カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

News & Topics

    • (c)Khmer Times  カンボジアの物流部門を改善するため、公共事業運輸省のスン・チャントール大臣は物流委員会の設置を発表した。  これはJICA主催の「カンボジアのロジスティクスの現状と課題」セミナーでスン大臣が明らかにしたもので、物流業界のコストダウンと農業製品の国外競争力の向上を目的としている。第一段階として物流委員会発足のための民間企業と開発パートナーとの会合を23日に開催する予定だと言う。  専門家は物流部門の問題解決を管轄する特定の省庁がないことを指摘し、運輸省主導で様々な省庁から成る委員会の設置を提言した。  JICAの日本人専門家は「カンボジアはASEANでもメコン経済圏でも中心に位置する地理的な長所を活かすべきだ」と語ったとクメールタイム ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年5月14日
      物流業 JICA 公共事業運輸省 スン・チャントール 物流委員会
    • (c)YuJin Lim  カンボジアがアジアの虎へ。アジア開発銀行(ADB)はカンボジアを「虎」と表現した。ADBが発表したアジア経済見通し(Asian Development Outlook)によれば、カンボジアは好調な経済成長を2017年まで続ける見込みだ。  カンボジアは、アジアの工場として一気に主役に躍り出た。中国やその他のアジア地域が賃金上昇に悩まされる中、安く良質な労働力を市場へ供給し続けるカンボジアは、多くの投資家や企業を魅了し続けている。  かつて東洋のパリと呼ばれるほどの繁栄を遂げたカンボジアも、内戦の影が暗い影を落とし数十年。長きに亘る不遇の時代があった。しかし、ここへきて経済成長と貧困削減が劇的に進み、ついには、アジア随一の経済成長を遂げる国とな ... [続きを読む]
    • コラム
        2016年5月11日
      農業 ADB 貧困対策 製造業
    • (c)Khmer Times  マイクロファイナンス機関(MFI)、プリンス・ファイナンスのマネージングディレクター、ホン・ソラチャナ氏は、カンボジア中央銀行(NBC)によるリエル通貨の促進支援のため、全ての取引、手数料、ローンやスタッフの給与に自国通貨を使用すると先週の記者会見で語った。  ソラチャナ氏は、リエル通貨の利用促進はカンボジアの経済発展だけでなく、アイデンティティを守るためにも重要だと述べ、MFIはもちろん顧客に利益をもたらすと述べた。  カンボジア中央銀行は先週、自国通貨の活用が経済成長を押し上げると、リエル再開36周年を記念したフォーラムを開催した。最新のデータによると、ドル取引はカンボジアの総金融取引の約83%を占めている。  NBC副総裁のネ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年3月22日
      カンボジア中央銀行 NBC マイクロファイナンス
    • (写真引用:trip advisor)  観光専門口コミウェブサイト「トリップ・アドバイザー」上で行われた投票において、アンコールワット遺跡群が「人気のランドマーク」として1位に輝いた。2位にはペルーのマチュピチュ遺跡(去年は1位)、3位はインドのタージマハルが続いている。  今回、アンコール遺跡群が第一位を獲得したが、以前にも、この毎日世界中のから何万人もの人々が利用しているトリップ・アドバイザーのサイト上で行われた投票でにおいてカンボジアは1位を獲得している。今年3月には、シエムリアップの街が「人気の観光地(ベストデスティネーション)」としてアジア1位、世界2位にランクインしており、トリップ・アドバイザーの代表が表彰のためシエムリアップを訪れたばかりだ。  同代表によると、 ... [続きを読む]
    • 社会
        2015年6月8日
      観光客 シェムリアップ 旅行客 アンコールワット
    • 人民党のウェブサイト上で日本企業の大型投資案件が発表された。 今回発表された案件は、日本の大手ホテルグループ、ホテルオークラによるもので、ホテルオークラは約5億ドルを掛けてプノンペンのチョロイチョンワー地区の橋向こうに大型ホテルを開業する予定だという。 ホテルの名前がザ・オークラ・プレステージ・プノンペンとなることも合わせて発表された。 建設はTEHO Development Cambodia Pte LTD社が請け負い既に合意書に署名している。 ホテルは敷地の総面積が34,000㎡で、部屋数は250部屋になるという。 本記事は転載の許諾を得て掲載しております。
    • 日系
        2015年2月24日
      観光業 旅行業 日系 宿泊業 ホテルオークラ
