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  • 経済
  • 2020年8月4日
  • カンボジアニュース

自転車輸出量と内需の増加 カンボジア[経済]

20200804
(c)Phnom Penh Post

 カンボジア関税消費税総局(GDCE)によると、今年上半期における自転車輸出額は2億4170万ドルとなり、2019年の総輸出額4億1250万ドルを超える可能性がある。プノンペンポストが報じた。

 上半期に輸出された自転車110万台うち半分以上がEUに、残りは主に米国や英国、日本に輸出された。一方、同時期に輸入した自転車は19万2397台、合計434万ドルとなっている。

 カンボジア国立銀行(NBC)の報告書によると、上半期の自転車輸出量は前年同期比で18%増加している。

 一方、カンボジア王立アカデミーの研究者によると、自転車の輸出市場は飽和状態に達する可能性があり、長期的な経済成長を維持することは難しいだろうという見解がある。

 カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会頭によると、新型コロナウイルスによりソーシャルディスタンスが重視され、健康に新たな焦点が置かれる時代になったことでサイクリングの需要が急増しているという。

 リム副会頭は、「カンボジアの自転車組み立て工場はほとんどが台湾の投資家により所有されている。投資しやすい法制度と豊富で若労働力は、自転車工場の魅力的な投資先となるはずだ」と述べた。

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