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  • 経済
  • 2017年7月4日
  • カンボジアニュース

カンボジア―ミャンマー 観光協定締結か[経済]

 カンボジアとミャンマーは、両国の古代寺院への観光計画のため、観光協定を結ぶ予定だ。クメールタイムズ紙が報じた。

 このキャンペーンは「2つの国、1つの目的地」と評され、有名な寺院があるカンボジアのシェムリアップ州とミャンマーのバガンへの訪問を促す。

 観光省の副総局長は、「この動きは最近、両国の観光大臣によるシェムリアップでの会合後に起こった。ミャンマー側と協力して、アンコール・バガン観光協定の詳細を確定する」と述べた。

 2018年のASEAN観光フォーラムで同協定に合意する予定だという。

 アンコール・バガン観光協定実施委員会のメンバーは、「アンコール・バガン観光計画のため二国間協定を交渉する。アンコールワットとバガンは自然の特徴が似ており、同じ世紀に設立された。エミレーツ航空がドバイからミャンマーのヤンゴンを経由してプノンペンへの定期就航を明らかにした後、タオン・コン観光大臣がミャンマー側と会談し、『カンボジアとミャンマーの世界遺産を結びつける機会だ』と述べていた」と語った。

 カンボジア国家観光連盟のホー・バンディ会長は、「このキャンペーンは、両国の観光客を増やすだろう。これは、既にカンボジア―タイ間で結ばれた観光モデルと似通っており、素晴らしい。ヨーロッパや中東の観光客をミャンマーとカンボジアに運ぶエミレーツ航空は、同計画に多大なる貢献をする」と話している。

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