カンボジアに進出する日系企業のための
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News & Topics

    •  救国党サム・ランシー党首は「外国通貨の利用は、今後国民議会の中で議題に上がるだろう」と述べ、現在通貨として国内で自国通貨であるリエルと合わせて通常利用されている米ドルについて今後国民議会で議論がおこなわれると述べた。  また、サム・ランシー党首は米ドルの使用に関して「米ドルの利用はカンボジア経済に重大な悪影響を及ぼす」とも述べている。経済学博士でもある同氏は「ドルの利用は隣国より商品の値段を押し上げる主な原因で、国の経済の重要な問題となっている。もし他国の通貨を使い続けると、私たちは通貨を自分のものにできない」と警告した。 (写真:CAM PHOTO AGENCY/石川正頼) 本記事は転載の許諾を得て掲載しております。
    • 政治
        2014年10月3日
      救国党 ドル化経済 サム・ランシー 国民議会
    •  ミャンマー国際航空は、2014年10月8日(水)より大阪(関西)-プノンペン(カンボジア)経由-ヤンゴン線のチャーター便を週3便スケジュールにて運航を計画しているとの発表がありました。  往路は関西空港よりプノンペンを経由しヤンゴンへ、復路はヤンゴンより関西空港へ直行便にて運行。就航開始時はチャーター便として運航し、将来的には日本・ミャンマー間の定期便開設を目指しているとのことです。  今般のチャーター便の運航により、関西空港からカンボジア・ミャンマーを結ぶアクセスとして、関西空港とアジアを結ぶネットワークがより一層充実いたします。 【関西-プノンペン-ヤンゴン線スケジュール】  2014年10月8日(水)~2014年12月1日(月)運航予定  便名:8M9006 運 ... [続きを読む]
    • 日系
        2014年8月22日
      土地問題 土地 救国党 首相
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジア最大の工業団地、シアヌークビル経済特区(SSEZ)は、今後5年間で約200の新規テナントを募集しており、その面積は倍増している。プノンペンポスト紙が報じた。  2008年から中国企業により開発されたSSEZは、現在、第一期525ヘクタールの敷地に110の企業が入居しており、規模と占有率の両方において国内最大のSEZ。労働者数も1万6000人以上で、工場労働者や管理職の住宅も含まれている。  SSEZの責任者は、「残りの600ヘクタールのインフラ整備を進めており、3年以内に完成予定だ。300の企業を誘致し、5年以内で労働者数は7~8万人に成長する。2022年には労働者向け高層住宅団地を完成させる。SSEZの目標は上場企業に ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年9月20日
    • (c)Khmer Times  日本政府は3月30日、約1億4000万ドルの無償資金協力と譲与的融資の提供に合意し、プラック・ソコン外務国際協力大臣と堀之内秀久駐カンボジア大使により、フンセン首相の面前で署名が行われた。  この資金は、インフラ整備や洪水防止、医療や水道網の改善などに使用されるとし、バッタンバン州からバンテイメンチェイ州までの国道5号の改修工事に譲許的融資として9800万ドル、給水システムの拡大や洪水保護の強化に4200万ドルが費やされるという。  同大臣は、「この開発援助は、カンボジアの経済成長を推進する上で重要な役割を果たし、人々の生活も改善するだろう」と述べた。  堀之内大使は、「これらのプロジェクトがカンボジアの社会経済に貢献し、二国間協力 ... [続きを読む]
    • 日系
        2017年4月1日
      二国間協定 バンテイメンチェイ州 バッタンバン州 郵便電気通信省 プラック・ソコン
    • (c)Phnom Penh Post  香港最大の華人資本銀行である東亜銀行(BEA)と、スリランカのスリランカオリックスリース(LOLC)は、カンボジアの最大のマイクロファイナンス機関(MFI)であるプラサックの資産の大部分を共同で取得したと発表した。プノンペンポスト紙が報じた。  合弁会社のリリースによると、BEAとLOLCは、ドラゴン・キャピタル・グループ、ベルギー・インベストメント・カンパニー・オブ・ディベロップリング・カンパニー(BIO)およびオランダ開発金融公庫が所有する少数株主持分を購入し、この買収により、LOLCの既存保有額は22%から70%に増加し、BEAは21%を保有、プラサックは残りの9%の株式を保有することになる。  また、プラサックはカンボジア ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年3月22日
      金融機関 プラサック 香港 ハッタカクセカー マイクロファイナンス機関
