カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  英国のEU離脱により、カンボジアと英国間の二国間貿易が更に増加することが期待されるという。クメールタイムズ紙が報じた。  英国大使は、イギリスがカンボジアと独立的に貿易協定を取り付けるだろうとしており、自由貿易に向けて献身的に取り組むと宣言した。  EUはカンボジアにとって米国に次ぐ最大貿易相手の一つであり、輸出の40%以上を占めている。後発開発途上国を対象にしたEBA制度(Everything But Arms)のもとで、カンボジアの対EU輸出は優遇措置を受けている。  英国の外交官は、EU離脱によりカンボジアとの新たな貿易協定が可能となると説明した。しかし英国はEU離脱の正式な手続きを終えていないため公式な貿易協定が締約されるまでには時間がかかるだろうとし、今は両国と ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月31日
      二国間協定 貿易 EU 英国
    • (c)Phnom Penh Post  日系のスタートアップ企業が、金融ローン商品の比較が可能なカンボジア初のウェブサイトを運営している。クメールタイムズ紙がプノンペンポスト紙が報じた。  このウェブサイトはスピアンルイ(Spean Luy)という名前で、ユーザーはローン内容を金利や金額、期間及び目的に応じて検索することができる。 、  日本人投資家の永野雄太氏は、「商業銀行やマイクロファイナンス機関(MFI)の営業効率性を改善し、借主の金融リテラシーを向上させたかった。人々が幅広い金融商品から選べ、低金利の恩恵を受けることができる「Financial Inclusion 2.0」を目指す。これを借主と銀行の橋渡しにしたい」と語った。  現在、プラットフォームにはロ ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年3月13日
      IT 金融機関 商業銀行 オンラインサービス フィンテック マイクロファイナンス機関
    • (c)Khmer Times  農林水産省はカンボジアの農業機械の使用が昨年と比べ急激に増えていると伝えた。クメールタイムズ紙が報じている。  同省は先週2016年、農業における機械の使用が91%まで上がったという報告書を公開、2015年は83%で、家畜の農業使用は8.8%だった。  カンボジア農業研究開発研究所のダイレクター、オーク・マカラ氏は、「外国や他業種への流出で労働力不足に悩むカンボジアの農業にとって、人件費を抑え効率性を高める農業の機械化は良い兆候」と話した。  一方、カンボジアで約3000人の農家が働くアムルライス・カンボジア社のソン・サラン代表は、「先進国の農業トレンドはトラクターや耕運機など農業機械を使う方向にシフトして来ている。しかしカンボジア ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月25日
      農業 農林水産省 カンボジア農業研究開発研究所 オーク・マカラ
    • (c)Khmer Times  カンボジア・インド間の直行便の運行について収益性は依然として問題がある。クメールタイズム紙が報じた。  在カンボジアインド大使は、「カンボジア政府と大使館は、早期に直行便を就航できるか検討している。しかし直行便を利用する旅行者数が不十分であるため、両国の航空会社からの申し入れはまだない」と述べる一方、「両国の観光客数は増加傾向にあり、最終的には直行便を運行できるだろう。私たちは、インドの航空会社に何度も積極的に働きかけている」と語った。  カンボジア民間航空庁(SSCA)とインドの航空関係者の間で、10月に民間航空会社が直行便を運行することに関して合意していた。
    • 経済
        2017年1月8日
      観光客 観光業 インド 航空会社 民間航空庁
    • (c)Phnom Penh Post  韓国系企業ウェルト・ビオ(Welt Bio)が22日、世界最大規模となる1000ヘクタールの胡椒農園を、4000万ドルを投じてモンドルキリ州で設立すると発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  同社は既に、モンドルキリ州で350ヘクタール中120ヘクタールに胡椒を植えており、来年には残りの敷地も耕作する予定だ。また、兄弟会社のブライス・ビオ(Brise Bio)が隣接する650ヘクタールを購入している。  同社は既にトボンクムン州でも35ヘクタールの土地に胡椒を植えており、来年にも収穫が開始される。  ウェルト・ビオのダイレクターは、「本プロジェクトの目的は、収入源を多様化させることだ。胡椒又はコーヒーを栽培する予定だが、現 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年11月25日
      農林水産省 トボンクムン州 モンドルキリ コショウ ウェルト・ビオ ブライス・ビオ
    • (c)Phnom Penh Post  国家選挙管理委員会(NEC)によれば、選挙登録期間が9月1日から始まって以来、4日間で50万人以上が選挙人名簿に登録した。プノンペンポスト紙が報じた。  選挙登録期間は今年12月1日までとなっている。先週日曜日時点では、全有権者960万人のうち53万7637人が登録を終えた。NECによれば、プチュンバン期間中の日曜日にも業務を行う必要があるという。  一方で現在、野党側のリーダー2人は戦況人名簿に登録できない状況だ。カンボジア救国党(CNRP)の議員によれば、フランス亡命中のサム・ランシー党首と逮捕を免れたケム・ソカー党首代行はカンボジアでの選挙登録を制限されている。 本記事は翻訳・翻案権の許諾を得て掲載しております。
