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  • 経済
  • 2020年11月16日
  • カンボジアニュース

ツバメの巣の輸出には、加工工場への投資が必要 カンボジア[経済]


(c)Heng Chivoan

 農林水産省の高官は、中国に対するツバメの巣の公式な輸出に向けて、加工工場により多くの投資が必要だと語った。プノンペンポストが報じた。

 中国の規制当局からカンボジアに税関評価に関する質問表が届いており、専門家と関連部門の責任による作業部会が年末までに回答を作成することになっている。

 同省のニン・チャイ農業局長は、「現時点では、ほとんどの製品が家族経営で製造されていることを考えると、国際基準を満たすことができる加工工場は無い。急いで返答すれば拒否されるリスクがある」と述べた。

 最近署名された中国とのFTAが発効されれば、カンボジアのツバメの巣の輸出が増加すると予想される。

 カンボジアツバメの巣連盟のナン・ソティ会長は、高品質な加工業者が不足していることを認識した上で、「国際市場での東南アジア商品の高値に支えられ、このセクターへの投資の成長は確実に勢いを増す」と述べた。

 同氏によると、カンボジアには少なくとも3000軒のコロニー(集団営巣地)があり、未洗浄のツバメの巣は現在1キログラムあたり500~800ドル、洗浄されたものは品質に応じて1800ドル~3500ドルの価値がある。また、収穫の約7割は中国などへ非公式な方法で輸出され、残り3割は国内で消費されるという。

 ブルームバーグが2013年8月、東南アジアにおいてはインドネシアとマレーシアが主要なサプライヤーであり、ツバメの巣の需要は、年間売上高が50億ドルにも上る世界市場を生み出したと報じている。

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