    • (c)Khmer Times  米国のドナルド・トランプ大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)からの撤退を表明したことを受け、カンボジアが縫製業界での競争力を失う心配が和らいだ、とアナリストたちが話している。クメールタイムズ紙が報じた。  調査会社メコン・ストラテジック・パートナーズの共同パートナー、デビッド・マーシャル氏は、「TPPによる縫製業の関税撤廃で、衣料品輸出でベトナムが有利になることを懸念していた。カンボジアの縫製品輸出国について、米国が第2位であり、TPPによる国内縫製業への脅威は軽減される」と話す。  同氏は、「賃金の高さから、衣料品製造が米国に戻ってくる可能性は低い」と述べ、「現在EUが衣服やコメなどの主要輸出先の一つであり、輸出市場を多様化すること ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月26日
      二国間協定 縫製業 TPP ドナルド・トランプ ソーパール・イヤー
    • (c)Khmer Times  商業省は、燃料価格決定メカニズムにより、レギュラーガソリンを1リットルあたり500リエル(約0.12ドル)上昇させると発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  商業省が発表した1月12日から1月21日におけるガソリン価格は、リットル当たり、ハイオクで500リエル上昇の3850リエル(0.95ドル)、レギュラーは450リエル(0.11ドル)上昇の3750リエル(0.93ドル)、ディーゼルは450リエル上昇の3450リエル(0.85ドル)となる。  前年の世界的な原油価格の高騰を受けて、政府は昨年3月、国内のガソリン小売価格を世界の原油価格に合わせることを発表し、 商業省が毎月1日、11日、21日の10日間ごとにすべての小売店に最新価格を発表 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月14日
      ガソリン 石油 石油会社 カムコントロール
    • (c)Khmer Times  カンボジアにおける良好な経済状況を背景に、カンボジアの銀行・金融は2017年も確実な成長を遂げ、貸付残高、預入金ともに、昨年比20%程度の成長が期待されている。クメールタイムズ紙が報じた。  カンボジア国立銀行(NBC)のレポートによると、銀行部門の貸付残高は176億ドルで昨年から18.3%増、預入金は154億ドルで20%増となった。  銀行・金融部門はともに非常に高い流動性を維持し不良債権はそれぞれ3.5%、1%と極めて低く、銀行部門では強い成長を続け、継続的・包括的に経済活動の成長に貢献するだろうと報告している。  カンボジア商業銀行最大手のアクレダ銀行CEO、イン・チャンニー氏によると、「借入金(貸付残高)は13%増の27億9 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年12月31日
      NBC 商業銀行 アクレダ銀行 イン・チャンニー 経済成長 カンボジア国立銀行
    • (c)Phnom Penh Post  11月23日に発表されたASEAN保険協会(AIC)の報告書によると、2015年のカンボジアの保険の普及率と市場規模は、他国に比べて小さいものの、総保険料収入でASEANにおける最高の成長率を見せた。プノンペンポスト紙が報じた。  報告書では、2015年ASEAN全体では2.9%の増加だった一方、カンボジアの成長率は、38.4%だった。  AICの事務総長は、「保険業界は、地域の経済成長を支え、維持する上で重要な役割を果たす。様々な市場や業界の浮き沈みにも関わらず、ASEAN全体の総保険料収入は、業界の安定成長と可能性を示し、2012年から2015年に年5.8%の平均成長率を見せている」と述べた。  カンボジアの保険市場は依 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年11月27日
      生命保険 保険業 総合保険 マイケル・レロッサ AIC ASEAN保険協会
    • (c)Phnom Penh Post  今年9月末時点で、承認済みの不動産プロジェクト件数が前年同期比76%上昇した。プノンペンポスト紙が報じた。  国土整備・都市化・建設省の長官によれば、過去9ヶ月間で、1050万平方メートル、75億6000万ドル相当の2009件のプロジェクトを承認した。ボレイや工場、ホテルなどの計画も含まれている。 同長官は、「承認待ちのプロジェクトもまだ多くある」と述べた。また、プノンペンの住宅用不動産市場を巻き込みつつある供給過剰に関する不安について、「セクターの状況はあまり変わっておらず、心配は必要ない」と、一蹴した。  不動産コンサルタントの責任者はこの数値について、「ポジティブな結果だ」と評価した一方で、「この数字は、単に省庁が認証 ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年10月18日