    • 政治
        2016年9月6日
      国家選挙管理委員会 NEC プチュンバン 選挙 ケム・ソカー 選挙登録 サム・ランシー
    •  クラチェ州で今週水曜日、木材を積んだトラック2台を奪い返そうと怒った村民約50人が軍警察を襲撃し、2人が重傷、3人が軽傷を負ったと人権団体アドホックが報告した。  積んであった木材は正式なライセンスを得ていなかった疑いがあるが、今のところ州の軍警察の責任者は衝突があったことを認めていない。  人権団体アドホックの州担当責任者は、「村民らは胡椒産業を支える目的で以前から木杭を輸送しており、ライセンスが必要だとは認識していなかった」と語る。  国家軍警察のスポークスマンによれば、没収されたトラック2台は二度と同じ犯罪を犯さないという請願書によって、翌日積荷とともに返却されたという。 本記事は翻訳・翻案権の許諾を得て掲載しております。
    • 社会
        2016年8月6日
      クラチェ州 違法伐採 自然 警察 胡椒
    • (c)Phnom Penh Post  フン・セン首相はカンボジア国内の25州を視察する。始めにバッタンバン州へ行き、その後バンテイメンチェイ州へと向かう予定だ。  フン・セン首相は、「地方の開発達成具合や、解決されるべき問題点などの調査が目的だ」と述べている。  プノンペンポスト紙によれば、首相は視察期間に地方の役人や住民、軍人らに会い、来年の州選挙に向けて公共サービスの質向上を促す予定だという。  バンテイメンチェイ州知事によれば、首相はすでに軍の将軍ら350人に会い、安全強化と公共サービスの向上を求めたという。  ある政治アナリストは、「この視察旅行には、選挙が近くなってきて公務員や軍人らの支持を得ようとする目的がある」と語り、「役人は数が多いので、支 ... [続きを読む]
    • 政治
        2016年7月26日
      バンテイメンチェイ州 バッタンバン州 選挙 地域開発 公務員
    • (c)Khmer Times  カンボジア証券取引所(CSX)に上場しているプノンペン水道公社(PPWSA)が昨日、第一四半期における純利益の急な減少は、外国為替相場が変動してキャッシュフローに影響したためだと主張した。クメールタイムズ紙が報じた。  金曜日に取引所へ提出されたPPWSAの財務諸表によれば、今年第一四半期の総収入は約1300万ドルで、昨年同時期と比べて20.93%減少した。また純利益は189万5000ドルで、昨年同時期と比べて65.5%減少した。  アクレダ証券CEOのスバイ・ヘイ氏によれば、「会社の収益の減増は必ず株価に影響する。上場価格の下落はビジネスパフォーマンスの長期的な指標にはならず、第一四半期という短期間で判断するのは早すぎる」という。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月3日
      PPWSA CSXC
    • (c)Phnom Penh Post  英国がEU脱退を選択したことを受けて、世界的な金価格上昇とともにカンボジアの金相場も動きを見せている。  プノンペンポスト紙によれば、今年が始まって以降カンボジアにおける金の価格は堅調に上昇していたが、金曜日には前日比6.5%上昇し、1ドムラン(=1.2トロイオンス)あたり1620ドルとなった。  現地の両替・宝石店のマネージャーは、「現地の価格が高騰した後、多くの人が金を売りに当店を訪れた」と話している。金を売りに走る人が急増したことに関しては、プノンペン都内の多くの金のディーラーが、英国のEU脱退選択が要因だと見ている。  ある宝石店のオーナーによれば、自身の顧客の約70%が金を売りたがっているなど、現在は売り市場だとい ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月28日
      ゴールド 宝石 ドムラン
    • (c)Khmer Times  今年が始まってから5ヶ月間で、カンボジア国内の商業銀行における住宅ローン総融資額が高い伸びを見せていると、クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア最大手銀行であるアクレダ銀行の今年5ヶ月間における住宅ローン総融資額は、昨年同時期と比べて29%上昇の1億9300万ドルだった。また、債務者数は昨年同時期の6600人から8074人に増加した。  アクレダ銀行バイス・プレジデントのソー・フォナリー氏は、「同居するための住宅を探す新婚夫婦が増えているため、需要が増加している。加えてカンボジア人の収入が増加しているため、長期投資として住宅の購入に乗り気になっている人が多い。もう一つの要因としては、カンボジア人住宅所有者がモダンな新居に移りたがってい ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月28日
      建設業 住宅ローン オーン・ポーンモニロット
