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フランスのNGOであるFondation Prospective Innovation(FPI)によると、多くの仏国企業が衣服、繊維、観光、農業分野への投資を求めカンボジア進出する可能性がある。クメールタイムズ紙が報じた。
元仏国首相であり現FPI代表であるジャン=ピエール・ラファラン氏は、「急速な経済成長を遂げるカンボジアの実質的な労働力と豊富な天然資源を背景に、長期投資に好ましい場所だ。300以上の仏国企業がカンボジアの衣服、繊維、農業、観光セクターに投資し、カンボジアのEUへの輸出増加をもたらすだろう」と述べている。
パン・ソラサック商業大臣は、9月18日から21日に開催されたアパレル・ソーシング・パリ2017・エキシビションに代表団を派遣し、「カンボジアは関税や税金なしにあらゆる種類の商品をEUに輸出することができた。すべての仏国企業がカンボジアと良好な協力関係を継続し、我が国の産業にさらに投資するよう誘致する」と述べた。
カンボジアの関税消費税総局によると、2015年の衣服及び履物の輸出額は2015年の68億ドルから2016年には7.2%増の73億ドルとなっている。また商務省の統計によると、EUへの衣料品輸出は14%増加して、2016年には38億ドルとなった。