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カンボジア縫製業協会(GMAC)によると、カンボジアは米国と中国の間で進行中の貿易戦争から恩恵を受け、特にカンボジアの旅行商品の輸出が増加する可能性が高い。クメールタイムズ紙が報じた。
米国は160億ドル相当の中国輸入品に対し25%の関税を課している。
GMACの副会長は、「米国と中国の貿易戦争が本格化する中で、トランプ大統領による重い関税を避けるために、多くの企業が中国からカンボジアをはじめとする安価な労働力を持つ地域へ労働移転するだろう。カンボジア製品はさらに利益を得ることになる」と述べた。
カンボジアの衣料品や靴(英国の主要輸出品)は、1974年以来GSPプログラムにはまだ含まれていないが、2016年7月、カンボジア製の旅行用品が米国のGSPプログラムに含まれた。
商業省によると、衣料品および靴製品の輸出は、上半期に9.3%増加し、37億ドルに達した。米国とEUは合わせて、カンボジアの衣服と靴の輸出総額の72%を占めた。