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トップが語る、カンボジアビジネス(2019/6月発刊10号より)
シンガポールのビジネスマンが、カンボジアでホテルを運営する理由(1/2)
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カンボジアの数あるホテルの中でも有数の人気を誇り、サービスアパートメントホテルとしての一面を見せるヒマワリホテル。シンガポールや米国で育った親日家のアンドリュー・テイ氏はどのような経営を行い、人気ホテルを生み出したのか。事業にかける思いは、穏やかで分かりやすい言葉で語られた。

カンボジアで起業を志したきっかけ

シンガポール在住だったビジネスマンがカンボジアに来た理由とは。

 1995年に両親とともに初めてカンボジアに訪れました。その際は、社会見学のつもりでした。当時、私はシンガポールに在住していましたが、シンガポールからカンボジアへ渡航客はほとんどいませんでした。当時のカンボジアは政治事情も整っておらず、危険だったからです。しかし、私は近隣諸国の国際情勢について、普段から勉強を怠らず、またシンガポールで軍隊での訓練の経験がありました。何か起きても自衛できるという考えの下、カンボジアに訪れたのを覚えています。そして、その旅行中に両親が私に不動産投資話を持ち掛けてきました。それがヒマワリホテルの始まりといっても過言ではないです。

 その後、1997年に再度、貿易の仕事でカンボジアに訪れました。大学でホテル経営学について学んでいた私は近隣ホテルが少なく、アクセスも良い立地から両親と共にホテル事業へ踏み切ることにしました。

 当初ホテルは共同出資で建設され、出資者であるマレーシア人とシンガポール人の管理下にあり、ミカサホテルと名付けられました。建設は2001年に終了しましたが、私は当時出資を行っただけだったので、従業員としてミカサホテルでは働いていませんでした。

 しかし、2005年にミカサホテルがシンガポール資本になり私はオーナーとして働くことにしました。

 そして、名前をヒマワリホテルサービスアパートメントに変更したのが、ヒマワリホテルの始まりです。

シンガポール資本のホテルがヒマワリと名付けた理由とは。

 ヒマワリという名前を付けた理由は、常に輝く陽気さ、親しみやすさ、そして輝く太陽の光の下で咲くヒマワリのベッドのような華やかさに由来しています。

 私はシンガポールで育ちましたが、幼いころから日本のビジネスマンを多く目にしてきました。彼らは優秀で真面目で優しく、私の目からみて輝いていました。両親に誘われずとも何か自身で事業を行いたいと思っていましたが、日本を代表するヒマワリ又はサクラは何かしらに使用したいと考えていました。

 ヒマワリホテルは広い客室と快適なベッドルーム、綺麗なリビングルーム、設備の整ったキッチン、広いベランダで構成されています。普段最も使用される客室でも56平方メートルの床面積があり、エグゼクティブスイートやプレミアムスイートの客室は89~175平方メートルを誇ります。

 トロピカルガーデンの上にあるヒマワリの建物は、モダンなクメール建築と居心地の良い国際的な芸術性が融合したもので、ほとんどの客室から川とホテル庭園を見渡す景色が楽しめます。日本人は特に海外の文化を尊重した旅行者やビジネスマンが多いためカンボジアの文化も触れることができるような装飾にしました。私もカンボジアでビジネスを行う以上、カンボジアの文化を尊重した結果、今の形となりました。宿泊される日本人やほかの外国人の方も大変喜んで頂いています。

カンボジアで親しまれるホテルとなる

ヒマワリホテルで大切にしたものはホスピタリティだった。

 私はホスピタリティを大切にしています。その結果が、顧客ニーズを満たすための分析ですね。2005年頃はカンボジアの治安は良くなってきてはいましたが、まだまだ、外国人観光客は少なかったです。そのため、顧客が求めるニーズが掴みにくく、どのようなホテルにしようか日々悩んでいました。そこで、単純に外国人客が来ているホテルに行って分析すればいいと思いました。近隣のホテルに行き、あらゆる分析を行いました。置いてある商品、サービス内容、スタッフの接客態度、受付の対応時間など本当に多岐にわたり分析を行い、改善し、すぐに実行しました。

 他のホテルでは準備しているのに、ヒマワリホテルで準備していない商品があればすぐに揃えましたし、スタッフの教育方法の変更、勤務時間の変更です。

 その結果、なんでも揃い、スタッフも常に笑顔で、さらに、最も遅い時間までお客様を対応できるホテルになったことで自然とお客様は増えていきました。それで増えなければタイにでも行って分析していたでしょうね。

 特に、分析をする上で重要だと感じたのはカンボジア人スタッフの対応です。ホスピタリティのことですね。

 当時のスタッフの対応は本当にダメでした。お客様は旅行やビジネスの合間にホテルに宿泊します。数時間でもお客様に疲れを癒してもらわなければならないのに、無作法な態度をスタッフがとると最低のホテルになってしまいます。スタッフの教育には本当に力を入れました。1人1人のお客様に向き合って仕事をすることで自然とやらなければいけないことは見えてきます。

 また、当ホテルは積極的に外国人のインターンを受け入れています。外国人から学ぶホスピタリティはとても重要だからです。

 実際、今、ヒマワリホテルには外国人のインターンがいますが、忌憚のない意見をもらいます。ヨーロッパ人や日本人、中国人など人種によって求めるサービスの違いはあり、全てを満たすのは大変難しいです。

 しかし、外国人と一緒に働くことで外からも中からも改善できるように努めています。

 

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MCHA Co.,Ltd (Himawari Hotel Apartments)
Director
アンドリュー・テイ
Andrew Tey
学生時代をシンガポールで過ごし、大学ではホテル経営について学ぶ。大学卒業後、両親の助言を受けて、ヒマワリホテル経営のためにカンボジアに移住。現在は、ヒマワリホテルの最高責任者を務める。
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