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  • 経済
  • 2019年7月18日
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カンボジア産天然ゴム、生産増加するも労働力不足と価格低迷で先行き不透明[経済]

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(c)Khmer Times

 農林水産省の最新レポートによると、カンボジアは今年上半期に10万4261トンの天然ゴムを輸出し、対前年同期比で24%増加した。また輸出額は約1億3900万ドルと、1トンあたりの平均1339ドルの売上額となった。クメールタイムズ紙が報じた。

 ゴム開発協会によると、地元農園が収穫時期に入ったため生産量が増加したとしている。カンボジアには加工工場が無いため、天然ゴムの大部分はベトナムやマレーシアなどに輸出されている。

 今後も生産量及び輸出量が大幅に伸びる可能性があるものの、労働力不足と国際市場における価格低迷により、ゴム農園に使用されるヘクタールの数は、過去3年間ほぼ変わっていない。

 同協会事務局長は、「投資環境が好転しなければ、ゴムへの新たな投資はありそうもない」と述べ、またあるゴム農園を経営する会社は、「国際市場で低価格になっていることに失望している」と述べた。

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