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マレーシア観光・芸術・文化省が行う観光キャンペーン、「Meet in Malaysia」開始の記者会見において、旅行バブルの可能性を秘める国が発表され、その中にカンボジアも選ばれた。しかし、その数日後、カンボジア政府は同国からフライトを一時的に停止すると発表した。クメールタイムズが報じた。
マレーシア観光省のナンシー・シュクリ大臣は、旅行バブルの可能性を秘める国としてカンボジアのほか、オーストラリアやブルネイ、中国、香港、日本、ニュージーランド、韓国、タイ、ベトナム、マレーシアをあげ、政府主導による観光キャンペーンを実施すると発表した。
シュクリ大臣によると、選ばれた国は貿易活動やビジネス、出張者、外国人観光客の流入などにより経済成長が見込まれる可能性に基づいて選出されているという。
しかし、これとは逆にカンボジア政府は、8月からマレーシアからのフライトを一時停止すると発表した。最近のカンボジア国内における新型コロナウイルス感染者の多くが、ロシアや中東からマレーシアを経由して入国しているからだ。