カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    • (c)Khmer Times  租税総局(GDT)は、今年1月から5月までの間に13億ドル以上の税収を集め、前年同期比で28%増加した。クメールタイムズ紙が報じた。  GDTのコン・ヴィボル総局長は、税収額の増加は新技術の採用による徴税制度の近代化の結果だと指摘した。  同氏は、「収入管理の効率を確実にし、政府の設定目標を達成するために、徴収のさらなる効率化する」と述べた。  2018年のGDTによる徴収額は22億ドル近くで、前年比で13.3%増加した。
    • 経済
        2019年6月20日
      税金 コン・ヴィボル 租税総局
    • (c)Phnom Penh Post  中国から自転車生産工場がプノンペンの20ヘクタールの敷地に一部移転し始めている。プノンペンポスト紙が報じた。  現在建設中のこの工場は、中国の自転車サプライヤー、上海ゼネラルスポーツ社のもの。同社は、中国で生産する自転車のほとんどを、米国自転車・部品販売会社のケント・インターナショナル社に販売している。また、ケント社はこれを、ウォルマートやターゲットなどの米国大手小売業者に毎年約300万セットを販売している。  ケント社のアーノルド・カムレー会長は、「カンボジアの工場が急ピッチで建設されれば、来年半ばまでに月5万台を生産できる可能性がある。彼らは中国にある自社工場を約50%から60%縮小するだろう」と語った。  トランプ米大 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月20日
      中国 製造業 自転車
    • (c)Khmer Times  中国当局者は15日、カンポット州のバナナ工場を視察した。クメールタイムズ紙が報じた。  バナナ工場を経営するロングメイト社は、5月に120トンのバナナを中国に出荷した実績を持ち、中国国家品質監督検査検疫総局(AQSIQ)の職員が視察した理由は、出荷量の増加を念頭に置いたものだと見られる。  同社のダイレクターは、「来年には、リュウガン、コショウ、ドラゴンフルーツ、マンゴーを確実に中国へ輸出できるよう、商業省と農林水産省の努力に期待している」と述べた。  農林水産省は、AQSIQとの間でマンゴーとリュウガンの輸出計画をまとめた覚書に調印しているが、出荷できるマンゴーを処理するには、工場でミバエの寄生を管理するための蒸気熱処理システムを ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月19日
      農業 カンポット州 バナナ
    • (c)Khmer Times  ウズベキスタン系の投資会社、Tanncam Investment社は、カンボジアの飲食店と卸売を営むヴァイブカフェ・ホスピタリティ社の65%の株式を取得した。  ヴァイブカフェ・ホスピタリティ社は、ヴァイブの屋号でビーガン料理を提供するカフェをプノンペンとシェムリアップに各1店運営しているほか、バックヤードカフェというカフェを運営している。Tanncamはフランチャイズ機会を加速するために追加の資本を投入する予定だ。  創業者であるエマ・ファウンテン氏は、株式の31%の所有を維持し、継続してCEO職に就く。  Tanncam社は、2017年にインドの大手オンライン薬局であるNetmedsに1000万ドルを投資したほか、昨年3月には、 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月19日
      飲食業 卸売業
    • (c)Khmer Times  スヴァイリエン州のバベット市で1500人以上の衣料工場労働者が労働条件の改善を求めストライキをしている。クメールタイムズ紙が報じた。  サンライズライトエンタープライズ社の労働者が署名した請願書によると、1562人の労働者全員が、代表を選出する権利や休日に働く労働者に残業手当を支給する権利などを要求している。  また、工場の生産を10%削減すること、休業中の労働者に対してより寛容であること、健康保険の提供、理由のない解雇を控えることを要求している。  州労働当局責任者によると、同社は労働者のほとんどの要求に同意したものの、マネージャーを解雇し生産を減少させる点には同意しなかったという。
    • 労働
        2019年6月14日
      労働者 工場 製造業 スヴァイリエン州