    •  商業省と国営メディアによると、昨年のカンボジアの総貿易額は、貿易赤字が5億ドルに広がりつつあるものの、前年の159億ドルから13.8%増の181億ドルに達したと発表した。  12月30日付けの商業省の報告書によると、通信社カンプチア・プレスは、カンボジアの2014年の輸出額が79.6億ドルと、2013年の69億ドルから伸びたと報告。  同省のMao Thor国務長官は、「昨年は輸出用衣料品を生産する縫製工場が創業し、米やキャッサバ、トウモロコシなどの農産物が輸出されたことによる」と言い、これらの輸出増加は衣服品や農業分野の拡大によるものであることを明らかにした。また同氏は、「昨年の輸入額が2013年の90億ドルから104億3000万ドルに達したのは、衣料品生地や自動車、家電製品 ... [続きを読む]
    • 統計
        2015年1月9日
      縫製業 商業省 貿易
    • (c)Khmer Times  カンボジアと米国の間の貿易額は2016年に約30億ドルに達し、約24万人のアメリカ人観光客がカンボジアを訪れた。クメールタイムズが報じた。  カンボジア開発評議会(CDC)によると、米国からの直接投資額は、2015年に約750万ドルから2016年には約1億2200万ドルに増加した。  商業省のスポークスマンは、「米国からの投資増加はカンボジアの産業開発政策に起因する」と述べ、「米国はプノンペンに米国商工会議所があり、先月2017年のカンボジア国際ビジネスサミットを組織した」と付け加えた。  昨年7月、カンボジアは先進国向けの一般化された一般特恵関税制度(GSP)に基づき、バックパックやハンドバッグ等の旅行用品の米国への輸出に対してゼ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年4月1日
      二国間協定 貿易 カンボジア開発評議会 米国 米国商工会議所 一般特恵関税制度
    •  製造業が多様化し続ける中、カンボジアの電力供給は投資家にとって課題のままだ。クメール・タイムズ紙が報じた。  カンボジア開発評議会事務局長のソク・チェンダソピア大臣は、2017年のカンボジア国際ビジネスサミットで、「衣料品中心の6社と電子機器関連の70社強、計87社の日本企業が営業を行っている。日本企業の大部分は特別経済区(SEZ)内で運営しており、大多数はプノンペンとバベット、ポイペトである」と述べ、 「カンボジアは現在、水力発電所と輸入電力に依存するだけでなく、石炭火力発電やその他電力供給源も加えて電力供給を多様化している。特に活発な経済活動が行われている地域では、電力の価格と品質の改善を行っており、すぐに電力不足は解消し、価格も勝負できるだろう。2019年には自家発電で賄うこと ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年2月20日
      ソク・チェンダ 電力 カンボジア開発評議会 チア・セレイ カンボジア国立銀行
    • (c)Khmer Times  観光・物流・不動産などの成長の鈍化により、今後のサービス業の全体的な成長を脅かす可能性がある。クメールタイムズ紙は報じた。  カンボジア政府の報告によると、今年の業界別の成長率は、観光業で昨年2.2%から微増の3%、物流業は昨年7.6%から微減の7.5%、不動産業は昨年9.5%から8.2%と最も大幅な成長率の鈍化が予想されている。  経済財政省の長官は公開討論会で、「サービス業の成長の鈍化は構造的な問題で至急取り組まなければならない。関連する利害関係者や投資家と共に取り組んで対応しなければならない」と述べた。  また特に成長が見込まれる観光業について、観光地の単純なPRにとどまらず、商品やサービスの質、インフラの連動性、旅行の安全・ ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月26日
      観光業 建設業 不動産業 物流業 経済財政省 政策研究センター チャン・ソポール
    • (c)Phnom Penh Post  プノンペンポスト紙がトゥクトゥクメーカーを営むチェアン・ヴァンナ氏にインタビューをした。2006年、彼がプノンペンに小さな客車の組立ショップを開店した当時、ちょうどカンボジアの観光業が始動し、「トゥクトゥク」という名で愛される安価な客車付のバイク輸送が活況を呈していた。しかし、今年11年目に入り、チェアン氏は挑戦に直面している。より軽く、燃費の良いインド製の三輪トゥクトゥクへの変遷が著しいからだ。  彼によると、「最初10年間は毎月平均30台のトゥクトゥクを生産・販売したが、2015年には20台に減少、昨年以降は10台あれば良い状態になった。昔は、車両を間に合わせるため、顧客は少なくとも1ヶ月前に予約をしなければならなかったが、今では待 ... [続きを読む]
    • 経済
        2017年1月13日
      トゥクトゥク イージーゴー 旅客業 バイク 運輸業 三輪トゥクトゥク
    • (c)Khmer Times  商業省の広報官は、「カンボジアとベトナムは、両国の商業促進に向けた国境貿易協定に署名するため、ベトナム産業貿易省とカンボジア商業省との間で現在、同協定を締結する交渉に入っている」とクメール・タイムズ紙に述べた。  フン・セン首相は12月21日、両国間の貿易促進を目的とした2日間のベトナム公式訪問を終え、囚人の受け渡しを含む国境に関する懸案事項についても議論した。  広報官は、「国境貿易協定は、二国間の陸上貿易における現在の課題に取り組むもので、これは、他の国境との輸出入問題を円滑に進めるのに役立つ。両国ともに、正式な貿易協定において国境貿易の条項は既にあったが、これらは時代遅れだった」と付け加えている。  今年10月末までのベトナム ... [続きを読む]
