カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 経済
  • 2018年1月20日
  • カンボジアニュース

プノンペン―ポイペト間の鉄道工事 2018年末までに完成へ[経済]

news_201801192
(c)Khmer Times

 公共事業運輸省の報告書によると、プノンペンからタイ国境のポイペトまでを結ぶ鉄道の工事が、2018年末までに完了する。クメールタイムズ紙が報じた。

 同省の広報官は、「7月までの完成を目指している。残りの修理は130キロで、推定コストは2000万ドル。同線は、国内に2つしかない鉄道の1つで、プノンペンとプレアシアヌーク州を結ぶもう1線は、既に稼働中だ。鉄道の約60%が完成しており、タイとの交渉はすぐに終了する。全てが計画通りで、今は、仕事のスピードアップが先決だ」と述べた。

 鉄道完成後には公式式典が予定されており、タイからの寄付として四輪列車が与えられる。

 両国間の貿易額は前年比2017年に55億ドルとなり、2020年までに二国間貿易を3倍の150億ドルにすることを公約している。プノンペン―ポイペト鉄道は、両国間の貿易と人の移動を促進する上で重要な役割を果たすと期待されている。

関連記事
経済
中国、カンボジアと周辺国を結ぶ高速鉄道インフラの開発に4134万ドルを提供[経済]
(08月15日)
経済
プノンペン-シェムリアップ高速道路の実現可能性調査がまもなく開始[経済]
(03月30日)
社会
トラックの4分の1が過積載 カンボジア[社会]
(10月07日)
社会
シェムリアップの道路インフラに予算1億5000万ドル承認[社会]
(09月10日)
経済
物流インフラの近代化と改革の必要性 カンボジア[経済]
(08月27日)
経済
無許可で営業していた自動車修理工場40件が営業停止処分 カンボジア[経済]
(08月26日)
あわせて読みたい
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(4/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(3/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(2/4)
特集
陸路国境ポイペト、 混沌からの脱却なるか~カジノと国境交易で栄えたカンボジアの”陸のカオス”が、 日系企業が主導する「タイ+1」の新たな製造拠点に?変貌の過渡期にある国境の街の今~(1/4)
特集
スン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣が語る、カンボジアの努力と発展の可能性
経済の最新ニュースランキング
最新ニュース
ここ1ヶ月で注目度の高いニュース