    • (c)Khmer Times  マレーシア系縫製工場グローバルアパレルリミテッドの従業員らは、道路封鎖やタイヤを燃やすなどして抗議活動を継続している。同工場は今月4日、受注数の減少を理由に工場閉鎖を発表したばかりだ。  クメールタイムズ紙によれば、従業員らはフン・セン首相の自宅まで行進する予定だという。抗議する従業員らは、工場閉鎖まで短期間しかないにもかかわらず閉鎖後の仕事の世話もしないことを強く批判している。  従業員代表のスレイ・リアク氏は、「道路封鎖が違法なのは分かっているが、我々は怒りを抑えられずこれしか方法がない」と主張する。  労働者運動共同同盟(CUMW)役員のスット・チェト氏は、「フン・セン首相の家まで行進するという計画は、当局がなるべく早く介入す ... [続きを読む]
    • 労働
        2016年6月16日
      デモ 労働問題
    • (c)Phnom Penh Post  24日、アンコールデイリープロダクツ株式会社(Angkor Dairy Products Co.,Ltd.=ADP)はカンボジア国内で初となる牛乳製造工場としてプノンペン経済特区内で生産を開始した。同社は『アンコールミルク』を主力商品として国内デイリーユースをターゲットに商品展開を進める予定だと、プノンペンポスト紙が報じている。  2300万ドルをかけて建設された工場は、『ビナミルク』で知られるベトナムデイリープロダクト合資会社(Vietnam Dairy Product Joint-Stock Co,=VDP)とカンボジアのBPCトレーディング株式会社(BPC Trading Co., Ltd.)とのジョイントベンチャーである。 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月28日
      食品加工業 ビナミルク VBD
    • (c)Khmer Times  2日、プノンペン都内唯一のカジノホテルであるナガワールドは、国土整備・都市化・建設省から歩道上に突き出した長さ3メートルの日よけを取り壊すように行政指導された。同省のスポークスマンによると、プノンペン都庁と話し合い、公道にはみ出すナガワールドのすべての工事を止めるよう命じたと言う。  昨年の初め、ナガワールドの別館(ナガ2コンプレックス)の建設中、国立仏教研究所のフェンスと門が解体されたため、研究所がナガワールドの運営会社であるナガコープ社に売却されたのではないかという噂が急速に広まり、建設に反対する人々や僧侶から抗議されていた。  これは、政府が同社にナガ2の電気供給施設として変電所を仏教研究所の敷地内に建設することを許可していたためで ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年5月5日
      ナガワールド 国土整備・都市化・建設省 シャングリ・ラホテル 国立仏教研究所 チア・ソパーラー
    • (c)Phnom Penh Post  アクレダ銀行がカンボジアで唯一、ASEAN銀行ランキングのトップ100に入り、昨年の97位から88位に上昇した。  リストはTier1に応じてランク付けされ、アクレダ銀行は2015年末に、Tier 1資本が4億2300万ドル、総資産は31億ドル、税引き後利益は1億200万ドルであった。  ティア1(Tier1)とは、銀行の安定性や健全性の維持を目的に国際決済銀行(BIS)が規制している自己資本割合のうち、資本金、利益剰余金、優先株、優先出資証券などで構成されている中核的自己資本のこと。  成長率のランキングでは、ティア1において22.29%の成長率を見せ9位、総資産は成長率30.4%と10位、資産リターンは3.25%で4位と ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年4月11日
      金融業 商業銀行 アクレダ銀行 ACLEDA ティア1 国際決済銀行 BIS
    •  原油価格がグローバル投資銀行の予想を大幅に下回ったにもかかわらず、シンガポールの石油・ガス会社のクリスエナジー(KrisEnergy)は、カンボジア沖にある有望な海上油田鉱区「ブロックA」をこれまで通り生産に向け進めていくと伝えた。同社のカンボジア支社長であるKelvin Tang氏は、原油の実勢価格低迷が続く中、カンボジア政府との最終合意は未だされておらず、生産は2018年以降になると語った。  13日の水曜日、グローバル原油価格の国際指標となるブレント原油のスポット・レートは1バレル約30ドルを記録した。米国とEUの対イラン経済制裁解除を受け、イラン国営石油会社が原油増産を指示したことにより、中東のサウジアラビアとイランとの関係はより一層緊張した。中国の需要減退とグローバル市場へ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年1月25日
      原油 油田 クリスエナジー
    • 商業省が新華社通信を通して伝えたところによると、2014年の最初の9か月間で自動車輸入は3万4534台に上り去年の同じ時期と比べ88%の増加となった。またオートバイは261,177台で去年の同じ時期と比べ130%の増加となった。 この統計では自動車の輸入は総額5億5400万ドルとなり、去年の同じ時期の2億9900万ドルと比べ85%の増加となった。バイクの輸入は2億6400万ドルだった。 カンボジアは自動車の輸入を主に日本、韓国、中国、アメリカ、イギリスから行っているが、最も人気があるのは日本からの輸入車となっている。 カンボジア1500万人の人口に対して、新車、貨物車、バスなどを含む自動車の登録台数は41万台となっており、バイクの登録台数は200万台にのぼる。
    • 統計
        2014年11月5日
      貿易 自動車 オートバイ
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