(c)Phnom Penh Post
英国がEU脱退を選択したことを受けて、世界的な金価格上昇とともにカンボジアの金相場も動きを見せている。
プノンペンポスト紙によれば、今年が始まって以降カンボジアにおける金の価格は堅調に上昇していたが、金曜日には前日比6.5%上昇し、1ドムラン(=1.2トロイオンス)あたり1620ドルとなった。
現地の両替・宝石店のマネージャーは、「現地の価格が高騰した後、多くの人が金を売りに当店を訪れた」と話している。金を売りに走る人が急増したことに関しては、プノンペン都内の多くの金のディーラーが、英国のEU脱退選択が要因だと見ている。
ある宝石店のオーナーによれば、自身の顧客の約70%が金を売りたがっているなど、現在は売り市場だという。
カンボジアにおける26日の金価格は1ドムランあたり1580ドルだった。