      国土整備・都市化・建設省
    •  カンボジアでは来年に統一地方選挙を控えていることもあり、選挙との関連を勘ぐられそうな動きが心なしか財界にも現れているように感じる。また一方で、円高基調のなかで日系FDIに勢いが戻ってきているようにも感じる。昨年がパッとしなかっただけに、念願だった成田-プノンペン間の直行便就航で弾みを付けたいところだ。今後の政治の動きが少なくとも経済の足かせだけにはならないで欲しいと思う。  さて、7月は更新した記事が111本でトータル記事数は858本となった。7月のアクセスはどうだったのか? Googleアナリティクスのデータを元にアクセス解析を発表する。  7月は5万PV弱。ユニークユーザー7000人、セッション1万3000。「カンボジア×ビジネス」というセグメントで高いポジ ... [続きを読む]
    • コラム
        2016年8月7日
      カンボジアビジネスパートナーズ
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペン都は、首都の公共照明システムの民営化にあたり、ほとんど無名の企業PPDECとの契約に達したと、都の関係者が7月20日話した。  プノンペン都庁の広報担当者によると、PPDECに交通信号灯、街路灯、防犯カメラと照明システムの独占的なメンテナンス権を20年間付与するもので、また7月18日の契約条件に基づくと、現在プノンペンの街路灯に使用されている蛍光灯を省エネのLEDに交換する責任も負っているという。  広報担当者は、契約条件や金額等詳細は明言しなかったが、地元メディアの報道によると、PPDECはプノンペンの3万個の全看板から広告収入を徴収する権利を与えられ、売上高は少なくとも1000万ドルになる。  業界の専門家はこ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月22日
      汚職 不正 公務員 公共照明システム PPDEC
    • (c)Khmer Times  鉱工・エネルギー省(MME)は水曜日、市民団体や石油採取セクターらに対し、石油法の草案を提示した。閣僚評議会への提出に備えた事前協議のためだ。  MMEのメン・サクティアラ大臣は、「石油は社会経済セクターの発展や国民の生活環境改善に利用される、貴重な国の資源だ。規制や法があって然るべき」と主張する。  本草案は、MME設立後の2014年に完成した。ASEAN諸国には近似した法案が多くあり、その全ては他の省庁やNGO団体、法律事務所などへ事前に諮問している。  クメールタイムズ紙によれば、本草案は全9章55条で構成され、人々の長期的利益のために石油資源と石油製品の開発利用を、国家歳入の増加や国民生活の改善、雇用創出、環境保護などを通じ ... [続きを読む]
    • 法律
        2016年7月22日
      石油 閣僚評議会 鉱工・エネルギー省 MME
    • (c)Khmer Times  国連の人権専門家団体が、反政権運動家のケム・レイ氏が殺害された件について、カンボジア政府とつながりのない第三者機関による捜査を要求する声明を発表した。  同団体は、「ケム・レイ氏の死は、反体制派という立場や日頃の言動からして、疑念を抱かせるものである」と発表し、カンボジア政府に対して、活動家たちの安全を保障する施策を実行するよう求めた。ケム氏と親密な2人の環境活動家は身の危険から逃れるため出国した。  なお、ケム氏が殺害される数日前、国際NGOのグローバル・ウィットネスの報告書において、フン・セン首相と彼の子供たちがカンボジアの大企業の多くと繋がっていることを述べていたことが、この事件の背景にあったものと多くが主張しているとクメールタイム ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年7月17日
      汚職 癒着 グローバル・ウィットネス
    • (c)Phnom Penh Post  カンボジアの仲裁評議会は先週、プノンペンのマレーシア系縫製工場「グローバルアパレル」とその従業員との間の争議について調停を終了したと、プノンペンポスト紙が報じた。  これに関して労働者運動共同同盟(CUMW)役員のスット・チェト氏は、「評議会の決定には驚いていない。従業員らの利益については誰も考えなかったということだ」と述べた。  従業員約600人は今月始めに雇用が終了され、他1200人の雇用契約については10月の工場閉鎖に向けて徐々に期限切れとなる予定だ。  評議会の声明によれば、従業員らに対してストライキ活動の中止と労働の継続が命じられたが、従わなかったという。  グローバルアパレルの代表は、「従業員らの契約が終了 ... [続きを読む]
    • 労働
        2016年7月4日
      縫製業 CUMW