    • (c)Khmer Times  バイヨンヘリテージホールディンググループは、日本企業と提携して、600トンの有機肥料を出荷する予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。  同社によると、今月からミャンマー、ラオス、ベトナム、マレーシア、フィリピン、日本への出荷が予定​​されているという。同社は13年間、国内向けに有機肥料を販売してきたが、輸出は初めて。  農林水産省によると、同社はカンボジアで最初の肥料輸出許可を受けた会社だという。  同省によると、カンボジアには約100社が肥料を輸入しており、昨年はベトナム、タイ、中国から100万トンの有機化学肥料を輸入している。
    • 経済
        2019年6月13日
      農林水産省
    • (c)Khmer Times  シアヌークビルへの中国人の流入は、近年のカンボジアにとって注目の話題といえる。  シアヌークビルのビーチ沿いで露店を営むチア・ティさん(45歳)は、中国人の流入について尋ねられると笑顔は消えた。彼は、「中国人に貸せる家や土地を持っている人にとってはとても幸せですが、私のような者にとっては非常に心配です」と話す。「中国人がここに来て、私たちの街は完全に変わりました。彼らは泥酔して叫んだり、互いに喧嘩しています」と付け加えた。  チェン・スレアンさん(38歳)は、「中国人が洪水のように来てから、チャイナタウンのようになっています。3年前、ここには中国人はあまり見ませんでしたが、今は街中は中国人しか見ません。西洋料理のレストランは、現在はほとん ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月13日
      中国人 シアヌークビル タオン・コン ソー・ケーン 事件 犯罪
    • (c)Khmer Times  カンボジア開発評議会(CDC)は先週、総投資額6億ドル、11件の開発プロジェクトを承認した。クメールタイムズ紙が報じた。  CDCによれば、承認されたプロジェクトには、プノンペンとコンポンスプー州の製造業と農産物加工業、そしてシアヌークビルの4つ星と5つ星ホテルが含まれている。  カンボジア国立銀行(NBC)の金融安定性報告書(FSR)によると、昨年、海外からの直接投資額(FDI)の41.3%が中国で占めており、次いで韓国(8.1%)、シンガポール(7.3%)、日本(6.4%)と続いている。また、FDIは主に金融業、建設業、製造業に向けられ、FDI全体の34%は金融業で占められた。
    • 経済
        2019年6月11日
      製造業 カンボジア開発評議会
    • (c)Khmer Times  ホテルとエンターテインメントの複合施設であるプリンスティエンシーワンが6日、シアヌークビルで着工された。クメールタイムズ紙が報じた。  このプロジェクトは中国企業プリンスリアルエステートグループによるもので、沿岸の新しいランドマークとして、2023年3月に完成予定。  5つ星ホテルやサービスアパートメント、シアヌークビルで最大規模の免税店、豪華なショッピングウォークで構成され、IMAXシネマ、ヨットドック、ビーチもある。  プリンスリアルエステートは、グループ全体でカンボジアに1200万平方メートル超の土地を所有しており、2000万平方メートル超の開発計画と20億ドル超の投資資本を所有しているという。  同社は開発の戦略都市と ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月11日
      建設業 シアヌークビル
    • (c)Khmer Times  PPCBankは7日、カンボジアの中小零細企業の成長を促進するために国際金融公社(IFC)とリスクシェア協定を締結した。  同行はIFCとのパートナーシップを通じて、カンボジア国内の中小零細企業や女性経営者企業を対象とした融資規模拡大など、より包括的なサービスを提供する。  PPCBankのシン・チャン・モー頭取は、「中小零細企業は、過去の貸付実績が非常に少なく、十分に融資を受けられなかったが、彼らはカンボジアの将来の成長に影響を与える大きな可能性を秘めている。PPCBankは、彼らのビジネスを強化し、ビジネスを成長させるための適切な財務および資金調達ソリューションを提供する」と述べた。  IFCの東アジアおよび太平洋地域担当ダイレ ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月10日
      金融機関
