(c)Phnom Penh Post
カンボジアマイクロファイナンス協会(CMA)の会長は月曜日のワークショップで、カンボジア国内のマイクロファイナンス機関(MFI)が抱える延滞債務について懸念があることを明かした。プノンペンポスト紙が報じた。
CMA会長のホウ・レントン氏によれば、1月からの延滞債務の割合が2倍に膨れ上がっている。返済期限から30日以上延滞しているポートフォリオリスク(portfolio at risk=PAR)の総額は今年初めの0.5%より微増して1%となった。
同氏は、「農業セクターでの貸付額は全体の30%に上るが、今年4月と5月には干ばつによって甚大な影響を受けた。そのせいで農家のキャッシュフローは減っており、返済が難しくなっている」と語る ... [続きを読む]
租税総局(GDT)は、マネーロンダリングやテロ活動資金に関する情報交換のため、カンボジア中央銀行(NBC)の金融インテリジェンスユニット(Financial Intelligence Unit of the National Bank of Cambodia=FIUNBC)と覚書を締結した。クメールタイムズ紙が報じた。
カンボジアは、FIUNBCを設置した後、2004年にマネーロンダリングに関するアジア・パシフィック・グループ(APG)のメンバーとなったものの、2015年の反資金洗浄指数では152カ国のうち、マネーロンダリングの影響を受けやすい国6位であった。
バーゼルガバナンス機関(Basel Institute on Governance)は、世界銀行や米国務省等の情報 ... [続きを読む]
(c)Khmer Times
カンボジア国家選挙委員会(NEC)は15日、来年の全国選挙の投票者登録率が低いことに懸念を表明した。クメールタイムズ紙が報じた。
NECによると、1日に約2万人の登録が必要とされるなかで、平均1万件しか登録されておらず、設備の不備により一部の地域で情報提供が不十分だと指摘している。投票者登録は11月9日まで行われる。
カンボジアの人権団体のCENTRAL(Center for Alliance of Labor and Human Rights)の事務局長は、投票者登録率の低さの理由に、「最近の政治状況も原因であるほか、外国への出稼ぎ労働者が多いことも原因だ」と述べた。