(c)Phnom Penh Post
中国人観光客がカンボジアの観光産業の好況を大きく後押しした。プノンペンポスト紙が報じた。
観光省の年次報告書によると、カンボジアを訪れた中国人観光客の数は、昨年、46%増加し約120万人となった。これは、昨年のカンボジアへの観光客数の全体560万人の21%以上を占めた。これにより、中国は観光客数でベトナムの約84万人、ラオスの50万人、タイの40万人を大きく上回った。
ベトナム人観光客数が前年から13%減少したが、中国人観光客の急増がカンボジアの観光産業の好況を大きく支えた。また、ラオスからの観光客数も36%以上増加した。
カンボジアを訪れた観光客の総数は11.8%増加し、2016年と2015年のそれぞれ6.1%と7%の成長率を上回った。カンボジアから国外への観光も前年から22%増加し175万人になった。