    • 社会
        2016年12月26日
      商業省 ベトナム メイ・カリヤン 二国間貿易 国家最高経済評議会 世界貿易機関 チュオン・ダラ
    • (c)Khmer Times  大韓航空が24日、仁川-シェムリアップ間の全運航を来年2月から運休することを発表した。クメールタイムズ紙が報じた。  同社の発表によれば、需要の小ささと利益率向上のため、大韓航空は2017年2月初旬から仁川-シェムリアップ間の路線を運休する。  同社の担当職員は、「運休の理由は聞いていないが、シェムリアップへの便で価格競争が起こっているためだと思う。一時的な運休か永続的なものかは分からない。プノンペンへの便は運休しないようだ」と述べた。  仁川-シェムリアップ間の直行便運休は、カンボジアへの韓国人観光客減少を反映している。今年1月から9月で、前年比11%減の26万4000人の韓国人観光客が入国した。  カンボジア国家観光連盟の ... [続きを読む]
    • 観光
        2016年11月26日
      観光業 シェムリアップ 韓国 アンコールワット 空港 飛行機 大韓航空
    • (c)Khmer Times  カンボジア観光省によると、2016年上半期の観光客数において、ベトナム、韓国、ラオスが下落する中、中国、タイからの数は上昇している。  観光省統計部門の責任者は、「今年上半期、前年同期比2.6%増の230万人の外国人観光客がカンボジアを訪れ、上位10カ国は、中国、タイ、ベトナム、韓国、ラオス、米国、日本、フランス、英国、オーストラリアだった」とクメール・タイムズ紙に語った。  また同期において、ベトナムからの観光客数は3.6%、韓国、ラオスがそれぞれ17%、23%減少した一方、タイは23%、中国は18%増加したという。  その理由について同氏は、「タイは隣国であり、投資も多く、国境を横断するのが簡単だ」と述べ、「中国とは良好な関係を ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年8月7日
      観光客 観光省 カンボジア観光連盟
    • (c)Phnom Penh Post  国民議会は木曜日、商業航空権「第5の自由」の実行を許可する草案を承認した。これは、航空会社らは、自国と他国間の定期便の中継地としてカンボジアの空港を使用できるようになるものだ。  民間航空庁(SSCA)によれば、議会の承認はSSCAのロビー活動の成果であり、これによりカンボジア航空業界の成長と発展が促進されるという。草案は承認のため上院へ送られ、その後SSCAが現状変更をASEAN諸国に通知する予定だ。  プノンペンポスト紙によれば、「第5の自由」の承認はASEANオープンスカイ政策の一環であり、地域における航空移動の完全自由化と航空交通量の増加を目指すものだ。  カンボジア旅行会社協会会長のアン・キム・イアン氏によれば、カ ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年7月4日
      SSCA 空港 国民議会 民間航空庁
    • (c)Phnom Penh Post  世界経済フォーラム(WEF)は28日、競争力人材育成と実用的技能促進のための人材教育や訓練に関し、カンボジアのパフォーマンスが低いことを「人的資本レポート2016」で発表した。  カンボジアは人材開発ランキングにおいて、前回より3ランク下となる全130ヵ国中100位で、ラオスとミャンマーを除けばASEAN諸国のうち最下位だ。  レポートによれば、「個人の知識やスキルなどのカンボジア人材の潜在可能性は、経済価値を生み出すことができ、長期的に見れば他の資源よりもより重要だ」という。  年に一度公開される同レポートは、変わりゆく需要や競争的な国際経済に対応して各国がどのように人材を育成・配置しているかを順位付けしている。 (さらに ... [続きを読む]
    • 統計
        2016年6月30日
      人材 教育 エバージョブ
    • (c)Phnom Penh Post  米国の投資銀行モルガン・スタンレーが発行した最新レポートによると、カンボジアはVIP向けゲーム市場の収益成長において、世界をリードすると期待されている。  世界的なカジノのVIP売上高が8四半期連続で低下しているのに関わらず、カンボジアのカジノは2016年には39%増加することが予想され、マカオのマイナス成長が続く一方、カンボジアだけが 合計8100万ドル、第1四半期の成長率174%増だという。  香港に本社を置くCIMB証券のゲームのリサーチアナリストは、中国の継続的な反腐敗キャンペーンがカンボジアのカジノに恩恵を与えている」と述べ、「今のVIP市場のトレンドは、マカオ離れが進んでより多様化しており、地域の周辺市場がカンボジアに ... [続きを読む]
    • 経済
        2016年6月19日
      ナガワールド カジノ
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース