(c)Phnom Penh Post
配車サービス大手のグラブは3月23日、プノンペンでのバイクサービスの正式ローンチを発表した。また、プノンペンで「グラブ・トゥクトゥク」と、シェムリアップで「グラブ・レモルク(Grab Remorque)」と呼ばれる企業向けに牽引車を貸出すサービスの試行開始する。プノンペンポスト紙が報じた。
トゥクトゥクサービスの基本運賃は2000リエル(0.50ドル)からで、1キロメートルあたり1200リエル(0.30ドル)を加算。この価格は、同サービスを提供する競合他社、パスアップ(PassApp)やエクスネット(ExNet)の料金よりわずかに高い。
一方で、グラブバイクの料金も、試行段階では2500リエル(0.63ドル)で設定されていたが、正式ローンチ後は1000リエル(0.25ドル)で利用できるようになった。
パスアップの創設者であるトップ・ニモル氏は、自社の競争力について、「圧倒的な低価格」を挙げていたが、グラブの値下げを受け、「我々にとって、重大な影響かどうかはまだ分からない。我々ができることは、全力を尽くすことだ」と話した。
米国のブルームバーグ・ニュースは、グラブは今週、ライバルのウーバーから東南アジアの株式を購入すると報道した。