    • (c)Khmer Times  カンボジア最大手商業銀行のアクレダ銀行は、先週、マスターカードアジアパシフィックと提携して、マスターカードのロゴのある世界中のATMで引き出し可能な金融サービス「アクレダマスターカード」を開始した。  先週金曜日に行われたアクレダ銀行とマスターカードによる共同声明によれば、「アクレダマスターカードではATMからの預金引き出しとPOSシステム導入店経由による支払いが可能になる。この電子カードには、VISAなども提供するような安全かつ最先端の技術が使用されている」という。  アクレダ銀行CEOのイン・チャンニー氏は、「アクレダマスターカードは国内の銀行史におけるデビットとカード・クレジットカードの成長を刺激するだろう」と話す。  マスタ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月28日
      NBC ACLEDA
    • (c)Khmer TImes  カンポットの水処理施設の起工式が14日に行われ、在カンボジア日本大使と工業手工芸大臣が出席した。  日本国際協力機構(JICA)の広報担当者がクメールタイムズ紙に話したところによると、この水処理施設が完成すれば一日あたり水7500立方メートルを浄化し、88.6キロ先にあるカンポット市の貧しい900世帯へ清潔な水を輸送できる。建設計画予算2113万ドルはすべて日本政府から拠出された。工場労働人材の育成費も含んだ内容だ。  先週のJICAの発表によると、JICAは1993年からプノンペン水道公社(PPWSA)とも共同で事業を展開しており、PPWSAが世界的に最も成功した水道事業者となるのに寄与した。またシェムリアップ州などにおいても、浄水への ... [続きを読む]
    • 日系
        2016年6月16日
      ODA JICA 工業手工芸省 国際協力 カンポット州 チョム・プラシット
    •  カンボジア最大級のフードサービス・ホスピタリティに関する国際的専門展示会、「CAMFOOD & CAMHOTEL EXPO‘16」が10月22日~22日まで開催される。  今年で5回目の開催となるこの展示会には、カンボジア国内からだけでなく、日・米・中・タイ・シンガポールなど、世界22カ国から約300社が出展予定し、海外企業が60~70%を占める見込み。  クメールタイムズ紙によると、カンボジア観光連盟と観光委員会の共同議長のルー・メン氏は、「海外からもたらされる最新技術や多くのコンペを通し、カンボジア国内の人材スキルが育成されることを期待している。また、業界人にとって自らの経験の共有や新しいビジネス機会を探る良いチャンスにもなるだろう」と話している。  同氏によれば「カ ... [続きを読む]
    • イベント情報
        2016年6月10日
      飲食業 レストラン カフェ ホテル 宿泊業
    • (c)Phnom Penh Post  6月9日~11日にかけて、プノンペンのダイヤモンド・アイランドのコンベンションセンターで、高まるカンボジアの建設需要を受け、インテリアデザインや家具類を展示する建設関連展示会「カンボジアン・アーキテクト・アンド・デコ・エキスポ・2016(the Cambodian Architect & Decor Expo 2016)が開催される予定だ。  国土整備・都市化・建設省次官は、「活況に沸くカンボジアの建設部門の現状と将来性を国内外に発表する機会としてイベントをサポートすることができて嬉しい」とクメールタイムズ紙に語った。  このイベントは数々の展示会を手掛けるタイのICVeX社とカンボジアン・ソサエティ・オブ・アーキテクツ社(Ca ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月30日
      国土整備・都市化・建設省 建設業 内装業 イベント
    • (c)Khmer Times  中国の「一帯一路」構想において、カンボジアは東南アジア諸国連合(ASEAN)の主役であり、ASEAN内でイニシアチブを取ることについて主要な役割を果たしていると中国外務省の関係者が語った。  「一帯一路」はカンボジア国家の開発戦略とも調和し、両国は空港、水力電気、送電網の領域で互いに協力しており、シアヌーク港での開発プロジェクトは協力モデルになると、前出の関係者が話している。  「一帯一路」とは、中国の習近平国家主席が去年提言したアジアとヨーロッパを結ぶ二つの経済圏構想。“一帯”は中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパにつながる「シルクロード経済ベルト」をさし、“一路”は中国沿岸部から東南アジア、インド、アラビア半島の沿岸部、アフリカ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月6日
      AIIB 中国 水力発電 一帯一路 シルクロード経済ベルト 21世紀海上シルクロード
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース