、シンガポール、香港に120万人の労働者を派遣しており、うち50万人近くが女性だ。彼らはカンボジアにいる家族へ年間20億ドル以上を仕送りしている」と述べた。また、「外国への送り出し機関は、労働職業訓練省によって105 ... [続きを読む]
    • 労働
        2019年2月20日
      労働職業訓練省 技能実習生 送り出し機関 イット・ソムヘーン
    • (c)Khmer Times  カンボジアの全ての国際空港を管理する仏系企業のカンボジアエアポート社は、シアヌークビル国際空港の滑走路を拡大するために2100万ドルを投資じる。クメールタイムズ紙が報じた。て急増する観光客に対応  同社は、環境調査を実施し、適切な規制を遵守した後、今年初めにプロジェクトの建設作業を開始した。  このプロジェクトは、2100万ドル以上を投じて、2500メートルの滑走路を3300メートルに拡張し、2020年前半に完成する予定。完成すれば、カンボジアで最長の滑走路となり、ワイドボディの長距離航空機を収容する能力を持つこととなる。  フン・セン首相は、「外国人観光客の増加により、カンボジアの3つの国際空港は2025年までにすべての観光客を収 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年2月20日
      シアヌークビル 空港 カンボジアエアポート