カンボジアに進出する日系企業のための
B2Bガイドブック WEB版

  • 労働
  • 2017年6月14日
  • カンボジアニュース

工場労働者の死亡事故 発生から2週間なるも基金から補償金支払われず[労働]

news_201706142
(c)Phnom Penh Post

 プノンペンにある台湾系の縫製工場で労働者が死亡してから約2週間が経過したが、国家社会保障基金(National Social Security Fund=NSSF)は家族へ補償金を払っていないと被害者の夫は語っている。プノンペンポスト紙が報じた。

 43歳の労働者が5月31日に突然死亡したのは、20人以上の労働者が工場で気絶した事件がきっかけだと言われている。

 労働法によれば、NSSFは死に至る労働傷害の場合、葬儀手当として1000ドルの支払いをする義務があるが、死亡した従業員の家族はNSSFから補償についての連絡はきていないという。

 同社の人事担当責任者によると、犠牲者の家族に葬儀費用のために会社として500ドル、その他同僚からの義援金も加えて、合計1200ドルを与えたという。 

関連記事
政治
カンボジア、タイとの全貿易停止を通告 国境封鎖を巡り対立深まる[政治]
(06月30日)
経済
カンボジアの縫製輸出、22%増の一方で駆け込み需要の反動懸念も[経済]
(06月09日)
政治
フン・マネット首相、インフォーマル経済制度化の進捗と今後の戦略を表明[政治]
(06月03日)
政治
タイ・カンボジア国境で銃撃戦、カンボジア兵1名死亡[政治]
(05月29日)
社会
カンボジア、GDP比でASEAN最高の送金依存国に—ESCAP報告[社会]
(05月02日)
労働
カンボジア職業訓練プログラム、11万人超登録──就職率向上が次の課題に[労働]
(04月28日)
あわせて読みたい
特集
カンボジア人の声 JC Agricultural Cooperatives Co.,Ltd ジェネラルオペレーションオフィサー ノウン・クンティー
特集
カンボジア人の声 AIA生命保険 ファイナンシャルプランナー チェア・チャンメトレイ
特集
カンボジア人の声 ケーマインターナショナル総合病院 産婦人科 チャン・チャンノエウン 
特集
カンボジア人の声 協和製函 ホート・アムセイン
特集
カンボジア経済データ(2017/7/10更新)
労働の最新ニュースランキング
最新ニュース