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  • 経済
  • 2019年3月22日
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15年続いたカンポット・ケップ塩協会が解散危機 カンボジア[経済]

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(c)Khmer Times

 15年続いたカンポット・ケップ塩協会は、会員の3割が退会することを受け、3月末に解散するという。クメールタイムズ紙が報じた。

 同協会よると、カンポットとケップには塩生産者が200世帯おり、4800ヘクタールの土地で塩を生産している。一部の会員から収穫情報を収集できなかったことから総生産量の公式数値は無いが、需要は年間8万トンから10万トンあるという。

 同協会のブン・バラン理事は、「少なくとも3割の会員が退会した。協会の関与が無くても自分のビジネスが上手くいくと思えば退会を望む。協会として存在できない」と述べた。

 塩袋(約50キログラム)は、地元の市場で現在2.5ドルから3ドルで売買されているが、前年は4.25ドルだった。

 同氏は、「非会員の方が自分たちより高い利益を得ていると思っている。協会の一員ではない何人かのビジネスマンが自分たちよりも多くの金を稼いでいるからだ。協会は常に全会員の利益を念頭に置き、公平公正に扱っている」と付け加えた。

 生産者にとって有利な価格となるよう、同協会では塩の売買価格を統制していたが、退会した生産者には同協会からのサポートは受けられなくなる。

 25日に行政関係者がこの問題について協議するという。

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