    • (c)Khmer Times  世界的な決済技術を提供するVisaは、カンボジアは今後7年間でキャッシュレス決済が劇的に増加するというレポートを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  このレポートによると、カンボジアにおいて、2017年のVisaカードによる購入額の合計が、前年同期比で43%増加、取引件数は58%増加した。また、デジタル決済が現金に比べて人気が高まっており、今後7年間で経済は完全にキャッシュレスになるだろうと報告している。  Visaのカントリーマネージャー、チュン・モイカ氏は、「電子決済は、インターネットの普及と技術のノウハウとの関連性が非常に高く、現在のカンボジア人の利用率から考えて、キャッシュレス支払いの急成長を予想している」と述べた。   ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月7日
      クレジットカード フィンテック カンボジア電気通信規制機関
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアで初の精神的リハビリテーションセンターが今月オープンする。プノンペンポスト紙が報じた。  施設はカンダール州の2ヘクタールの敷地に建設され、ほぼ完成しており、今月中に利用が可能になる見込みだ。施設スタッフは24時間常駐し、入所者は無料でサービスを受けられる。  社会問題・退役軍人・青少年更正省の担当局長によると、「このセンターは収容施設ではない。宿泊施設や治療、食事、運動などのための場所を備えた共同住宅である。また患者は地域社会との交流を通じても、症状が改善をみるだろう」と述べた。
    • 社会
        2019年6月7日
      社会問題・退役軍人・青少年更正省
    • (c)Phnom Penh Post  政府は3日に、公共事業運輸省の要請により、車両識別カードとナンバープレートの登録に関する閣僚会議令を公布した。  この閣僚会議令は、自動車所有者が、次の自動車に買い替えの際、現在使用しているナンバープレートを継続して使用することができるもの。  また、これにより同省は、ナンバープレートから所有者を見つけるのが容易になることが期待している。
    • 法律
        2019年6月7日
      公共事業運輸省
    • (c)Khmer Times  カンボジア縫製業協会(GMAC)は5日、欧州連合(EU)の代表団との会合の後、武器以外の全品目を数量制限なしに無関税でEUに輸出できるEBA協定を完全に廃止することはありそうもないと述べた。クメールタイムズ紙が報じた。  欧州委員会はEBAの撤退プロセスに沿って、2月からカンボジアを監視する期間に入っており、事実認定ミッションとして、欧州委員会などの職員で構成されたEU代表団を滞在させ、撤退の必要性の判断に必要な調査や分析を始めた。  EU代表団は、政府関係者や他の利害関係者と面会し、EBAの必要条件や国連や国際労働機関の条約に関する情報を集めている。  GMACの副事務総長はEU代表団と面談した後、「対話や交渉の過程で、ある程度の ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月6日
      カンボジア縫製業協会 貿易 パン・ソラサック アン・ボンバタナ
    • (c)Khmer Times  鉱工・エネルギー省によると、コンポンチュナン州の60メガワットの太陽光発電所建設の公募に、26社から応募があった。  政府は、2月に公募が始まって以来、148社に申請を要請し、外資企業を中心に26社から応募があった。 同省長官は、「ADBが関与するプロジェクトなので、手続きは非常に複雑だ」と述べた。  今後は、落札した開発者が発表され、完成は2年後だという。  このプロジェクトは、アジア開発銀行(ADB)が融資した100メガワット規模の発電プロジェクト、760万ドル融資の一部であり、ADBの協力の下、民間が建設・維持管理・運営し、契約期間終了後も民間が施設を所有し続ける、BOO方式で建設され、カンボジア電力公社(EDC)は発電した電 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月5日
      鉱工・エネルギー省 カンボジア電力公社 コンポンチュナン州
    • (c)Phnom Penh Post  シアヌークビル市当局は、クメール語を誤訳やスペルミスして表示されている店の看板391枚を撤去させた。プノンペンポスト紙が報じた。  当局者の1人は、「彼らはクメールを知らないので、グーグルで翻訳した言葉をそのまま使用したのだろう」と述べ、中国語が話せる当局者がおらず、店主との撤去交渉に時間を要したという。  人権団体アドホックの地方コーディネーターは、「中国人経営の印刷会社は、従業員も中国人を雇用する傾向がある。カンボジア人従業員による確認作業を行わない印刷所の運営を認める地方当局にも問題がある。印刷会社のオーナーはグーグル翻訳とクメール語のフォントが装備されていないキーボードを使用して、誤訳とスペルミスの発生を招いた」と述べた。 ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年6月4日
      中国人 小売業 シアヌークビル
    • (c)Khmer Times  フン・セン首相は3日、政府が電力供給を強化したことにより、来年は電力不足に直面しないと発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  乾季前には、水力発電所から1日あたり1400メガワットを生産していたものの、乾季に入ってからの数ヶ月間は、100から200メガワットしか供給できなかった。水力発電所は6月2日の時点で、600メガワットを生産できるまで回復した。  政府は、当面の電力不足を近隣諸国からの輸入で賄いつつ、水力発電所への依存を減らすため、太陽光発電所だけでなく石炭火力発電所やディーゼル発電所の建設も行う。  国内で稼働中の3つの石炭火力発電所は、それぞれ1日に370メガワットの電力を生産することができるが、さらに130メガワットの ... [続きを読む]
    • 社会
        2019年6月4日
      電力 停電
    • (c)Phnom Penh Post  現地の物流会社のワールドブリッジグループが支援するベンチャーキャピタル、Ooctane社は、カンボジアの起業家のために5500万ドルを確保した。プノンペンポスト紙が報じた。  同社は昨年6月に設立され、ワー​​ルドブリッジグループ会長のシーア・リッティ氏が500万ドルを出資していた。これに、自身の友人などのネットワークから5000万ドルを追加で調達したという。  同社のジェネラルパートナーの1人、タパス・クイラ氏は、「昨年ファンドを立ち上げて以来、社内のチームとシステムの構築に時間をかけてきたため、投資が始まったばかりである」と述べた。  シーア氏は、昨年の設立の記者会見時に、「ファンドからの個人投資に対しては、アイデア形成 ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月3日
      カンボジア証券取引所 ワールドブリッジ シーア・リッティ
    • (c)Khmer Times  カナダナショナル銀行グループのABA銀行は、カンボジア証券取引所(CSX)に社債を上場する。カンボジアで社債を発行する最初の商業銀行となる見込みだ。クメールタイムズ紙が報じた。  同行は5月31日、カンボジア国立銀行から社債の発行が承認されたと発表した。また、引受業務を行う証券会社によると、同行は今回の社債発行により2500万ドルを調達する見込みだという。  なお、ABA銀行によると、調達した資金は、女性を含む小規模起業家への融資事業や、営業支出に使うとしている。同行は、総資産33億6000万ドルで、カンボジアで3番目に大きい銀行となっている。  社債の発行は、2018年にマイクロファイナンス機関(MFI)のハッタカクセカーがカンボ ... [続きを読む]
    • 経済
        2019年6月3日
      商業銀行 カンボジア国立銀行 上場 カンボジア証券取引
    • (c)Khmer Times  カンボジアの家電市場は、建設ブーム、所得の向上、電気料金の値下げにより活況を呈している。クメールタイムズ紙が報じた。  韓国系家電メーカーのLGグループの販売代理店であるGGearグループは、2011年に事業を開始して以来、電子機器の売上による収益が年間平均で20~30%増加しているという。  同社のソック・ピセットCEOは、「今年は猛暑の影響でエアコンの需要が急増した。家電製品の売上増加の主な要因は、建設ブーム、所得の向上、電気料金の値下げだ」と述べた。また、同氏は、「すでに家電市場は競争が非常に激しい」と付け加えた。
    • 経済
        2019年5月31日
      小売業 家電