(c)Phnom Penh Post
電子決済サービスプロバイダ(PSP)の新規参入事業者であるスピードペイは、PSPの最低資本要件の法改正に則り、新たにライセンスを供与された。プノンペンポスト紙が報じた。
同社はまだサービスを提供しておらず、リム・サンバット会長はローンチ時期の明言を避けたが、「法律を遵守した会社であることを証明するため、すぐに会社設立した。市場は混雑しているが、チャンスはある。参入に向けて明確な戦略を立てる」と話した。
中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)のチア・セレイ総局長は、「カンボジアではスマートフォンが銀行口座よりも一般的なため、NBCはデジタル決済プラットフォームを増やし、現金への依存を減らすことを望む。銀行とマイクロファイナンスのデジタルソリューションは過去10年間で改善したが、PSPはまだカンボジア都市部に限られている。我々はサービス提供者にライセンスを付与し、これらの金融サービスが農村部や従来の金融サービスにアクセスできない人々に届くようにする」と述べた。
今年6月、NBCはPSPの規制を強化し、すべての企業に少なくとも200万ドルの登録資本金と、うち5%をNBCに預託するよう要求している。PSPライセンスは6年間有効で、年間ライセンス料は5000ドルだという。